推手サークル!

太極拳を中心に対練ばっかりやりまくっています。
静岡県湖西市がホームです。

ご案内

「推手(すいしゅ)」とは、太極拳の2人でする練習の事です。
套路(型)と推手は車の両輪で、両方やらないと上達は見込めません。

套路は1人でも練習できますが、推手は相手が必要です。
ならば、太極拳好き同士でお互い練習相手になろう、というのがこのサークルの目的です。
対練専門の謎の集いです。
太極拳やったこと無い方でも大丈夫ですので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせはこちらまで。
suishucircle@yahoo.co.jp
右の「メッセージを送る」からでもOKです。

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2022.12.31 「来年こそは」をUP

あぶり出し

2013-06-30 18:05:13 | 日記
月曜、金曜、日曜、と1週間に3回も推手をやったのは初めてです。
毎日どこかでやっていて、誰でも好きな時に参加できる様になるのが理想なので、今週は半分叶いました(笑。

さて、今週最後の練習。
推手巧者のMさんが久しぶりに参加です。
もう一度基本的な事を見直すつもりで、単推手から徹底的に練りました。

総当りした後でそれぞれの問題点を見つけ、それを念頭にもう一回りします。
単推手は一見簡単そうに見えますが、この中には太極拳のエッセンスがギュッと詰まっており、やればやるほど難しさを実感します。
今日やっただけで管理人はいくつも課題が出ました。

これを1人練習で解決して、また推手して問題をあぶり出し、また1人練習で潰して・・・の繰り返しです。
テストをやると分からない所がはっきりするのと同じで、推手や対練をやると自分の弱点が浮かび出るのです。
1人練習だけだと客観的な評価が出来ないから限界があります。

2周目は、Mさんは相変わらずヒョイヒョイやるし、Nさんは修正を加えてズシリと重い手で攻めて来ましたので、それぞれの課題にしっかり取り組んでいるみたいです。

双推手と四正推手もやり込みます。
今日はスキがあったら攻めて良い四正推手です。
ジーが甘かったらアンで下に潰していいし、そのアンに対してポンでひっくり返してもOKです。
技限定ですが、いつ仕掛けて来るか分からないのでお互いピリピリしながら楽しみました。
こうやって決まったパターンの中での攻防を完璧に出来るようになると、技がクセみたいに出てくるようになります。

最後は恒例の自由推手。
今日の総括で、やった事をなるべく使って好きなように崩し合いしてみます。
ここでも色々と問題点が露になりました。


管理人が昔教わった先生は「推手でたくさん負けろ」と言っていました。
これは力任せでとりあえず勝ってしまうより太極拳の理屈を試して負けた方が良い、という事だと思いますが、実際負けた時の方が勝った時より得るものが多いように感じます。

推手は練習なので、練習でならいくら負けても構わないです。
むしろいつも勝ってばかりで自分の問題が見えない人は、強い敵に会った時に致命的な傷を負わされるかも知れません。

という事で負けまくったのですが、やっぱり悔しいので今度はやり返す!とか思うわけです。




熱気の部屋

2013-06-28 22:15:04 | 日記
FNPも3回目。
最初は2人、次が3人、今回は何と4人での開催です。
ありがとうございます!
このまま回を重ねたら100回目で101人になるのでしょうか?


今回も内容盛りだくさんです。
4人総当りでそれぞれ推手や対練の好きなテーマを取り上げて練習、という形を取りました。

最初は単推手から。
月曜日に佐鳴湖でお世話になったHKさんに、平円の単推手をしながら体の使い方やポイントなどを教わりました。
HMさんKさん組は他の中国武術の対練なども交えていましたね。


バーディーを入れ替えて、今度はHKさんHMさん組とKさん管理人組です。
HKさん・HMさん組は単推手だけではなく、四正推手、双推手からの崩しあいなど、様々なバリエーションで熱心に練習されていました。

座っての崩し合いは、ケガを防止できるので今後も練習に取り入れさせて頂きたいです。
管理人もやってみましたが、起き上がる時に何故か腹が攣ってしまいました;


Kさん管理人組は四正推手から「按」の対練、崩された時の対処法、Kさんが学んでいる別の武術の対練、などですが、どっちかというと太極拳とは別の事ばかりやっていたような気がします。

最後はまだ組んでいない人同士。
HMさんと管理人組は単推手をきっかけに、空手の間合いの取り方なども勉強させて頂きました。
HKさんとKさんは何やら濃いお話をしていたようです。


練習が終わって部屋から出たら、エアコンが入っていた筈なのに廊下の方がずっと涼しかったです。
時間もあっという間に過ぎてしまいましたし、よっぽどみんな熱中していたみたいです。
熱気で部屋がムンムンになっていました。

という訳で3回目のFNPは大変熱のこもったものとなりました。
参加して下さった皆さん、どうもありがとうございました!
また機会がありましたら宜しくお願い致します。


推手サークル in 佐鳴湖公園

2013-06-25 20:18:18 | 日記
今回は浜松市は佐鳴湖公園にて推手会。
西は名城公園、東はここ佐鳴湖公園まで推手のある所、どこでも参上です。

そのうち南は首里城公園、北は稚内公園までになるかも知れません。


さて、今回ご一緒した方は、なんとHMさんのお知り合いでした。
お話を伺ってみると、あの人は知っている、この人も知っている、と芋づる式に知り合いの名前が挙がってきたので、この世界狭いですねー(笑。

我々とは別の太極拳をかなりしっかり習得されていて、色々と勉強させて頂きました。
単推手1つ取っても、受け方、体の使い方など、趣が違います。
とはいえ原理的には太極拳なので、違う流派でも普通に推手できるのが素晴らしいです。


今まで四正推手を1人でするという概念がありませんでしたが、そういう練習法を教えて頂いたので、やってみようと思います。

お話しして、練習して、またお話しして練習して・・・2時間あっという間に過ぎてしまいました。
ご一緒して下さった皆さん、どうもありがとうございました。


8000回

2013-06-23 22:03:27 | 日記
人間は性格とか体質で12種ぐらいに分類できる、という考え方があります。
これが正しいとすると、12タイプの人と手合わせして攻略しておけば、どんな奴が相手になっても優位に立てる事になるでしょう。

しかし武術太極拳の教室で常時12人以上生徒がいる所は、そう多くないと思います。
例えいたとしても12タイプきっちり揃っている訳ではありません。

すると太極拳を学ぶほとんどの人が、ぶっつけ本番で未知の敵と戦わなければならない状態にある、という事になるのではないでしょうか。

これを解消するには、とにかくたくさんの人と手を合わせるしかありません。
教室や流派の壁もとっぱらって、です。
推手サークルがその場になれたらいいな、と思います。


先週1回休んだだけなのに、ずいぶん久しぶりという感じです。
本当は毎日でも推手したいけど、そうもいかないので機会を逃さず練習していきたいです。
今日も時間の大半を推手に費やしました

特に単推手はしつこくやってみました。
太極拳の肝要の1つに「放松(ファーソン)」というのがあります。
要するに力を抜くという事ですが、ダラダラすればいいという訳ではありません。
必要な部分は張る必要があります。
この抜く所と張る所を鮮明にするために、「普通」「バリバリにパワーで」「メリハリをつけて」など何パターンも分けた単推手を試みました。

脱力と張りが絶妙な人は腕がものすごく重くて、それだけで力を奪われます
バーベルを持たされているみたいで肩が痛くなってくるのです。
こうした能力を無意識に使えるようになるには、効果を出せるように工夫しつつ、山のように推手する必要があるでしょう。


管理人の車は最近キーレスエントリーが壊れて、鍵穴にキーを挿さないとドアを開けられなくなっています。
それは分かっているのに、ふと気がつくとキーをドアに向けてスイッチを押してしまっています。
もはやこの動作が体に染み付いてしまっているのです。


そこで今までに何回「車にキーを向けてスイッチを押す動作」をやったか計算してみたら、約8000回やっていました。
このぐらいで無意識に体が動くようになるみたいです。


1日の練習でどのくらい推手しているか分かりませんが、キーレスエントリーよりも複雑な動きなので、無意識にやれるようになるまで1万回以上は必要なんじゃないでしょうか。
・・・気が遠くなりますね(笑。

しかし、そのための推手サークルですから!



初・浜松練習会

2013-06-22 23:26:17 | 日記
唐突に浜松市内で初の推手練習をすることになりました。
推手サークルin浜松です。
自分で言っといてなんですが、まさか実現するとは思いませんでした。

●推手サークルin浜松
日時:6月24日(月)19時より
場所:浜松市佐鳴湖公園・北岸管理棟前広場


なお屋外で行うため、雨が降ったら中止とさせて頂きます。

どうぞ宜しくお願い致します。