すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

100年先に伝えたい「この世界の片隅に」

2018年07月07日 | 日々思うこと

今日は雨の中を映画『この世界の片隅に』(原作 こうの史代)の上映会へ、20才未満は無料でしたが若い人たちの姿は疎らです。映画のサブタイトルは“昭和20年、広島・呉。わたしは ここで 生きている”で、チラシには「100年先に伝えたい珠王のアニメーション」とあるので、少し大げさではと思っていましたが納得の内容です。若い人たちだけでなく、先の戦争を忘れては同じことが繰り返されてしまうことを痛感です。

映画の舞台が広島と呉で、18才の主人公「すず」の嫁ぎ先として登場する呉の街、戦時下の人々の暮らしを描き大ヒットした映画は公開から1年が過ぎた今も作品ゆかりの地を訪れるファンが途切れることがなく、呉市は映画のシーンに思いをはせることができる新たなスポットにしています。

「この世界の片隅に」に何度も出てくる、主人公のすずが自宅近くでスケッチする場面

 

すずが北條家から呉の街に出るときに必ず前を通る同じ形の蔵が3つ並ぶ「三ツ蔵」

すずと夫の北條周作が会話をするシーンに使われた「小春橋」

昨日の「大雨特別警戒」は九州地方だけでなく、京都府や西日本へも広がり大きな被害が出ています。帰宅してから広島・呉の大雨の被害をTV画面で見ながら映画と重ね、被害に合われた地域の皆さまにお見舞い申し上げます。

水の力による大自然の猛威に人は立ち尽くし、いつ自分の所に降りかかってくるかわからないことが伝わってきます。 

参考になるサイト「水害時にやるべきこと・やってはいけないことhttps://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/shintsuna-suigai?utm_term=.lrooeJzyp#.pwqDwan8K