推手サークル!

太極拳を中心に対練ばっかりやりまくっています。
静岡県湖西市がホームです。

ご案内

「推手(すいしゅ)」とは、太極拳の2人でする練習の事です。
套路(型)と推手は車の両輪で、両方やらないと上達は見込めません。

套路は1人でも練習できますが、推手は相手が必要です。
ならば、太極拳好き同士でお互い練習相手になろう、というのがこのサークルの目的です。
対練専門の謎の集いです。
太極拳やったこと無い方でも大丈夫ですので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせはこちらまで。
suishucircle@yahoo.co.jp
右の「メッセージを送る」からでもOKです。

What's New

2022.12.31 「来年こそは」をUP

さらば、愛しきトゥーサウザンド・エイティーン

2018-12-31 01:28:18 | 日記
生物の最も重要な目的は「種の存続」です。
そのため、子を産み育てる期間に生命力が最も強くなるような設定になっているのだそうです。
人間を例にすると、20歳で子供が出来て、その子供が成人するまで育てると40歳ですが、この間はかなりムチャしても大丈夫なようになっているのだとか。
(ちなみにこれは「まーさんハウス」の受け売りです)

しかし、このボーナス期間を過ぎるとガクッと生命力が落ちます。
にもかかわらず40前と同じ様にやりたい放題やってると、ある日ポックリ逝ってしまうのです。
おそらくアラフォー以降の皆様は身をもって実感されているのではないでしょうか。

40前と後では身体が別物、と考えて、十分気をつけなければなりません。
それは武術の鍛錬も同じで、効率的かつ養生的な方法に変えて行く必要があるのでしょう。



さて、2018年も今月でおしまいです。
皆様のおかげで今年も何とかサークルを続けることができました。
改めてお礼申し上げます。

では12月の活動をご紹介していきましょう。

最初は愛知の日曜練習会。
NNさんがお休みでしたが、Hさんが遊びに来て下さっていつものように少年に戻って賑やかに練習しました。
ほぼレギュラー参加の7人体制。
ありがとうございます!

細かい内容は省略しますが、とにかくHさんにみんなふっ飛ばされていました(笑。
まだ本格的な寒さが来ていない穏やかな日曜の午後、静かな施設の一室だけが妙にアツかったです。



続いて湖西の金曜練習会。
管理人が推手サークルを始めて6年あまりですが、誰も来なかった、というのは1回しかありません。
不思議と誰かしら来てくれるのでありがたいです。

この日も最初誰も来なくて「ついに個人練習か」と思っていたら、昔一緒に柔術を稽古した仲間だったYMさんが来て下さいました。
ありがとうございます!
最近ひょんな所で再会して、推手に興味を持ってくださったのです。
今後も推手サークルのメンバーになって頂けると嬉しいです。



そしてラストも湖西の金曜練習会。
久々に4人が集結。
愛知からわざわざNさんが、YMさんが引き続きご参加、そしてAさんが来てくださいました。
ありがとうございます!

久々にAさんと自由推手及びKKさんを倒す研究(笑)を、YMさんとは単推手と双推手を、Nさんとは対練型をそれぞれみっちりと練習させて頂きました。
やはりこうでなくてはいけませんねー。
来年は新しいメンバーを増やして練習に華が咲くように頑張りますので、またお願いします。



という事で2018年の活動は終了です。
ご参加頂いた皆様、ご支援下さった皆様、どうもありがとうございました。
来年も推手サークルをどうぞ宜しくお願い致します。


それでは良いお年を!


ドキッ!男だらけの格闘塾

2018-12-22 13:21:50 | 日記
推手サークルの年2回のイベントにはどんな人が来るか毎回楽しみなんですが、
「誰も来なかったらどうしよう」
という心配はした事がありません。

ところが。
今回は直前になっても誰も来なかったので、
「やべえ、やっちまったか?」
と嫌な汗が背中を流れました。

年末ハートフルプッシング2018はこんなドキドキの始まりでした。


しかし開始10分ぐらい前になってイベント常連になってくださったUNさんがご来場、続けてフルコンタクトの格闘家・TKさん、Miさんが、さらにおなじみのHさんが来てくださって「誰も来ないイベント」だけは避けられました。

この辺りでは敵う人がいないムチャクチャ強い人たちが4人もいるので、変な奴が来て暴れても簡単に追っ払って下さいます。
色々な意味でホッとしました(笑。

そうこうしている内に以前一緒に柔術を稽古していたYMさんが、拳社の仲間のADさんが、愛知練習会のNNさん、KGさん、湖西練習会のAさん、と次々に来てくださって、最終的に総勢12人でのイベントとなりました。
Aさん、NNさんからはお菓子やミカンの差し入れまで頂きました。
皆様ありがとうございます!


さて、此度のイベントは男オンリーです。
しかも最初の顔ぶれからお分かりのようにバリバリの武闘派揃い。
当然のように内容も実戦的になります。

いつもは推手専門の方が1/3、格闘専門の方が1/3、その中間で行ったり来たりの方が1/3という割合ですが、今回は推手と実戦派が半々ぐらいでどちらかというと実戦的なやりとりに華が咲いていました。

ここに来てくださる皆さんのスゴイのは「強さに貪欲な所」です。
例えば管理人が防具つけてこの方々とスパーしたら数秒でマットに沈む自信があります。
「あなた方もう十分強いですけど」
と思うんですが、さらに上を目指しているのです。

もっとも、強さに貪欲でない強い人は見たことがありません。
「まーこれくらいでいいか」という人は決して強くはなれないのでしょう。
常に何かから学び、上を志向する人だけが「強さ」を手に入れられるのではないでしょうか。
バシバシやりあったり、キックミットごとふっ飛ばされている方々を見て、しみじみそんな事を思いました。


もちろん推手組も負けてはおれません。
そこかしこで真剣に手を合わせる姿が見られました。
格闘技に比べれば穏やかな練習に見えますが、推手は太極拳独特な戦い方を身につける訓練です。
手が触れたら圧倒的に太極拳が有利になるようにするための練習なのです。
生半可な技術ではパワーやスピードに負けてしまいます。
やり方は違えど、やはり強さを目指しているのです。


今回の収穫は、湖西市民の皆さんに興味を持って頂けた事でしょうか。
これまでさんざん宣伝しても全く反応が無かったんですが、たまたま地域センターに来ていた方々が「何やってるの?」と見に来てくれました。
イベント10回目にして初めてのリアクションです。
そもそもたくさんの方に太極拳や推手を知ってもらおうと始めたイベントなので、こうして興味を持って頂けるのは大変嬉しい事です。
対応したのが管理人ではなく、女子大生が2,3人で「どうぞやってって下さい~」と誘っていたら、あの方々は会場に吸い込まれて行ったのではないでしょうか。

今後は宣伝活動をしっかりやると共に、女子大生を仲間にしなければならない、特に女子大生は必須!と思ったのでした。


そんなこんなで時間はあっという間に過ぎ、興奮冷めやらない中でお開きとなりました。
ご参加頂いた皆様、お忙しい中ご来場頂いて誠にありがとうございました。
少しでも楽しんで頂けたのなら幸いに存じます。

次回の推手サークルイベントは2019年6月16日(日)の「推手サークルジャンボリー2019」です。
湖西市新居地域センターで13時から、皆様のご来場をお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。