正さん日記

世の中思いにつれて

産休制度提起の宮崎議員が不倫を肯定し辞任表明

2016-02-12 13:16:18 | 政治

 女性タレントとの不倫疑惑を週刊文春に報じられた自民党の宮崎謙介衆院議員(35・京都3区)が12日午前、国会内で記者会見し「信なくば立たず。国会議員のはしくれとして、自らが主張してきたことと軽率な行動のつじつまが合わないことを深く反省し、議員辞職をする決意を固めた」と述べ、議員を辞職する考えを示した。  

 多分、自身所属する二階派の幹部に詰め腹を切らされたのだろう。二階派の幹部には、伊吹文明元衆院議長や河村健夫衆院議運委員長など自民党の中では比較的良心派と思われる人物がいて、宮崎議員の行為は国会議員の前に人として恥ずべきもので、議員辞職しかないと判断したと思うが、それ以上に政府・自民党に対するイメージダウンを最小限に抑えるため早期の決着を図った感もある。

 宮崎議員は臆面もなく、この女性タレントとの関りをあっさり肯定したが、女性とは、まだ会って間もない内の不倫であり、妻の出産を間近にしての不適切行為は父親になる身を自覚しないそれこそ反イクメン的行為である。その人物が、国会議員の産休制度を求めるとはちゃんちゃら可笑しい。

 宮崎議員は、件の女性タレントとは別に付き合っている女性がいると述べたようだが、呆れて物が言えない。国会議員辞職は当然すぎるほど当然だ。

 宮崎議員は、「いつか大きくなって帰ってくることができれば、という思いだ」と述べ、政界復帰に含みを残したとのことだが、最早復帰はむずかしいと思うし、このような人間が国会議員になるほど人材難とは思わない。

 新潟で美人過ぎる議員ともてはやされている妻の金子恵美衆院議員(新潟4区)は出産したばかりでダメージは大きいと思うが、さすがに気の強さは人に負けず、宮崎議員が「やり直したい」と話したのに対し、金子議員は、「じゃあ、恥をかいてきなさい」、「しっかりしなさい」と話したという。

 とんだ国会議員の産休制度提起のおそまつな結末だった。「関連:2月11日

 

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