(MBSニュース)
特攻隊の『覚醒剤チョコ』最後の食事だったのか...記録には残されず「食べた瞬間にカーッときました」食料工場の女性や軍医の証言
「菊の紋章」が入っていたという“覚醒剤チョコ”
アメリカ軍の艦隊に次々と突撃していく若き日本軍兵士たち。特攻という無謀な作戦により6371人の尊い命が奪われました(日本側の戦死者:(公財)特攻隊戦没者慰霊顕彰会による)。
実はこの特攻には知られざる悲劇が隠れていたのです。
「これがチョコレートです。菊の御紋が押してあるんですよ。『天皇からの贈り物』だと」
チョコレートは長さ15cmほどの円柱で、天皇の象徴である菊の紋章が入っていたといいます。
特攻隊員に覚醒剤を注射していた元軍医『本当にかわいそうで仕方ない』
蒲原宏さん(98)は、1945年、多くの特攻隊員が飛び立った鹿児島県にある海軍の航空基地で軍医をしていました。そこで「出撃前の特攻隊員に覚醒剤を注射していた」と証言します。
上官の命令で約300人の特攻隊員に覚醒剤とは知らずに注射をしていたといいます。
注射された特攻隊員の多くは平静を保ったまま出撃しましたが、中には…
(蒲原宏さん) 「真ん中あたりに指揮官が乗るわけですよ。それが日本刀を振り回して滑走路を飛んで行くのを見たことがあったが、今考えると(覚醒剤で)興奮したのかなと思うけど、わからないですね」
陸軍はチョコレートに(覚醒剤を)入れたなんてことを言っていたけど、海軍はもっぱら注射だけでしたね
『戦争というのは自由を失う』
(梅田和子さん)
「何をしてもあのころは(戦争に)協力しない生き方というのは見つけられないですね。戦争というのは自由を失うんです。一つの方向にみんなそっちを向かないといけないという、この怖さがありますね。一人一人みんな大事な命を持っていることをもっと認識されないと」
(WIRED STAFFの記事より)
米軍でも使われ続けている覚醒剤。そのために誤爆事件も起きている
第183航空団のハリー・シュミット少佐とウィリアム・アンバッチ少佐の2人がカナダの訓練部隊にレーザー誘導爆弾を誤投下して、カナダ軍兵士4人を死亡、8人を負傷させるという事件が発生したのは、その1週間後だった。
軍事裁判法第32条に従って、2人のパイロットを殺人・暴行・職務怠慢の罪で軍法会議にかけるべきかどうかを決定するための審理は先日終了したが、弁護側は、カナダ軍兵士を殺したのはパイロットたちではなく、空軍の処方した錠剤デキストロ・アンフェタミン(製品名『デキセドリン』、通称「スピード」)であると主張した。
第二次世界大戦、ベトナム戦争、湾岸戦争を通じて、兵士たちに大量のアンフェタミンを配布し続けてきた米国防省は、これは無害なだけでなく役に立つと主張して、この習慣を変えようとしない。
1951年10月31日 ヒロポンの取締り強化(昭和26年)
(ARBANニュースより)
みんなクスリが好きだった─ 日本のジャズとドラッグ【ヒップの誕生 ─ジャズ・横浜・1948─】Vol.9 | ARBAN
ヒロポンは商品名で、薬名はメタンフェタミンという。いわゆる覚醒剤、スピード、あるいは警察や暴力団用語でいうシャブとまったく同じドラッグである。敗戦後の日本で覚醒剤が蔓延したのは、その発明者が日本人だったからであり、それを兵士に供与していた日本軍が戦後になって市場に大量に放出したからである。
ヒロポンという商品名は「疲労をポンととる」という意味であるという説があるが、それは俗説で、正しくはギリシア語の「philoponos(フィロポノス)」からとられた名前だ。「philo」は「愛する」、「ponos」は「仕事」で、すなわち「仕事を愛するようになる薬」というわけだ。
コメントをお寄せください。
<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す