推手サークルの年2回のイベントにはどんな人が来るか毎回楽しみなんですが、
「誰も来なかったらどうしよう」
という心配はした事がありません。
ところが。
今回は直前になっても誰も来なかったので、
「やべえ、やっちまったか?」
と嫌な汗が背中を流れました。
年末ハートフルプッシング2018はこんなドキドキの始まりでした。
しかし開始10分ぐらい前になってイベント常連になってくださったUNさんがご来場、続けてフルコンタクトの格闘家・TKさん、Miさんが、さらにおなじみのHさんが来てくださって「誰も来ないイベント」だけは避けられました。
この辺りでは敵う人がいないムチャクチャ強い人たちが4人もいるので、変な奴が来て暴れても簡単に追っ払って下さいます。
色々な意味でホッとしました(笑。
そうこうしている内に以前一緒に柔術を稽古していたYMさんが、拳社の仲間のADさんが、愛知練習会のNNさん、KGさん、湖西練習会のAさん、と次々に来てくださって、最終的に総勢12人でのイベントとなりました。
Aさん、NNさんからはお菓子やミカンの差し入れまで頂きました。
皆様ありがとうございます!
さて、此度のイベントは男オンリーです。
しかも最初の顔ぶれからお分かりのようにバリバリの武闘派揃い。
当然のように内容も実戦的になります。
いつもは推手専門の方が1/3、格闘専門の方が1/3、その中間で行ったり来たりの方が1/3という割合ですが、今回は推手と実戦派が半々ぐらいでどちらかというと実戦的なやりとりに華が咲いていました。
ここに来てくださる皆さんのスゴイのは「強さに貪欲な所」です。
例えば管理人が防具つけてこの方々とスパーしたら数秒でマットに沈む自信があります。
「あなた方もう十分強いですけど」
と思うんですが、さらに上を目指しているのです。
もっとも、強さに貪欲でない強い人は見たことがありません。
「まーこれくらいでいいか」という人は決して強くはなれないのでしょう。
常に何かから学び、上を志向する人だけが「強さ」を手に入れられるのではないでしょうか。
バシバシやりあったり、キックミットごとふっ飛ばされている方々を見て、しみじみそんな事を思いました。
もちろん推手組も負けてはおれません。
そこかしこで真剣に手を合わせる姿が見られました。
格闘技に比べれば穏やかな練習に見えますが、推手は太極拳独特な戦い方を身につける訓練です。
手が触れたら圧倒的に太極拳が有利になるようにするための練習なのです。
生半可な技術ではパワーやスピードに負けてしまいます。
やり方は違えど、やはり強さを目指しているのです。
今回の収穫は、湖西市民の皆さんに興味を持って頂けた事でしょうか。
これまでさんざん宣伝しても全く反応が無かったんですが、たまたま地域センターに来ていた方々が「何やってるの?」と見に来てくれました。
イベント10回目にして初めてのリアクションです。
そもそもたくさんの方に太極拳や推手を知ってもらおうと始めたイベントなので、こうして興味を持って頂けるのは大変嬉しい事です。
対応したのが管理人ではなく、女子大生が2,3人で「どうぞやってって下さい~」と誘っていたら、あの方々は会場に吸い込まれて行ったのではないでしょうか。
今後は宣伝活動をしっかりやると共に、女子大生を仲間にしなければならない、特に女子大生は必須!と思ったのでした。
そんなこんなで時間はあっという間に過ぎ、興奮冷めやらない中でお開きとなりました。
ご参加頂いた皆様、お忙しい中ご来場頂いて誠にありがとうございました。
少しでも楽しんで頂けたのなら幸いに存じます。
次回の推手サークルイベントは2019年6月16日(日)の「推手サークルジャンボリー2019」です。
湖西市新居地域センターで13時から、皆様のご来場をお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。