推手サークル!

太極拳を中心に対練ばっかりやりまくっています。
静岡県湖西市がホームです。

ご案内

「推手(すいしゅ)」とは、太極拳の2人でする練習の事です。
套路(型)と推手は車の両輪で、両方やらないと上達は見込めません。

套路は1人でも練習できますが、推手は相手が必要です。
ならば、太極拳好き同士でお互い練習相手になろう、というのがこのサークルの目的です。
対練専門の謎の集いです。
太極拳やったこと無い方でも大丈夫ですので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせはこちらまで。
suishucircle@yahoo.co.jp
右の「メッセージを送る」からでもOKです。

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2022.12.31 「来年こそは」をUP

風のように歩け

2016-03-26 10:29:44 | 日記
春になると活動的になるのは生物の本能です。
秋の暮れまでセッセと練習に励むんですが、冬になるとガクッと活動量が減り、来年の春が来るまで冬眠してすっかり元の木阿弥、というサイクルが繰り返されるのです。
達人になるには春のテンションをいかに1年中保つか、がポイントでしょう。


3月も終盤の金曜日、FNPを開催。
推手サークル創立メンバーの一人、Kさんも久々に参加してくださいました。
ありがとうございます!

最初3人しかいなくて、一人ぶらぶらしている内にHMさんが、やがてKさんも合流して、結局5人になりました。
通常通り定歩で崩し合いをする組と、活歩で自由に足を動かしていい組とに分かれる形で進めます。

自由に歩いていいといっても、やってみると足が思い通りに動かない事が分かります。
歩法のパターンが身についていないために体の移動に足が追いつかない感じです。
普通に生活している分には横とかナナメに歩くという事はあまりやりませんしね。

また、上半身と下半身が同期していなくて蛸踊りになりがちです。
太極拳の歩法は型の中に含まれているので意識して研究する他、それを二人組みの推手で活用したりして脚の動作のオートメーション化をはかる必要があると思います。

管理人は定歩ではHDさんと、HMさん、Kさんとは軽く移動しながらの推手をしてみました。
みなさん太極拳とは別の拳法をやっているため、意外な所からパンチが飛んできたり、下からすりあげるような独特な攻めがあったりで一筋縄では行かないのが楽しいです。

この辺で推手を専門にする集まりとしては我々か、浜松のI先生が主催する交流会ぐらいかと思いますけど、それでもほとんどが定歩の練習です。
そうすると推手すらやらない教室・サークルでは動いて対処する訓練はやってない、という事になるでしょう。
これだと太極拳の持ち味を半分も活かせないのではないでしょうか。

推手サークルでも反省を込めて、今後も脚を使う練習を積極的にやっていこうと思います。

その他、いつもの様にバカスカ飛ばし合ったり、システマ研究会が出来ていたりと思い思いに練習して頂きました。

といった所で3月最後の練習も終了。
ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。


もうすぐ4月というのに寒いです。
練習後懇談会も早々に切り上げましたけど、それでもみんな思い思いに興味の対象について熱く語り合うのでした。



カンフー・マスターを目差せ!

2016-03-21 19:29:14 | 日記
今月末に表演武術のトップアスリートを講師にお招きしての教室が開かれるそうです。





お子様だけでなく、ご家族でカンフー・マスターを目差してはいかがでしょう。
お問い合わせはポスターに記載の事務局までどうぞー。






各種足技

2016-03-15 00:38:57 | 日記
卒業シーズンです。
管理人はこの季節になると高校時代成し遂げられなかった事への後悔の念にとらわれます。

あの時、学園祭で何故メイド喫茶を提案しなかったのかと。
なぜ床に転がって暴れてダダをこねてでもクラスの女の子たちにメイド服を着せなかったのかと。
そんなチャンスは一生に3回しかなかったのに!
もはやどんなに願っても、いくらお金を積んでもその夢は果たせません。

It is no use crying over spilt milk.
人は全力を尽くさなければ、ほろ苦い想いを抱いて生きる事になるのです。


さて、メイドの話はこのくらいにして推手です。
まずは日曜日の愛知練習会。
いつものメンバー5人が集いました。
ありがとうございます。

通常の推手に加えて、足さばきを伴う活歩の推手を色々やってみました。

太極拳の技術をよく見てみると、外力に対してわざと弱い構造を取っているような所があります。
例えて言うとゴムのボールみたいなもので、いくら思いっきり殴ってもポヨポヨと弾んで逃げてしまうのでボールの内部にはダメージを与えられない感じです。

達人はこれを体の内部でやってしまうと考えられます。
楊式太極拳を世に広めた楊澄甫師は、弟子達に「リラックスしなさい。もっともっとリラックスしなさい」と口を酸っぱくして注意していたそうです。
ゆるめる事で「居付き」をなくし、外力をいなせる体を作ることを目差していたのではないかと推察されます。

が、こういうゴムボールみたいな体になるには相当な努力がいるので、とりあえず足で逃げてダメージコントロール出来るようになろう、というのが今回のテーマです。

NNさんから活歩の四正推手と四隅の推手を教わって、その足さばきを使って外力から逃げ回る術を研究しました。
ドカーンとぶつかってきても、足の方向をちょっと変えると重心がシフトされて力を逃がす事が出来ます。
これを徹底的に練習しておけば、致命傷は避けられるでしょう。

だいたいケンカする時に双方一歩も動かずで殴り合う事はないので、普通に足を使ったり体を入れ替えたりする練習もしておいてバチは当たらないはずです。
武術として太極拳をやるなら「推手のための推手」にならない様に気をつけなければなりません。


続いて金曜FNP。
湖西市新居体育館に6人が集結しました。
いつもありがとうございます。

こちらも日曜日と同じようなテーマで推手しました。
明確に足技を使う陳式太極拳の使い手や実戦派の猛者がいるので、より過激です(笑。

通常の推手に加え、隙があったら軽く手を飛ばしたり、足を払ってもOKの自由推手もやります。
これが結構やっかいで、ちょっと気を抜くとすぐに転がされます。
また、空いたボディにペシッ!と裏拳が入ったりします。

地味ながら意外に効果があるのは「すね相撲」です。
上で推手しながら下でも脚を使って推手します。
下ばっかり気にしていると上で引っくり返されますし、逆も同じです。
活歩でこれをやると投げ技になります。

管理人はAさんと、NNさんに教わった活歩の歩法を定歩で使って外力を逃がす研究とかしてみました。
使い様によっては強力な武器になりそうです。

夜になるとまだ薄ら寒いですが、スタジオ内は熱気で満たされていました。
ケガだけには十分注意しつつ、ドタバタをお楽しみ下さい(笑。

日曜日、金曜日とご参加頂いた皆様、お疲れ様でした。
ありがとうございました。

3月の予定

2016-03-02 23:33:29 | 日記
2013年の3月から始めた推手サークルも早4年目に突入です。
当初、公園で適当にやっていた集まりですが、今でも適当にやっています(笑。
今後も変わらず適当にやりますので、どうぞ宜しくお願い致します。


それでは3月の予定をご案内です。

●推手サークル日曜練習会in愛知
日時:3月6日(日)13時から15時まで
場所:愛知県豊川市いつもの所



●推手サークル金曜夜練習会
日時:3月11日(金)19時から20時45分まで
場所:湖西市新居体育館 スタジオ

※体育館シューズをご用意ください。



●推手サークル金曜夜練習会
日時:3月25日(金)19時から20時45分まで
場所:湖西市新居体育館 スタジオ

※体育館シューズをご用意ください。



ご参加お待ちしております。