団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

長生きが怖いという60代女性

2021-10-03 05:59:02 | 老後の生き方

読売新聞の「人生案内」に相談したひとり暮らしの60代半

の女性、父はすでに亡くなってるが母は90代で認知症を経て

脳梗塞になり意識がないまま入院してるという、子供のころは

分の年齢になれば死んでいると思った、確かにそのとうりで

ある。

 

もし自分が長生きし、認知症で寝たきりになっても子供は自分

ちの生活で精一杯で介護は期待できない、年金と少ない貯金、

設に入る余裕などない、その貯金も80歳まで生きたら底を

つく、70代で一瞬のうちに死ぬのが願いだが難しい、「長生

きが怖い」まさか老後にこんなに悩むとは、長い人生どう生き

るべきかという相談内容である。

 

 

実際、長寿を喜べない高齢者が増えているのは事実である、複

の病気を抱えている人、介護を受けている人、経済的不安を

抱えている人、社会的に孤立している人、又本人の意思に反し

て生かされている高齢者など死にたいと漏らす高齢者が目立つ

ようになったと言う医療関係者も多い。

 

 

この相談に対しての回答は「今できることから始めてください、

生死を考えるより少しでも働くことです、労働力の側に身を置

のは社会的にも今の課題にかなっています」現在働き方改革

で高齢者の就労促進が問題になってるだけに適切な回答と思う

が果たして相談者の心理はどうだろうか?考えさせられる内容

である。