推手サークル!

太極拳を中心に対練ばっかりやりまくっています。
静岡県湖西市がホームです。

ご案内

「推手(すいしゅ)」とは、太極拳の2人でする練習の事です。
套路(型)と推手は車の両輪で、両方やらないと上達は見込めません。

套路は1人でも練習できますが、推手は相手が必要です。
ならば、太極拳好き同士でお互い練習相手になろう、というのがこのサークルの目的です。
対練専門の謎の集いです。
太極拳やったこと無い方でも大丈夫ですので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせはこちらまで。
suishucircle@yahoo.co.jp
右の「メッセージを送る」からでもOKです。

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2022.12.31 「来年こそは」をUP

ラストナイト

2017-12-29 22:49:46 | 日記
今年の練習は22日の金曜日で全て終了していたんですが、管理人が風邪で寝込んだので今更更新です。
緊張感が切れたせいか、ドッときました。

風邪は疲れが溜まると罹りやすくなります。
疲れはノンレム睡眠を伴う深い眠りでしか回復できないそうなので、毎日しっかり睡眠を取るのが一番の健康法でしょう。

皆様もどうぞご自愛くださいませ。



さて、今年最後の金曜練習会は6人でやりました。
毎度ご参加ありがとうございます!

すでに皆さん黙々と推手されていましたので、混ぜてもらいます。
管理人は最初NYさんとお願いしました。
双推手で左右の強弱を感じながら攻めるのをやってみました。

Nさんとはいつもの対練推手です。
少林拳(攻め役)・太極拳(反撃役)と役目が別れているんですが、攻め役が反撃されて終わり、だと後が続かないので、実戦と同じく反撃を避けて次の攻撃を仕掛けなければなりません。
反撃側だけじゃなくて、攻撃側の練習でもあります。

YRさんとは左右の切り返しから、四隅の使い方までの練習をお願いしました。
四正推手しながら相手の肘と手首に「採」を掛けて引っくり返そうとすると、相手は従いつつも掛けられないように下に落として行きます。
そして「採」が掛けにくくなる最下点まで落ちたら、弧を描きながら上に解いて行きます。
太極マークみたいな軌跡です。
「切り返し」ならばこのまま推手が続きますが、相手が倒しに来た時にはこれを利用して逆転させます。
うまく決まれば相手の勢いをそのまま突っ返す事が出来る太極拳らしい技です。

KKさんと今年最後の対局でしたが、いつも通りに一方的にやられて終わりでした。
来年はもうちょっと何とかしたい所です(笑。

残念ながらTさんと手を合わせられなかったので、次回は真っ先にお願いしたいです。


といった感じで今年最後の練習会終了です。
ご参加頂いた皆様、お世話になった皆様、ブログをご覧頂いた皆様、一年間どうもありがとうございました。
また来年もどうぞ宜しくお願い致します。

どうぞ良いお年を!




年末のアレ

2017-12-19 19:57:59 | 日記
阪神タイガースの岡田元監督は、疲労が溜まっている赤星選手は先発を外して後半から出場させようと決め、
「赤星、お前、今日アレな」
と伝えたそうですが、赤星選手には何のことだか分からなかったそうです。

推手サークルでは「年末のアレ」と言ったらただ一つ。
年末ハートフルプッシングです。
今年も満を持して開催致しました。


本来、年の最終日曜日にガラーンと貸し切り状態の新居地域センターで思いっきりドタバタやる、というのがコンセプトでしたが、今年の最終日曜は31日、その前の週が24日のクリスマスで、去年散々でしたので、17日にしました。

メンバーの皆さんが手広く声を掛けて下さったおかげで、なんと過去最高・22人もの方が参加して下さいました。
ありがとうございます!
しかも、女性が6人もいらっしゃいました。
殺伐とした中年の集いが一気に和んだ事は言うまでもありません(笑。

NNさんからは差し入れに「うまい棒」を大量に頂きました(笑。
他にもチョコレートを下さった方もいます。
差し入れは歓迎致しております(笑。


今回は「推手は初めて」「あんまりやった事ない」という方もお越しくださったので、これを機に推手に目覚めて頂こうと管理人も頑張りました(笑。
単推手の平円と立円、左右の切り返し、などをご説明して、せっかくたくさん相手がいるので、どんどん手をあわせて頂く様にオススメしました。

中には以前、崩し合いに引き込まれて怖い思いをしたから推手が嫌になった、という方もいました。
推手は2人でやる練習なので、お互いルールを納得した上で行う必要があります。
経験がない人を飛ばして喜ぶというのは大人気ないです。
別に崩し合いじゃなくても、静かに粘や走を練る事だって推手ですから、経験がある方はその辺りをご考慮頂きたいです。

管理人は客引きや案内とかやっていたので皆さんがどんな事をしていたのか詳しくは分かりませんが、人数が人数だけにカオス度MAXだったのは確かです。

ベテランの方々はとにかく推手しまくっていたみたいです。
羊の群れの中にオオカミを放り込んだ感じ、と言えばお分かりになるでしょうか。

推手だけじゃなくて、色々なレクチャーも行われていました。
この日、中国武術だけじゃなくて空手、合気など様々な武術をやっている人がこれだけ集まったのは、湖西市では間違いなくココだけでしたでしょうし、周辺地域でもおそらく唯一だったでしょうから、普段見ることがないモノを見たり、教わったり、情報を交換したり、といった交流には事欠かかない場所です。

競技推手大会に出場経験のある方もいらしていたので、興味がある人が集まってルールや戦い方の説明に耳を傾けていました。
もしかしたら何人か大会に出られるかも知れません。

HMさんとMiさんは何故か会場外のホールで格闘技の戦技を検討していました。
管理人はトイレに行った時にお2人を見つけたんですが、面白い話をされていたのでそのまま聞いていたら終わりの時間になってしまいました。

最後の10分ぐらいで、あれだけ推手しまくってまだやりたらないというベテランの方々が玄人の戦いを展開。
イベントの終わりをエキシビジョンマッチで飾って下さいました。


といった所でお時間です。
皆様のおかげで大変賑やかなイベントになりました。
お楽しみ頂けたのでしたらこれ以上の喜びはございません。
また来年も推手サークルがありましたら(笑)開催致しますので、どうぞご参加下さい。
「年末のアレ」を合言葉にお集まり下さい(笑。


ちなみに、推手サークルのイベントは6月と12月の2回あります。
次回は2018年6月10日(日)、場所は同じく湖西市新居地域センターでの「推手サークルジャンボリー2018」を予定しております。
こちらもどうぞ宜しくお願い致します。


今年はまだ湖西の金曜練習会が22日にあります。
新居地域センターの道を挟んだ向かいの新居体育館スタジオで19時からです。
よろしければこちらもどうぞー。


ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました!

流れゆく日々

2017-12-07 22:24:34 | 日記
少年易老学難成
一寸光陰不可軽

ご存知「偶成」ですが、少年でさえ老いやすいのに中年なんか暴走列車のように年を取っていきます。
「あるぅえー?」という間に12月。
まさに一寸の光陰です。
一年一月一日一瞬を心に刻んで生きたいものです。



12月3日は今年最後の日曜練習会でした。
我々の中では圧倒的に若いTTさんがメンバーに加わって7人での活動でした。
ラッキー7です。
ありがとうございます!

日曜日はのんびりムードです。
人がやっているのを見ながら雑談したり、雑談の方がメインになったり、推手以外に燃えたり、とサークルの理念をそのまま実現しています(笑。

管理人は最初、NNさんとマイナー太極拳の推手を専門にお願いしました。
アメリカだとメジャーだそうですが、日本だと100人ぐらいしかやってないかもしれません。
NNさんが修行されてきたので、色々教えて頂きました。

「聴勁」というと防御的なものだと思われがちですが、攻撃にももちろん必要です。
攻撃時に両手で相手の防御のムラを読んで、弱い方を攻めていきます。
そうすると相手は固まったり、弱かった所を「実」にして別の所を「虚」にするので、今度は変化した弱い所に攻め入ります。
こうやって相手の力の虚実を読みながら追い詰めていく訳です。
マイナー太極拳では四正推手の中でやるんですが、普通の双推手でも出来るのでぜひお試しください。

NNさんとはいつもの対練套路をやり込みました。
新しく教わった所が曖昧で、2人で悩みながら練習しました(笑。

Tさんとは単推手をお願いしました。
非常に読みづらい攻撃をされるので、緊張します(笑。

若きTTさんとは単推手と左右の切り替えをやってみました。
攻防のラリーも大切ですが、実際に殴られた時に役に立つのは切り替えの方なので、無意識にサッと出来るように何度も練習する必要があります。
エアだと限界があるので、相手がいてくれるのは本当にありがたいです。


こんな感じで他のメンバーの皆さんも推手に打ち込んだり、推手に関係ない事したり、雑談したりされていました。
この草野球の練習試合的な場が心地よいです(笑。
ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。
今年の愛知練習会はこれにて終了です。




明けて翌週金曜日のFNP。
すっかりレギュラーに定着された女性陣と、古株メンバー合わせてこちらもラッキー7でした。
ありがとうございます!

今回はKKさんのご希望で総当りにしました。
いつも時間配分メチャクチャで手を合わせない人もいますので、最初は一通りやった方がいいかもしれません。

会場から一番近くに住んでいる管理人が入った時には、遠方から来て下さる皆さんは勢揃いしてて最初のセッションを終えていたので、「てへへっ」と混ぜてもらいます。

最初はHDさんと単推手をやり込みました。
利き手の反対側が不器用になりがちなので、反対側を重点的にお願いしました。
あと、日曜日にNNさんからヒントを頂いた究極の逆転方法もやってみました。
攻められてヤバくなった時、手を止めて相手の両肩をポンポンと叩き、「リラックスリラックス」と言うとコチラの方が立場が上になります(笑。

YRさんとは「攻める聴勁」の練習をお願いしました。
双推手で攻防双方がセンサーを全開にして、スキを突いたりそれをさせなかったり、というやりとりをしてみました。
推手を教わる時にディフェンスのテクニックはよく聞きますが、オフェンスのテクニックってあまり聞きません。
そういう意味でも「攻める聴勁」は重要かと思います。

NYさん、HTさんとは「沈む意識」について研究してみました。
前後左右に体重を移す時、普通はだいたい重心が放物線を描くように浮いたり沈んだりします。
これは一方の足で地面を蹴っているためで、浮いている時に外から力を加えられると簡単に飛ばされます。
そこで常に床の下から何かに引っ張られている様なイメージを持って、重心の放物線を限りなく床と並行に這わすように心がけます。
「足裏から中の液体がドロリと地面に抜けていくイメージ」を持つと蹴りにくくなります。
沈んでいる人と浮いている人の差は歴然で、沈んでいる人同士だったらより沈みが深い人の方が有利です。

KKさんとはいつも通りの激しいやりとりです(笑。
色々理屈をこねても、それが無意識に出てこなければ意味がありません。
個人練習というのは無意識に出るように働きかけるためのものでしょう。

Aさんとは「ギリギリ推手」をやってみました。
前後、お互いに限界まで下がって相手の後ろ足を浮かせるまで頑張ります。
最初は簡単な「四ツに組んだ」状態から。
スパンがないので、それほど下がらなくても相手を前のめりに出来ます。
次はお互いの肘を持ってです。
スパンが長くなった分、下がる量も増えるのでかなりキツくなります。
最後は普通に手を合わせて。
こうなると自由度が増えるので、下がりきれずに押し込まれます。
これで下がる量を確保できれば相手の腕がよっぽど長くない限り、誘い込んで自滅に追い込めます。


皆さんかなり熱心に推手されていたせいか、エアコンを掛けなくても寒くありませんでした(笑。
人間の熱量も馬鹿にできません。
体育館のフロアでも300人ぐらいで推手したら熱気でムンムンになるかもしれませんから、いつか試してみたいです。
ご参加頂いた皆様、お疲れ様でした。


久々に4人揃っての懇談会です。
今回は「気功」の話でした。
「気」とは何か。
お世話になっている先生によると、存在してはいるが何なのか分からないものをとりあえず「気」と呼ぼう、と昔の人が定義したのだそうです。
この「謎の存在X」は感じられる人には感じられてニブイ人には感知出来ないものなので、有る無い、インチキだインチキじゃない、という論争になる訳です。
管理人もニブイ方なので、手からエネルギーを発して相手を倒すとか、具現化して物体として見せられるとか、分かりやすくないと信じられないなあ、というのが正直なところです。
サンライトイエローのオーバードライブが出来る人に是非ともお会いしたいです。


12月の予定

2017-12-02 10:36:40 | 日記
最近、仕事行って帰って寝て起きて仕事行って帰って寝る、という生活をしていて、気がついたら12月になっていました。
会場の予約もすっかり忘れてて、2・3月の練習会開催が微妙です;;
取り急ぎ12月の予定をアップします。


●推手サークル日曜練習会in愛知
日時:12月3日(日)13時から15時まで
場所:愛知県豊川市いつもの所



●推手サークル金曜夜練習会
日時:12月8日(金)19時から21時まで
場所:湖西市新居体育館 スタジオ

※体育館シューズをご用意ください。



●推手サークル金曜夜練習会
日時:12月22日(金)19時から21時まで
場所:湖西市新居体育館 スタジオ

※体育館シューズをご用意ください。



それから、こいつをお忘れなく!


●推手サークル・年末ハートフルプッシング2017
日時:12月17日(日)13時から16時30分まで
場所:静岡県湖西市新居地域センター 2階大会議室

入場無料、出入り自由でどなたでもご参加頂けます。

推手、対練、レクチャー、雑談、など、武術大好きな方々の交流会です。
これからやってみたい、と思っている方も大歓迎ですので、お気軽にご参加ください。


皆様のご来場をお待ちしております。