三連休の今日は朝7時に糸魚川市役所前を大型バスで、『第64回新潟県母親大会』へ出発で、上越の参加者と合流して会場の小千谷市へと向かいました。
午前中は10時から分科会で、私は友人Fさんと『世界最大級の原発を持つ県民として』に参加で、講師は柏崎市議の持田繁義さんです。持田さんのお話しは2016年、上越市で開催された『新潟県母親大会』分科会で地域産業振興と原発について伺ったことがありましたが、今日はその後の新たな情報もあり、貴重な分科会です。(詳しくは明日にでも)
午後1時30分からの全体会の記念講演は市民会館大ホールで、開場前から並んでいた友人のお陰で前から5列目の正面席に座ることができました。
オープニングは地元魚沼神社の太々神楽(だいだいかぐら)で、舞台には伝統芸能保存会の中高生らによる笛と太鼓合わせて総勢10数人が登場です。続いて巫女姿の神舞で、ステージはお若い人たちばかりとあって、より神聖さが伝わってきます。
記念講演は『笑いは希望を生む「平和憲法」を広げて』と、パントマイマーお笑いの松元ヒロさんです。前評判どおりの松元ヒロさんは、政治風刺でアベ政権を鋭くコントにし会場は笑いが絶えません。
13日に閣議決定した西日本豪雨災害被災地への予備費20億円と軍事費を引き合いに素早い時事問題への突っ込みです。また日本国憲法の誕生や軍隊を捨てたコスタリカにも触れるなど、単なるいま時の“お笑いの世界”でないことが伝わってきます。
月刊『食べもの通信』5月号のインタビューページでも松元ヒロさんを取り上げており、“笑いは理不尽な社会に抵抗する手段”と「笑いに思想(哲学)が必要で、難しいテーマでも笑いを交えると共感が広がる」と掲載です。
あっという間に時間が過ぎて、気温34度の炎天下の小千谷市民会館を後に一路上越市へと向かいました。折りしも今日は“海の日”で、穏やかな日本海と沈みゆく夕日を見ながら7時に無事帰宅の有意義な一日でした。