推手サークル!

太極拳を中心に対練ばっかりやりまくっています。
静岡県湖西市がホームです。

ご案内

「推手(すいしゅ)」とは、太極拳の2人でする練習の事です。
套路(型)と推手は車の両輪で、両方やらないと上達は見込めません。

套路は1人でも練習できますが、推手は相手が必要です。
ならば、太極拳好き同士でお互い練習相手になろう、というのがこのサークルの目的です。
対練専門の謎の集いです。
太極拳やったこと無い方でも大丈夫ですので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせはこちらまで。
suishucircle@yahoo.co.jp
右の「メッセージを送る」からでもOKです。

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2022.12.31 「来年こそは」をUP

10月の予定

2017-09-28 22:09:37 | 日記
以前、管理人が望遠鏡で星を眺めていた時、お巡りさんが2人でやってきて、
「何やってるんですか?」
と職質を受けたことがあります。

どうも望遠鏡を迫撃砲だと思った人がいたらしくて、通報を受けてすっ飛んできた様です。
「今すぐダイアル!」はテレビショッピングだけにして頂きたいものです。

夜、公園で対練したりすると、乱闘していると勘違いされかねないので、おちおち夜戦も出来ませんね(笑。



それでは今月の予定をご案内いたします。


●推手サークル日曜練習会in愛知
日時:10月1日(日)13時から15時まで
場所:愛知県豊川市いつもの所



●推手サークル金曜夜練習会
日時:10月6日(金)19時から21時まで
場所:湖西市新居体育館 スタジオ

※体育館シューズをご用意ください。



●推手サークル金曜夜練習会
日時:10月20日(金)19時から21時まで
場所:湖西市新居体育館 スタジオ

※体育館シューズをご用意ください。



皆様のご参加をお待ちしております。

80円を目指して

2017-09-23 20:06:44 | 日記
○ィズ○ーラ○ドに行ったという知り合いに、何気なく「入場料っていくらなの?」と聞いた所、
「1日7400円、だったかな」という答えが返ってきました。

・・・・7400円?????
ななせんよんひゃくえんーーー!!???!???!?

はっはっはー。バカ言っちゃいけませんや。
どこの世界に入場料7000円以上の遊園地があるんですか?
浜名湖パルパルのフリーパスでさえ4100円ですよ?

という指摘に対して、大マジで7400円、それに食べ物の持ち込み禁止ゆえ、園内のレストランとかで食事代が数千円かかるというお話でした。
その上、知り合いは「また行きたい」とか言ってます。

色々な意味で夢の国です。
遊園地というより新興宗教の聖地に見えて仕方ないんですが。

ちなみに推手サークルは10人集まったら施設利用料ワリカン1人80円です。
ディ○ニー☆ン○の1/100ぐらいの費用でお楽しみ頂けますので、どうぞご利用ください。


さて9月も終盤、今月最後の金曜練習会です。
今回はお姉さまお2人とKKさん、管理人、という紅白4人体制での練習会でした。
ありがとうございます!
お姉さま方がこのままレギュラーになって下さると嬉しいです(笑。

女性陣は表演会できれいな型を演じる方々で、管理人などよりずっと身体能力が優れておられるんですが、推手をもっと深く練習したい、という事で来て下さって頭が下がるばかりです。

当サークルでは別に隠すものは何もないので、分かる範囲で何でもご説明致します。
管理人は口ばっかりですが、KKさんは技を体現出来る方で丁寧に解説してくれるので、先生に向いていると思います。
今回もお姉さま方に優しくレクチャーされていました。


Tさんと管理人は「波のように」推手を練習してみました。
波というのはザーンと寄せてくると同時に引いてもいます。
寄せ引きの区別が曖昧で、捉え所がありません。
太極拳も同じで、相手の攻撃を避けている様で反撃が開始されていて、攻撃の影でディフェンスが作動している、というように攻防の割合が流動的に変化します。
攻撃100・防御0だと、その切替のスキマを狙われたら危険だし、間に合いません。

陰陽の思想では、完全な黒、完全な白というものは無く、常に白黒のバランスで世界が成り立っていると考えています。
人間も、かわいい女子高生の中身がおっさんだったり、青ヒゲのオヤジが少女漫画ファンだったりします。
攻防のグラデーションのバランスをとりつつ「波のように」を心がけてみました。

YRさんとは「0-100推手」を試してみました。
前足100%、後足100%、と重心を完全に前後に載せつつ手の圧は変えないようにする推手です。
太極拳が「双重」を嫌う理由の一つに「2点で立つとひっくり返りやすい」ことがあります。
ベニヤ板を普通に立てて面を直角に押すとパタッと倒れてしまいますが、一方の角だけ地面につけた板なら面を押されてもクルッと回るだけで倒れません。
推手でも両足に体重が乗った状態で体の中心を直角に押されると倒れやすいので、常にどちらかの足だけに体重が乗っているように心がけます。
後ろに下がって虚歩的になるのはわりと楽ですが、前に乗るのは普段あまりやらないので難しいです。

KKさんと管理人の回では、ヒネられたり飛ばされたりと男相手には容赦ないいつものやり取りでした(笑。
自由推手で理屈通りの技が出たら最高なんですが、ガチだとそうはいかないです。


といったところでお開き。
女性陣のご参加で終始和やかな雰囲気の中、練習が出来ました(笑。
ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。


懇談会ではKKさんが昔購入された太極拳の資料を見せて下さいました。
数十年前に神保町の専門書店で手に入れたという、陳式太極拳の理論書です。
前半が陰陽五行とか八卦の理屈、後半にテンシの掛け方などが細かく書かれた本で、「読めたら」色々ヒントを得られるかも知れません。
(難解過ぎて全然読めません)

昔はこうやって中国語の本を買って、怪しい翻訳をし、絵と絵の間を想像したりして独学するのが中国武術マニアというものでしたが、最近ではユーチューブなどの動画で何でも公開してくれるので「時代が変わったなあ」とつくづく思うのです。


セプテンバー・セブン

2017-09-18 23:01:43 | 日記
最近「ウルトラ・マラソン」というのが流行っているそうです。
フルマラソンは42.195キロですけど、ウルトラ・マラソンは100キロ以上走るのだそうです。
参加する方々には大変申し訳ありませんが、管理人には何が楽しいのか全くわかりません。

もっとも、ランナーの方々から見れば、推手の何が面白いのか理解出来ないのではないかと思います。

そこで、お互いを理解するために「ウルトラ推手マラソン」の開催を提案します。
100キロ走るのは同じですが、走っている最中に推手で戦いを挑んで行く手を阻んでいい、という競技です。

ランナーはいかに足を活かして逃げ切るか、推手家はいかにランナーを引き倒して自分が先に行くか、が決め手です。
そこかしこで非常に激しい戦いが繰り広げられる過酷なレースとなることが予想されますが、その中で、ランナーと推手家の間にお互い通じ合うものが生まれるか、益々お互いを理解し難くなるかのどちらかでしょう。

果たして夕闇迫るゴールに辿り着ける選手はいるのでしょうか?


さて、9月最初の金曜練習会です。
此度はなんとお姉さまが3人も来て下さいました!
これにレギュラーと、久々参加のKさんを合わせて総勢7人のゴージャスな布陣です。
ありがとうございます!

せっかくですから、どんどん行きます。
手が空いている人でとっかえひっかえです。
ちなみに、推手サークルでは一組何分という制限や、こういう推手をして、という制限はないので、お互い飽きるまで、やりたい練習をやりたいようにやって下さい(笑。

管理人は最初にお姉さまの一人・YRさんと「四両推手」をしてみました。
四両(約150g)の接点をお互いキープする推手です。
「四両発千斤」の四両は具体的な重さだそうで、この重さで相手とコンタクトする事で頭と体の間に反応のギャップを生じさせるのが狙いです。

四両キープしているかどうか分かりやすくするために、腕と腕の間にゴムまりを挟んで、これを落とさないように、潰さないように気をつけて推手します。

女性陣とゆるやかに推手している横で、KKさん、Kさん、Aさんたちは普通にハードな崩し合いを楽しんでおられました(笑。

7人で総当りしようとすると、どうしても一組当たりの時間が短くなりますが、気になる事があったら別に時間は気にしなくても結構ですので、じっくりと研究してください。
こうやって仲間同士で遠慮なく練習する場所って、あまりなさそうですしね。


といった感じで、女性がたくさん参加して下さったおかげで華やかなFNPでした(笑。
ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。


久々に来られたKさんは「また来年の今頃来ます」とかおっしゃっていましたが、毎回来て下さっても構いませんのでいつでもどうぞ(笑。
練習後懇談会では「力の飲み込みと返し」について、以前「浜松駅の近く」のイベントに来て下さったGSさんのレクチャーを復習してみました。
話が乗り始めると深夜に及んでしまう事もままありますので、遠方からお越しの方が午前様にならないように切り上げなければなりませんね(笑。



微妙な違い

2017-09-04 04:51:28 | 日記
つい先日まで暑いだのうざいだの言っていましたが、9月に入って急激に涼しくなった感があります。
そして、涼しくていいなー、と思っていると、あっという間に寒くなってしまいますので、体を動かすのに絶好の時期を1日たりとも無駄にしないようにしたいものです。


さて、9月の日曜練習会は3日にやりましたけど、ブログを書かにゃいかん、と思いつつ、どうにも文章が浮かんで来なかったために今になって更新しているという次第です。
職業作家ってすごいと思います。

日曜練習会はレギュラー5人が集いました。
毎度ありがとうございます!

いつものように、のんびりやる人はのんびりと、果敢に挑む人はハードに、とそれぞれのペースで推手しました。

管理人はNNさんと例の超マイナー太極拳について推手したり、色々意見を交換したりしました。
その中で、ルーツが同じで形が同じでも中身が違う場合がある、という事を考察しました。

この超マイナー太極拳は、ベースが楊式太極拳で形も楊式に似ているのですが、色々影響を受けたせいか独特な原理を用いて体を動かします。
一番特徴的なのは「やる気がない感じ」です。
楊式がしっかり形を作るのに対し、ぼやーんとしてて曖昧です。
「やる気あるのか!」と言われそうなぐらいダラダラしているので、表演には不向きです(笑。
しかし、このぼやーんとして、ダラダラとやる気がない感じが最大の武器(らしい)なので、元が楊式で、形が似てても全く別物なのです。
(NNさんによると「化」を重視したのでこうなったのだろう、とのこと)

このように似ていても中身が別、という事があるので、安易に混ぜない様、気をつけた方がいいでしょう。


という感じで、いつも通りのまったりした日曜練習会でした。
ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。


帰り道、伊良湖街道を走っていたら、「なし」というノボリが道沿いに林立していました。
この辺りは梨の産地なので直売もしているんですが、外国人観光客がこのノボリを見たら、
「何が無いんだ?そんなこと俺に訴えられても困るんだが??」
と当惑するのではないでしょうか。