正さん日記

世の中思いにつれて

また、二世議員ばっかりの自民党総裁候補

2012-09-12 11:54:22 | 政治

 自民党の総裁候補者は、谷垣禎一総裁が無念の不出馬になる中で、5名の立候補がありそうだ。石破茂、町村信孝、石原伸晃、安倍晋三、林芳正の5氏が名乗りを上げている。

 現総裁の谷垣氏もそうだが、この5人全員が二世議員であることに先ずは驚き、やはり自民党はジバン、カンバン、カバンの3つが揃った二世議員でなければ偉くなれないのかと、改めて認識した。また、これらの父親、祖父が、石原氏が、父が東京都知事の石原慎太郎氏以外、全員が官僚出身であることも特徴だ。どうも、自民党は政権党時代から、官僚に「おんぶにだっこに風車」と言われているゆえんだろう。

 従って、父、祖父らの七光で議員になり、ここまで党内で地盤を築いてきたが、その本当の実力ともなると責任ある立場にならなければ分からない。そんなことはない、5人の候補者全員が、これまで党役員や閣僚を立派に務めてきたではないかという声もあろうが、安倍晋三氏が首相を投げ出した時のこと1つとっても、逆境に弱いことが想像される。ちなみに安倍氏の後の二世議員福田康夫、麻生太郎両氏も、首相時代の言動を思い返せば、似たかよったかであろう。

 福田氏が辞める時の記者会見で、「あなたたちとは違うんです」と差別的セリフをはき、その傲慢ぶりが批判されたが、多分、二世議員は、それなりに学問や知識はあったとしても、リーダーに欠かせない人格、識見ともなるとほとんどがアウトのような気がする。子供から現在に至る中で、甘やかされて生きてきたので、庶民の気持ちが分からないのではなかろうか。

 この中から、若しかしたら総理大臣が誕生する可能性が濃厚だ。ただ、総理ともなると、真の実力が白昼のもとにさらされる。お里が知れないようにがんばれるか。「関連:9月9日

 

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1 コメント

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no trust (noga)
2012-09-13 16:10:46
意思がなければ、意思に注目が集まることはない。
選挙を何度も繰り返しても、意思選びにはならない。
単なる肉体の選出におわる。品評会か。

意思のない所には、方法がない。
意思は未来構文の内容である。
日本語には時制がない。
日本人には未来時制の内容がない。

西洋の神は意思と力を示す。
ソドマとゴモッラの町は、焼かれて無になった。
日本の神は、出雲に集まって談合をしている。
決められない政治の始まりである。個人 (個神?) 判断ができない。

意思がなければ責任がない。
殺意がなければ、人は死んでも殺人罪には問われない。
死刑執行人のようなものである。

日本人には責任がない。
この国がひっくりかえった時にも、責任者は出なかった。
意思がなければ、責任もない。
日本人は、責任者・指導者には適していない。
だから、指導者選びは難しい。

意思はなくても恣意がある。
恣意は文章にならない。それで、辻褄の合わせられない腹案となる。
だから、人々の信頼は得られない。

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