推手サークル!

太極拳を中心に対練ばっかりやりまくっています。
静岡県湖西市がホームです。

ご案内

「推手(すいしゅ)」とは、太極拳の2人でする練習の事です。
套路(型)と推手は車の両輪で、両方やらないと上達は見込めません。

套路は1人でも練習できますが、推手は相手が必要です。
ならば、太極拳好き同士でお互い練習相手になろう、というのがこのサークルの目的です。
対練専門の謎の集いです。
太極拳やったこと無い方でも大丈夫ですので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせはこちらまで。
suishucircle@yahoo.co.jp
右の「メッセージを送る」からでもOKです。

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2022.12.31 「来年こそは」をUP

夏の涼風

2016-07-24 00:54:11 | 日記
管理人の勤める会社は増築に増築を重ねたせいで工場が無理な作りになっています。
その一例が通路の途中にある螺旋階段で、初めてそこを通る人はたいてい頭をぶつけます。
しかし、社員やよく来る業者さんは絶対ぶつかりません。
階段の位置を体で把握しているからです。

武術というのはスポーツ的な身体操作よりも、こういう「慣れ」的な要素の方が大事じゃないかと思うんですが、いかがでしょう。


さて7月も終盤に差し掛かった22日金曜日、恒例のFNPです。
最初は3人で開始、その後HMさんが加わって4人でやりました。
ご参加ありがとうございます!

HMさんが来られるまでKKさん、HDさん、管理人の3人で2回ずつ推手しました。
主に自由推手での崩し合いです。
白熱してくると相撲みたいになるので、仕切り直して太極拳に戻します(笑。

自分の中にある理想の動きを現実化するのに試行錯誤する、という練習の仕方です。
これは対練だけでなく型をやる時も同じで、型をルーチンワークだと思ってやっていると永遠にうまくならないと思います。
一刻も早く理想像を完成させる。
同じ動きでも今回のは前回よりもずっといい。
という、1回1回に念を込めるような練習が必要なのではないでしょうか。


人数は少なかったですが、濃密な練習が出来ました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。


外の懇談会は風が強くて寒いぐらいでした。
まだ梅雨が明けきっていないのかも知れません。
今回の話題は「ポスト・ブルース・リー」
かつての格闘技・武術ブームを再燃させるには、ブルース・リーのような存在が必要だろう、というような話でした。
破天荒で強烈なインパクトを持つ武術家の登場が望まれる今日このごろです。



ドッグ・デイズ

2016-07-05 20:44:50 | 日記
いきなり夏です。
「ふぇぇーあついよぉー」
と幼女っぽく言ってみても何の対策にもなりません。
今からこんなんで大丈夫でしょうか。

しかし!推手サークルはエアコンのある部屋で練習するので問題ありません。
暑い日に冷房かけて汗をかくなど、なんて無駄なことをするのでしょう。


さてさて、日曜練習会と金曜練習会の様子をまとめて書いていきます。
文章を書くには何かが降りてくるまで待つ必要があるので、ブログ更新が遅れ気味なことをお詫び致します。

まずは日曜練習会。
いつものメンバー6人が集まりました。
ありがとうございます!

日曜はそれぞれが学んでいる太極拳のセオリーに従って練習を進める感じです。
ここら辺は練習法自体を常に模索している金曜組と違う所ですが、伝統的なメソッドを深めていく事も大切なので、これはこれで良いんじゃないかと思います。

多数の流派の太極拳が集まっているため、お互い摺り合わせながらやります。
基本の単推手、双推手、四正推手を中心に、共通項を合わせます。
しかし全く毛色が違う推手の仕方をする流派もあるので、それは知っている同士でやる事にしています。
例えば「槍の推手」はNさんと管理人しかやらないので2人だけでやります。
また、NNさんと管理人は日本ではマイナーな太極拳をやっていて、その推手もかなり特殊なので、これも2人だけでやっています。
お互いここにしか練習相手がいない、というのはラッキーなのかアンラッキーなのか微妙なところです。


あとは自由推手の崩し合いですが、これは流派関係なくやりたいようにやります。
こうなると流派がどうこうじゃなくて、個人がいかに体を練っているかだけの違いなので話が楽です。

日曜組は練習後に懇談をしない代わりに、休憩しながら雑談に花を咲かせています。
こののんびりした感じが日曜日の午後にマッチしているんじゃないかと思います。
「来たい人が来たい時に来て、やりたい様に練習する」
という推手サークルの理念通りに活動して頂いております(笑。

ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。


続いて金曜・FNP
こちらにはレギュラー5人が集いました。
ありがとうございます!

まったりした日曜日と対象的に金曜日は常に緊張感を伴います。
ちょっとでも気を抜くとすぐに転がされたり潰されたりするので油断できません。
(まあ、油断できないのは日曜日も同じですが)

KKさんと四正からの崩し合いでは、ほんのちょっとあちらの間合いに踏み込んでしまうと一気に飛ばされます。
この自分と相手との境界面を見極めるのが難しくて課題になっています。

HKさんからは「粘スパーリング」をレクチャーして頂きました。
推手を応用して、相手のパンチを「粘勁」で封じ込む訓練です。
「粘」はフルコンタクトの格闘技やボクサーなど、離れて打撃を飛ばして来る人を相手にする時に必須の能力で、太極拳は「粘」を得るための拳法だと言っても過言ではないと思います。
その実際の運用とテストを「粘スパー」でやってみようと言う訳です。

何人かでやってみて課題がいくつも出ました。
特に連続攻撃で接触面積が減った時、外されてパンチのラッシュを浴びるパターンが多かったため、いかに腕をくっつけておくかを工夫する必要があります。


といった感じでエアコンかけててもパンツまで汗でびっしょりなぐらい熱のこもった練習が繰り広げられたのでありました。
ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。


練習後懇談会では「地元湖西市での仲間を探す件」が話題にのぼりました。
皆さんはるばる遠方から来て頂いていますが、湖西市民は管理人だけです。
推手から太極拳を始めるというのもアリだと思いますので、広告活動をやっていきたいと思います。
(本格的にやりたい方には教室を紹介するツテはいくつもありますし)