スリランカの自爆テロによる犠牲者は、日を追うごとに増え370人に達した。この中で日本人犠牲者の高橋香さんが今日無言の帰国をした。
スリランカ当局は、自爆テロに関わったとしてイスラム教徒60人以上を拘束した。実行犯は、国内のイスラム教過激派8名とほぼ断定している。
ただ、これらの国内組織は、イラク、シリアを拠点にしていたイスラム教過激組(ISと強固に繋がっていて、ISの指導による可能性が高いと見ている。
イラク、シリアに足場を無くしたISは、拠点を広げていて、フィリッピン、インドネシア、バングラデシュなどに国内組織を作らせているらしい。
今回のスリランカも、これらISと繋がった国内の過激派組織が起したと見られているが、今後、他のアジア諸国に飛び火すると、アジアが中東化する恐れが多分にある。
今回の事件により、またもイスラム教に対する偏見が広がる恐れが出てきた。
また、今回、スリランカに居住していた日本人女性が犠牲になったが、フィリッピン、インドネシアなどには、ビジネスなどで多くの日本人が永住や、短期滞在をしており、注意することが必要になっている
何時になったら、ISを壊滅することができるのか、まだまだ先が長いような気がする。「関連:4月24日」