すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

イージス・アショア2基予算と小中学校のエアコン設置

2018年07月25日 | 日々思うこと

2週間前、イージス・アショア2基約1600億円と書き込みましたが、23日夜のTV番組で総額6000億円以上になることを取り上げておりビックリです。防衛省の試算では、米国から購入するミサイル発射システムや最新鋭レーダー、デッキハウス(建物)などの主要装置に加え、イージス・アショア自体の防護対策や弾薬庫など関連施設も必要となるため、当初の想定以上に費用が膨れあがるというから驚くばかりです。

昨日の小中学校のエアコン設置率についての追記です。文科省がまとめた新潟県における29年4月1日現在の設置状況の資料をキャッチです。これによると、湯沢町・聖篭町・刈羽村の100%に続き、出雲崎町や前年度0%であった白根市が100%となっています。

どうも自治体の財政力だけではなさそうで、トップリーダーの考えによるところも大きいことが伝わってきます。予算付けの優先順位として、学校でのエアコンは子どもたちには贅沢で暑さ寒さに耐えるといった教育方針の方にも問題があるようです。

昨夜、下の孫に教室の暑さをたずねると「扇風機はイミない!(効果がない)」と返ってきました。ついこの間まで叫ばれていた糸魚川市の“子育て日本一”ですが、ユネスコ世界ジオパークに押されて、人が大切にされるきめ細かな施策が希薄になってしまうようでは悲しい限りですね。

何よりも国が災害並みの猛暑と位置づけ、命に関わることですからブロック塀と同様に犠牲者が出てからでは遅すぎと受け止めています。そんなことで、西日本豪雨被災地支援とオスプレイなどへの突出する防衛費、そして公立小中学校のエアコン設置率をチェックするのもよい機会かもしれません。

ところで広島市災害支援センターでのタオル募集停止後もタオルが届けられるなど、玄関先での仕分けが続きました。そんな中で、青海地域の真宗大谷派宝光寺の若さん(息子さん)が近日中に西日本被災地を訪れることになり、新品タオルに限り大きなダンボール一箱を今朝、友人のIさんが取りに来てお寺へ届けてくれました。

真宗大谷派の支援ネットワークは、1995年1月の阪神・淡路大震災の頃から見上げるものがあり、こうして直接届けられることに感謝し暑さも吹っ飛ぶ一日の終わりです。