昨晩、W杯カタール大会でE組の日本は、強敵ドイツとの初戦で2-1とまさかの逆転勝利、これ以上ない好スタートを切った。
前半、キーパー権田の捨て身のプレーも不運にもPKを与えドイツにリードを許した。
後半、ドイツの猛攻を交していた日本だが、残り時間も少なくなり、見ている側もあせりが出始めていたが、冷静なのは選手と監督だった。
森保一監督は、選手を規定いっぱいの5人代え、後半30分に交代したMF堂安が同点ゴール、同38分に同じ途中出場のFW浅野が見事な右サイドからの逆転ゴールを放ち、優勝4度の強豪から歴史的な勝利をもぎ取った。
勿論、日本はこの試合を落すと予選突破が厳しくなるため勝つか、引き分けしかなかったが、世界的にみると日本の勝利を予想したのは少数だったと思う。
従って、日本の勝利は、アルゼンチンがサウジアラビアに負けたのと同様、番狂わせとして受け止められた。
日本には絶対勝てると確信していたドイツは、まさかの逆転負けで大きなショックを受けただろう。
これで日本は、次戦のコスタリカ戦に勝利すれば、予選突破が見えてくる。敗れたドイツは次戦が世界ランクで上位のスペインだが、予選突破には絶対勝たなければならなくなった。
後半、切羽詰まったところまで負けていた日本の逆転勝利で、深夜の東京渋谷や、大阪道頓堀など日本中が若者を中心に歓喜に浸った。「関連:11月22日」