推手サークル!

太極拳を中心に対練ばっかりやりまくっています。
静岡県湖西市がホームです。

ご案内

「推手(すいしゅ)」とは、太極拳の2人でする練習の事です。
套路(型)と推手は車の両輪で、両方やらないと上達は見込めません。

套路は1人でも練習できますが、推手は相手が必要です。
ならば、太極拳好き同士でお互い練習相手になろう、というのがこのサークルの目的です。
対練専門の謎の集いです。
太極拳やったこと無い方でも大丈夫ですので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせはこちらまで。
suishucircle@yahoo.co.jp
右の「メッセージを送る」からでもOKです。

What's New

2022.12.31 「来年こそは」をUP

8000回

2013-06-23 22:03:27 | 日記
人間は性格とか体質で12種ぐらいに分類できる、という考え方があります。
これが正しいとすると、12タイプの人と手合わせして攻略しておけば、どんな奴が相手になっても優位に立てる事になるでしょう。

しかし武術太極拳の教室で常時12人以上生徒がいる所は、そう多くないと思います。
例えいたとしても12タイプきっちり揃っている訳ではありません。

すると太極拳を学ぶほとんどの人が、ぶっつけ本番で未知の敵と戦わなければならない状態にある、という事になるのではないでしょうか。

これを解消するには、とにかくたくさんの人と手を合わせるしかありません。
教室や流派の壁もとっぱらって、です。
推手サークルがその場になれたらいいな、と思います。


先週1回休んだだけなのに、ずいぶん久しぶりという感じです。
本当は毎日でも推手したいけど、そうもいかないので機会を逃さず練習していきたいです。
今日も時間の大半を推手に費やしました

特に単推手はしつこくやってみました。
太極拳の肝要の1つに「放松(ファーソン)」というのがあります。
要するに力を抜くという事ですが、ダラダラすればいいという訳ではありません。
必要な部分は張る必要があります。
この抜く所と張る所を鮮明にするために、「普通」「バリバリにパワーで」「メリハリをつけて」など何パターンも分けた単推手を試みました。

脱力と張りが絶妙な人は腕がものすごく重くて、それだけで力を奪われます
バーベルを持たされているみたいで肩が痛くなってくるのです。
こうした能力を無意識に使えるようになるには、効果を出せるように工夫しつつ、山のように推手する必要があるでしょう。


管理人の車は最近キーレスエントリーが壊れて、鍵穴にキーを挿さないとドアを開けられなくなっています。
それは分かっているのに、ふと気がつくとキーをドアに向けてスイッチを押してしまっています。
もはやこの動作が体に染み付いてしまっているのです。


そこで今までに何回「車にキーを向けてスイッチを押す動作」をやったか計算してみたら、約8000回やっていました。
このぐらいで無意識に体が動くようになるみたいです。


1日の練習でどのくらい推手しているか分かりませんが、キーレスエントリーよりも複雑な動きなので、無意識にやれるようになるまで1万回以上は必要なんじゃないでしょうか。
・・・気が遠くなりますね(笑。

しかし、そのための推手サークルですから!