住みたい習志野

市内の情報を中心に掲載します。伝わりにくい情報も提供して行きます。

習志野文化ホール建て替えへ(10月3日付船橋よみうり)

2020-10-03 14:18:23 | 文化ホール

習志野文化ホール建て替えへ

宮本市長 方向性示す

 民間事業者が検討しているJR津田沼駅南口の再開発に関連し、習志野市は習志野文化ホール(谷津1)を同駅前で再建設する方針を明らかにした。現状では「方向性」との表現にとどめ、状況によっては見直す可能性にも言及している。

津田沼駅前再開発の一環

 同ホールは1978年に竣工。大型商業施設と一体になった構造で、ホール部分は市が管理し、公益財団法人が指定管理者として運営している。客席数は1475席で、習志野で盛んな音楽の拠点として、市民に親しまれてきた。ドイツ製の本格的なパイプオルガンが設置去れているのも特長だ。他方、近年は老朽化やバリアフリー上の課題も指摘されていた。
 そこにJR津田沼駅南口の再開発が重なった。市は2017年から同ホールを大規模改修する予定だったが、野村不動産が商業施設「モリシア津田沼」の建物と敷地の権利を取得する意向を示し再開発の検討を始めたことから、最小限の改修にとどめた経緯がある。
 市総合政策課によると、隣接する津田沼公園は財務省が所有している。再開発について意向を確認したところ、同省は国有地を含めた事業化の検討は可能との見解を示したという。
 再開発案は市有地の駅前ロータリーも含めた津田沼駅南口の約4ヘクタールに及ぶ。。市は18年から市民意識調査や演奏家など関係者へのヒアリング、近隣市の状況の調査を行い、19年には担当課の「都市再生課」を新設するなど、駅前の一体的な再開発を検討してきた。今後は、引き続き市民からの意見を聴取し、教育委員会や第三者会議に諮り、基本構想を策定する方針だ。
 施設の統合を含む市の「公共施設再生計画」との整合性も考慮し、「将来世代に過度な負担を先送りしない」とし、官民連携での事業費圧縮に努めるとしている。
 一方、新型コロナウイルスの影響で税収の落ち込みが確実視される中、市は経済情勢の変化や再開発事業の諸条件によっては「方向性を見直す」とも付け加えた。
 先月30日に閉会した市議会定例会では、相原和幸議員、木村孝議員が同ホールについて一般質問した。宮本泰介市長は「音楽のまち習志野を象徴する施設としてJR津田沼駅南口に再建設する」などと答弁。音の響きを重視し、席数を維持する方向性を示した上で、「事業者との交渉段階にある。内容について、決定したものではない」と強調した。
(10月3日船橋よみうりの記事)

「文教住宅都市」習志野、「音楽のまち」習志野のシンボル「文化ホール」、市民の大事な財産でもあり、日本の大事な財産でもあります。
「事業者との交渉」でドンドン進めるのではなく、市民の意見や希望を充分反映して欲しいですね。
文化ホールに関連した、今までの「住みたい習志野」ブログ記事もご参照ください。

船橋市民文化ホール、西武跡地に移設せず(船橋よみうり) - 住みたい習志野

「音楽のまち習志野」のシンボル、習志野文化ホールは一体どうなる?パイプオルガンは?(投稿) - 住みたい習志野

聴いたことありますか、習志野文化ホールのオルガン(読者投稿) - 住みたい習志野

 

コメントをお寄せください。

<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会議 開いたのに中止扱い 習志野市の保育所民営化懇(10月3日東京新聞)

2020-10-03 08:03:51 | 報道

「市立保育所私立化ガイドライン改定懇話会」、8月31日市役所で会議を開いたのに「中止になった」ことにしてしまう習志野市の隠蔽(いんぺい)体質をメディアが取り上げました。

会議 開いたのに中止扱い 

 千葉県習志野市が、市立保育所の民営化を進めるため設置した懇話会の会議を開いた際、正副座長が不在で会議の成立要件を満たさなかったとして、不成立扱いにしていたことが分かった。市はホームページにこの日の会議を「都合により中止となりました」と告知する一方、出席した委員には謝礼として報償費を支払っていた。      (保母哲)

習志野市の保育所民営化懇
 同市は保育所の民間委託に向け、目的や法人の条件などを定めたガイドラインを改定するため「市立保育所私立化ガイドライン改定懇話会」を設置。委員は専門家二人と保育所職員、保護者の計八人で市長が委嘱した。今年六月に第一回会議を聞き、十二月までに計四回開催する予定だった。

正副座長が不在・・・成立要件満たさず
 市によると、第二回会議は8月31日に市役所で開いたが、前日に座長から欠席連絡があり、副座長は会議終了間際に到着。それまでは委員の一人が、要綱に規定がない「仮議長」として議事を進めた。
 懇話会の設置要綱は「座長が欠けたときは副座長が職務を代理」と定めるが、市の担当課は会議が成立すると判断。しかし、後日に市の他部署や弁護士に相談したところ「正副座長不在の場合の規定がなく、権限がない仮議長による会議は不成立」と指摘された。
 市こども部の芹沢佐和子次長は「出席委員は定足数に達しており、会議は成立すると思っていた」と説明。この目は委員の意見交換を行ったこととし、代わりに会議を一回増やして計五回開催することにした。
 ホームページに会議が開かれなかったようにも読める告知をしたことについて、芹沢次長は「検討したが、会議は成立しなかったのでこの表現にした」と話した。
(東京新聞10月3日号全国版)

(問題の、「会議をやらなかったことにした」市のホームページの告知文)
「第2回習志野市立保育所私立化ガイドライン改定懇話会開催のお知らせ(令和2年8月31日)※会議は中止となりました」

https://www.city.narashino.lg.jp/smph/kosodate/keikaku/kaigi_iinkai/shiritsuguideline/narashino-city_4701_20200.html

保育の質の低下、習志野市の強引な「私立化」が問題になる中、今回のように「会議を開いたのに、中止したことにする」習志野のあり方にも、市民は不安

無認可保育所等、私立化による「保育の質の低下」が問題になっています。

OGPイメージ

保育園事件集

伊賀市は1月15日、同市佐那具町の佐那具保育所(森岡ひとみ園長、園児45人)で、給食に異物が混入していたと発表した。1歳児を担当する20代の...

保育園なび トップページ

 

 9月市議会でも、この懇談会について「ガイドラインの大改悪」「保育士の保育経験(年数)の基準を削除し、保育の質を下げるのは断じて許されない」(谷岡議員)と、一般質問で問題にされました。

 お子さんたちが、如何に安心して保育を受けられるか、という観点ではなく、保育所の私立化(営利企業化)を強引にすすめ、企業参入へのハードルを低くする(保育士の経験年数の基準を削除する、など)ことを急ぐ習志野市の姿勢は問題ですが、今回のように、私立化懇談会の会議を開いたのに、市民には「中止した」と発表する習志野市の「隠蔽(いんぺい)体質」にも市民は不安を感じています。

 

コメントをお寄せください。

<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする