推手サークル!

太極拳を中心に対練ばっかりやりまくっています。
静岡県湖西市がホームです。

ご案内

「推手(すいしゅ)」とは、太極拳の2人でする練習の事です。
套路(型)と推手は車の両輪で、両方やらないと上達は見込めません。

套路は1人でも練習できますが、推手は相手が必要です。
ならば、太極拳好き同士でお互い練習相手になろう、というのがこのサークルの目的です。
対練専門の謎の集いです。
太極拳やったこと無い方でも大丈夫ですので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせはこちらまで。
suishucircle@yahoo.co.jp
右の「メッセージを送る」からでもOKです。

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2022.12.31 「来年こそは」をUP

2月の予定

2015-01-31 05:47:08 | 日記
東京で雪が降るとほとんどの人はウンザリするそうですが、
「うはhfhっ!雪だるま作ろうぜ!雪だるま!!」
てな感じで大はしゃぎするのは静岡県出身者だそうです。

分かりますねー(笑。


最も寒い季節ですが、熱気で雪を溶かす勢いで推手しましょう。
2月の練習予定をご案内します。


●推手サークル金曜夜練習会 FNP34
日時:2月6日(金)19時から20時45分まで
場所:湖西市新居体育館 アリーナ

※体育館シューズをご用意ください。

●推手サークル日曜練習会in愛知
日時:2月8日(日)13時から15時まで
場所:愛知県豊川市いつもの所


●推手サークル金曜夜練習会 FNP35
日時:2月20日(金)19時から20時45分まで
場所:湖西市新居体育館 アリーナ

※体育館シューズをご用意ください。


例によって利用料金ワリカンです。
どなたでもご参加頂けます。


アリーナは冷えるので防寒対策をお願い致します。
靴の中に貼るカイロとかおすすめです。


皆様のご参加をお待ちしております。

バリエーション

2015-01-23 22:39:06 | 日記
場所確保が大変だった時に常設の会場を考えたことがあります。
それでいくらぐらいで借りられるのか調べてみたんですが、一番安いところで月8万円でした。
まー、そんぐらいはしますかね。
体育館利用が一人頭100~200円なのを考えると、場所取りに走った方が断然お得なようです。


それでも、時間を気にせず好きなだけ練習したり語り合ったり出来る場、というのは魅力的なので、株とかでボロ儲けしたら「推手会館」を建てたいです(笑。


さて、今回もたくさんのメンバーが来て下さって8人で練習しました。
去年の今頃が「星飛雄馬のクリスマスパーティー」だった事を考えると夢のようです(笑。


こないだは「剣推手」とか「棍推手」とかやってみましたが、今日はHKさんの提案で「ロープ推手」というのをやってみました。
子供の頃ロープの引っ張りっこで遊んだアレです。
ヒモのテンションを常に一定に保つ感覚が「問」を養うのに良さそうです。

AさんとHDさんの組では、HDさんが何やら必殺技を編み出して披露していました。
HDさんは1年ぐらい前から推手を始めた方ですが、ほとんど毎回欠かさずに練習に参加されて、あっという間にレベルがアップしました。

やはり熱意こそが上達最大のファクターですね。
もう単純な罠にはひっかかってくれないので、こちらも巧妙な手段を考えざるを得ません(笑。

HMさんとは推手しながら、色々な方法を模索しました。
基本的な考え方として、ポン勁を張ったエリアを死守してそこへ相手を入れさせない方針と、ギリギリまで受け入れてツルリン!とかわす、という方法があります。
どちらにもメリット、デメリットがあり、好みもありますので、両方をやってみて気に入った方を専門にしてみてはどうかと思います。


わざわざ愛知から来て下さったNさんとはバリバリにポン勁を張った対練をやってみました。
ポン勁は「構造的に強い状態」で、力みとは違います。
が、パワー勝負してしまったので、もっと「強い感じ」を掴めるようにしたいです。

その他、ギュンギュン飛ばしあう玄人たち、スパーにはげむ人達、型を推手に活かす試みをする人達、など、ツーマンセルを組んだ人によって無限のバリエーションが生まれていました。
ケガだけには気をつけて、何でもやりたい練習をやりたい様にやって頂ければ幸いです。

さすがに8人いると総当りができませんが、チャンスはいくらでもありますから、毎回相手をとっかえひっかえしてください(笑。
ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。


練習後は恒例の武術談義です。
が、冬はさすがに外でgdgdするのがキツイ!
やっぱり朝まででも存分に語り合える推手会館を建てたいですねー(笑。


一人一流

2015-01-18 17:18:00 | 日記
ビデオニュース・ドットコムのインターネット放送「マル激トークオンデマンド」の最新号で、マ○ド○○ドやペ○○グなどの食品異物騒動は何故起きるのか?という話題が取り上げられていたのですが、聴けば聴くほど日本の食事情に暗澹たる気分になりました。
いくら太極拳や気功で体を鍛えても、毎日食べ物で体を害していては意味がないですねー。
ご興味がある方は放送をご覧になってみて下さい。


さて、愛知の推手会も今年初練習です。
FNPにも遠くからたくさんの方が来てくださいますが、愛知も負けず劣らず遠方から欠かさず参加して下さる方々がいます。
今回も7人での活動でした。
皆様、ありがとうございます!

(欲をいうなら、もう1人いればペアが揃うんですが(笑)

湖西と愛知の違いは、湖西が様々な武術、格闘技をやっている人たちが集まるのに対し、愛知は基本的に太極拳オンリー、という所です。
しかし、以前にもお話しした様にダイバーシティ(多様)です。
同じ系統で型の順番もやることも同じなのに考え方や動きが異なっていたり、印象がまるで違ったりします。

元は同じなのに、よくもまあこれだけ変わるな、というぐらい変化しています(笑。

一番の理由は一人一人が別物だからでしょう。
先生がどんなにしっかり伝えても、それを受け取る生徒は違う人間です。
体格も性格も育ちも異なります。
おそらく遺伝子が同じ一卵性の双子に同じ先生がまったく同じ様に教えたとしても、年を経るごとに違ったものになってくるでしょう。


さらに伝える難しさもあります。
武術の技がどのように生み出されるか、とか、それがどういう感じで作用したら良いのか、というのは「感覚」でしか伝えられません。
この「感覚」とは主観的なもので、ある人が「こういう感じ」といったモノが他の人には理解しにくいのはお分かり頂けるでしょう。
先生が実際に生徒に技を掛けて、その「感じ」を身を持って知ってもらうしかありません。
そして、その「感じ」を再現するのに、先生の動作や言葉を参考にする。

伝統武術はこういう方法でしか伝承が出来ないため、過程で色々と違うものに変化していくのだと思います。

結果「一人一流」にならざるを得ないのです。

という訳で、良い先生についている方は、どんどん技を掛けてもらって、その「感じ」を体に通してみる事をおすすめします。
(大怪我しない程度に(笑)

今日の練習そのものは淡々と粛々と、太極拳の作法に則ってやった感じです。
愛知の会はもの静かな人ばかりなので、こういうカラーですね(笑。
しかし、それぞれに試したいテーマみたいなものを持って取り組んでおられたように見受けられます。

ご参加どうもありがとうございました。


次回の愛知練習会は2月8日()同じ場所、同じ時間です。
宜しくお願い致します。


柔術の本

2015-01-14 21:52:17 | 日記
中国の武術と日本の武術は違う民族の間で発展したものなのに共通点が多いです。
特に合気柔術系と楊式太極拳は非常に良く似ていると思います。

そんな訳で管理人は日本の武術もやっているんですが、柔術の先生がご自身のサイトで発表した技のコツをまとめた本を出版されたので参考までにご紹介致します。



「ここまで書いて大丈夫なの?」というぐらい秘訣満載です。
太極拳の理解にもお役に立てるかと思います。

八光流柔術皆伝師範・広沢成山先生の「柔術稽古覚書・Ⅱ
ご興味おありの方はこちらのリンクからどうぞー。
八光流柔術・豊和会サイト「あんころ猫の手」

「Ⅱ」というからには「Ⅰ」もありますので、よかったら両方お求めください(笑。


今年もgdgdで

2015-01-09 22:39:03 | 日記
今年も残すところ、あと356日。
早いものです。
あっという間に過ぎ去ろうとしている2015年をバッチリ捕らえて行こうではありませんか。
そんな訳で今年最初の金曜夜練習会・FNP32を開催致しました。



初練習はレギュラーメンバー7人でやりました。
いつも湖西までお越し頂いてありがとうございます!

このサークルではメンバーが持ち寄る様々な練習をするのですが、自分達で工夫して新しいやり方を試みたりもします。
今回はモノを使った推手をやってみました。

まず「剣(つるぎ)推手」。
と言っても斬り合ったりするのではなく、手でやる推手を木剣を介してやるのです。
まずお互いの剣身の1点を軽くくっつけて一方がゆっくりと動かします。
もう一方は最初の接点を離さないようにどこまでもくっついて行きます。
要求は単推手と一緒で「圧力一定」「不頂不去」。
無理やり相手の剣の軌道を変えたり、剣が離れたりしないように気をつけます。

いわゆる「粘」を磨くのが目的です。

素手でも常にくっつけておくのが難しいのに剣でやると更に難易度が上がります。
感度を鋭くするいい練習になりそうです。

HKさんが「真剣でやればもっと集中できるんじゃない?」とおっしゃっていましたが、その通りでしょう(笑。

ちなみに剣推手のアイデアはこれから頂きました。



今度は丸棒でやる「棍推手」です。
これは剣よりもっと難しい。
体から離れれば離れるほど、接点が小さくなるほどくっつけておくのが難しくなります。
最終的には槍みたいな長い棒で「振っても引いても取れん」という風になるのが夢です。
それが出来る様になったら素手の推手はかなり良い線に行くのではないでしょうか。


その他には一本の棒を2人で奪い合ったり、棒を介して相手を崩す、という練習もやってみました。

普通に推手を楽しむ人達もいました。
いつもは時間を決めて交代していますけど、やりたいだけやる雰囲気だったので、それぞれ好きなだけやって頂きました。
推手だけじゃなくて、キックの対処練習とか、よく分からない練習とか、雑談とか、割とグダグダな感じでしたが(笑。
まあ、このgdgdな所が推手サークル最大のウリではないかと思いますので、今年もこれで行きましょう(笑。

ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。