すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

記録的な大雨と水道法改正案の危うさ

2018年07月05日 | 日々思うこと

昨日からの大雨の影響で日本各地に大きな被害が出ており、今日は増水した国道8号姫川大橋を二往復です。先ず午前中には、下の孫が体調不良で学校へ迎えに行き、そのまま市内の小児科医へ、どうやら風邪の症状です。

午後は私の罹りつけの歯科医院での6カ月検診で、何とむし歯が見つかり早期治療です。帰り道に買い物を済ませて、夕方4時過ぎの1級河川姫川は長野県など山間地での大雨で川幅いっぱいの濁流となって、糸魚川地域に「大雨・洪水警報」発令の要注意です。

そして一年前のブログがgooから届き、7月に入って記録的な大雨だったことを書き込んでいました。原爆投下から72年、核兵器を禁止する国際条約

写真は梅雨のこの季節に庭のあちこちで咲き出している「ねじ花」で、日本中に生える最も身近なラン科植物で事実上の雑草(?)「ねじり草」とも言われています。

大雨といえば昨日の衆院厚生労働委員会、委員長は当選挙区選出の高鳥修一委員長で、市町村が手掛ける水道事業を広域化する水道法改正案が採決され、本日の衆院本会議で賛成多数で可決し参院に送られました。立憲民主党などは「民間企業に運営権を移すと安定的な給水が維持できなくなる」などと反対ですが、自民・公明両党と日本維新の会と希望の党などの賛成多数で可決です。

水道事業者へ水道施設の情報をまとめた台帳の整備を義務づけることや、経営に民間のノウハウを取り入れようと運営権を民間に売却できる仕組みを導入することなどが盛り込まれているトンでもない改悪法です。大阪北部地震の被害などをチャンスとばかりに、国民の“命の水”を売り渡すとは許されないことで、与党は22日に会期末を迎える今国会での成立をめざしています。

原発再稼働への動きといい世界の流れに逆行で、“いのち軽視、経済優先”のアベ政権の暴走も、とうとうここまで来てしまいました。日刊ゲンダイ『国民の“命の源”を売り飛ばすのか 水道民営化法案の危うさ』https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/232199