気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

上伊那勢撃沈&昭和35年赤穂甲子園初出場を振り返る

2016-07-16 18:51:55 | 昭和レトロ
駒ヶ根工業が3回戦、佐久長聖に0ー7のコールド負けです。
その結果、上伊那地域の高校は全滅。
昨日の2回戦、伊那北ー松代は、途中まで3ー1で伊那北が勝っていましたが、終わってみれば、3ー4の逆転負け。
下馬評が良かった伊那北も、この夏は1勝止まりでした。
2年前、ベスト4に進出した上伊那農業みたいなミラクル、こういうのを期待していましたが、駄目でしたね。
これから先は、同じ南信の東海大諏訪を応援します。
後ね、今年開校で初出場の日本ウェルネス・信州筑北キャンパスがどこまで行くか?にも注目。
部員は全員1年生。
初代キャプテンは、我が母校・伊那中出身の河野選手。
頑張れ頑張れです。



さて、赤穂高校(駒ヶ根市)の甲子園初出場ネタです。
私の身内や、親戚縁者に赤穂出身者っていないのです。
なので、昭和42年刊行の「長野県高等学校野球大会史」を参考に書かせて貰います。
この年の県大会主会場(準々決勝から)は、なんと伊那市営球場でした。
(現在の市営球場は、スタンド無しの簡易球場と化しております)
しかし、ベスト8に残った上伊那勢は赤穂のみ。
なんとか、地元伊那での大会なので、決勝戦まで残ってくれ~!
と郡内の人たちは祈っておりました。
なんと、願いは通じ決勝戦は、赤穂VS長野。
この決勝戦、伊那市営球場始まって以来の大観衆を集めたみたいです。
画像を見ると、本当に立錐の余地もありませんね。
3万人くらい入ったのでしょうか?
いや、この観衆が外野スタンドまで埋まっていたら5万人規模かも。
赤穂・竹村投手が投球の度に、球場外に停めていたクルマがクラクションを鳴らして、試合を盛り上げた?ようです。
(伊那のオヤジらしいですね---)
また、市営球場隣(今の県営球場の場所)にあった伊那東中学校は、生徒たちが授業中落ち着かずに、午後休校にしたそうです。
そんな、大フィーバーの中、赤穂は3―1で優勝いたしました。



甲子園では、1回戦は不戦1勝。
2回戦は、なんと早稲田実業とですよ。
もう、王貞治選手などは卒業していませんでしたが、全国優勝経験のある強豪校です。
この早実相手に、1―2。
しかも、先取点は赤穂で、惜しくも1点差の逆転負けなのです。
強豪校相手に凄いですね~。
ちなみに、翌36年も伊那北が3回目の甲子園出場。
とにかく、昭和30年代は、上伊那勢が強かったのであります。


にほんブログ村



にほんブログ村

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする