推手サークル!

太極拳を中心に対練ばっかりやりまくっています。
静岡県湖西市がホームです。

あぶり出し

2013-06-30 18:05:13 | 日記
月曜、金曜、日曜、と1週間に3回も推手をやったのは初めてです。
毎日どこかでやっていて、誰でも好きな時に参加できる様になるのが理想なので、今週は半分叶いました(笑。

さて、今週最後の練習。
推手巧者のMさんが久しぶりに参加です。
もう一度基本的な事を見直すつもりで、単推手から徹底的に練りました。

総当りした後でそれぞれの問題点を見つけ、それを念頭にもう一回りします。
単推手は一見簡単そうに見えますが、この中には太極拳のエッセンスがギュッと詰まっており、やればやるほど難しさを実感します。
今日やっただけで管理人はいくつも課題が出ました。

これを1人練習で解決して、また推手して問題をあぶり出し、また1人練習で潰して・・・の繰り返しです。
テストをやると分からない所がはっきりするのと同じで、推手や対練をやると自分の弱点が浮かび出るのです。
1人練習だけだと客観的な評価が出来ないから限界があります。

2周目は、Mさんは相変わらずヒョイヒョイやるし、Nさんは修正を加えてズシリと重い手で攻めて来ましたので、それぞれの課題にしっかり取り組んでいるみたいです。

双推手と四正推手もやり込みます。
今日はスキがあったら攻めて良い四正推手です。
ジーが甘かったらアンで下に潰していいし、そのアンに対してポンでひっくり返してもOKです。
技限定ですが、いつ仕掛けて来るか分からないのでお互いピリピリしながら楽しみました。
こうやって決まったパターンの中での攻防を完璧に出来るようになると、技がクセみたいに出てくるようになります。

最後は恒例の自由推手。
今日の総括で、やった事をなるべく使って好きなように崩し合いしてみます。
ここでも色々と問題点が露になりました。


管理人が昔教わった先生は「推手でたくさん負けろ」と言っていました。
これは力任せでとりあえず勝ってしまうより太極拳の理屈を試して負けた方が良い、という事だと思いますが、実際負けた時の方が勝った時より得るものが多いように感じます。

推手は練習なので、練習でならいくら負けても構わないです。
むしろいつも勝ってばかりで自分の問題が見えない人は、強い敵に会った時に致命的な傷を負わされるかも知れません。

という事で負けまくったのですが、やっぱり悔しいので今度はやり返す!とか思うわけです。




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