18日夜10時22分頃、山形県沖を震源とする地震発生で、新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱を観測です。夜間の地震で糸魚川よりも震源地に近い上越では震度3で、娘の家では大きな揺れよりも就寝の孫が携帯アラームでビックリし怖がっていたそうです。
私といえば震度2に鈍感で気づくことなく、けたたましいアラームに驚き、その後の緊急地震速報を注視です。地震発生直後には日本海沿岸に「津波注意報」が発表され、糸魚川市広報無線で注意を呼びかけるなど、海沿いの住まいだけに不安な一夜です。
一夜明けて山形県鶴岡市や村上市の被害の全容が少しづつ伝わり、専門家によると今回の地震の震源は「日本海東縁ひずみ集中帯」で、地殻を東西に圧縮する力が働き、断層が上下方向にずれ動いた逆断層型の地震だそうです。また遠くからのお見舞いメールなどに感謝申し上げます。
ところで17日は夜空を照らす満月“ストロベリームーン”でしたが、「日本で満月が見られる日は、地球の裏側のブラジルでも満月で、月は地球の誰に対しても、同じ顔を見せてくれます。遠く離れた場所にいる誰かと、同じ月を見上げているかと思うと、それだけで心がつながっていく気がします」と、そんな書き込みがありました。
そして満月の前後に地震が発生する確率が高いと書き込んでいるブロガーも多く、16日にはニュージーランド付近ケルマディク諸島でM7・4の大きな地震発生でした。さらに地震の度に気になるのは停止中とはいえ、使用済み核燃料のある柏崎刈羽原発のことです。緊急時の混乱の中での素早い「異常なし」の東京電力を100%信じることもできず、余震と合わせて注視してゆかねばならないことを痛感の一日です。
「ともにさく、新潟ニュース」6月19日号