No.2131
写真の順番が前後しますが、No2129の前に撮ったコマです。
採土場所をトラクターで浅く耕耘しておいて、表土の部分を除けているところです。
これまでやってきた苗土の自家採取で、いちばん大変なのがフルイの作業でした。それを今年は省くことができました。
じつは、
瓢箪から駒というか棚から牡丹餅というか、予期せぬ副次的効果でした。
前号で紹介した焼土の作業をしても、苗箱でのヒエの発生をゼロにすることはできなくて、昨年の育苗でも苦労しました。そこで思いついたのが写真のように、表土を剥いでみることでした。
田んぼはこちらで、いちおう雑草は生えていなかったところを選んだのですが、ヒエがどうなるかは未だわかりません。
でも、
表土ともに稲株などが取り除けたことで、この後に再びトラクターで耕耘しただけで土を細かくそろえることができました。フルイの作業をせずに済んで、1日分の仕事が省力化できたのです。
で、
ムリヤリこじつける教訓だけど、
瓢箪だって、振ってみなければ駒は出てきません。牡丹餅が落ちてきたとしても、棚の下にいなければ、それは受け止められないわけで、やはり棚の下に行っているという努力はしておいたほうがいいわけです。
一寸先は
こちらに育苗特集のページ。