日刊「NOCUSる」

たとえば5年後、あなたは何を食べている? それは、どこで誰が作る?

恒例 07

2007-01-04 | ひと

恒例の「浜通り健康な卵の会」の新年会。
昨年と同じ会場で開かれました。
で、
下記は今週の「たまご新聞」からです。

 前にも紹介したことがあるかしれないけど、「浜通り健康な卵の会」というグループに参加しています。ちょっと長くなりそうな前置きから・・・。
 鶏のエサといえば、ホームセンターなどで袋詰めの配合飼料も売られていますが、その原料の大部分はトウモロコシです。もちろん輸入品。ほぼ全部が遺伝子組み換え品種(GM)で、収穫後の農薬(ポストハーベスト=PH)もたっぷり使われています。
 こだわって自家配合をしようにも、やはりGMで、PH漬けの原料しか一般には購入できません。
 そこで、立ち上げたのが上記「卵の会」です。まだ10年にはなりませんが、共同して、非GMで、PHF(収穫後には農薬を使用していない=ポストハーベストフリー)の飼料原料を入手しようというグループです。具体的には、トモウロコシと大豆粕を、毎月1回、鹿島港から4tトラックに積み合わせて取り寄せています。
 ただし一昨年だったか報告したけど、独自に分析してみたら、非GMをうたっているにもかかわらず、組み替えコーンの混入が確認されました。5%までの混入なら「組み替え品種を使用していない」と表示できることが法律で認められているのです。
 以来、うちではトウモロコシの購入はやめました。ふつう家畜の飼料といえばトウモロコシという時代に、それをいっさい使わないこだわりと苦労は、また別の機会に吹聴させていただくとして…。
 いまは、タンパク質原料としてインド産の大豆粕を1日あたり6kgくらいの割合で使用していて、それを共同購入しています。で、「卵の会」。ようやく本題なんだけど、じつは大した話ではありません(^^;
 もう第7回を数えますが、正月の4日に、新年交流会を開いています。場所は3年連続で福島県楢葉町の日帰り温泉でした。過去には、北茨城市の「マウントあかね」や、いわき市の「黒潮健康センター」、川内村の村営温泉などを利用したことがあります。
 今年は7経営11人が集まりました。その中から有名人を2人(組)紹介します。あ、来週、テレビ出演予定?のすずき産地は別です(^^;
 「銭金」(「銭形金太郎」)というテレビ番組をご存じですか。って、ごめんなさい私は知りませんでしたが。とにかく昨年、その特別編とやらに登場したのが、下の写真で左奥の席に座っているマサイさん、ボケさんご夫妻です。川内村のはずれの山奥で自然養鶏にとりくんで30年になる方で、現地も人物も、なんともかっこいいんだなぁ。インターネットで「原人ビンボー」とか「獏原人村」で検索すると見つかります。
 もう一人は写真右手前、小高町で5haの稲作と養鶏に取り組んでいる三浦某氏。私は視ませんでしたが、正月の箱根駅伝。大活躍した今井選手が小高町の出身だとか。ふだんからうるさい奴のテンションがさらに上がってしまったのには理由があって、なんと今井選手とは親戚で、彼のスペシャルドリンクには、三浦農園の卵が使われているんだとか。って、それだけの話。
 と、ゆかいな仲間たちと励ましあいながら、がんばっていきたいと思います。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。


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