水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

2019年6月18日(火)発行/北海道漁協系統通信6412号

2019-06-21 15:16:14 | 系統通信

第57回北海道漁業協同組合長会議
スローガンに「活力あふれる北海道漁業の改革実現」
漁業実態に即した資源管理を強調 脱・抑プラ運動を展開

令和元年度 北海道漁協系統運動功労者表彰
沙留漁協の横内武久代表理事組合長を表彰

第57回北海道漁業協同組合長会議
道・道議会に脱・抑プラ対策、資源回復などを要請
浜の実情に即した資源管理、漁船リースの拡充強化を

道が二定補正予算を道議会に提出
水産関係は55億4千万円、漁業取締船の設計に1,151万円
イワシの海外輸出促進、ブリなどの消費拡大、普及・定着も

利礼3漁協と3町が道にホッケ・マダラのTAC管理回避要請

道さけ・ます増協 令和元年度通常総会
増殖技術の向上・転換へ各種事業を展開
新副会長に羅臼萬屋・網走新谷両組合長を選

網走漁協前代表理事組合長の山田邦雄氏が逝去


2019年6月14日(金)発行/北海道漁協系統通信6411号

2019-06-16 12:19:20 | 系統通信

国が新資源管理に基づく管理目標を公表
日本海スケソウ、ホッケは目標管理、限界管理基準値下回る
機構の提案をベースに「資源管理方針検討会」開き意見交換

令和元年漁期TAC
サンマは前年同量の26万4千㌧と設定

道水産会の令和元年度定時総会
令和という新しい時代の漁業に夢と希望を切り拓く
川崎会長、山崎副会長を再選、常務が交替し小川氏

山田邦雄氏に日本水難救済会名誉総裁表彰

令和元年度 道ぎょれん会取引先懇談会
食の安心・安全、環境対策を重視

道機船連の原口常務が講演・ロシア国際漁業フォーラムへ

6月18日(火)札幌市内で漁師さんの出前授業


お詫び FAX番号の間違いを訂正致します

2019-06-16 12:03:37 | お知らせ

昨年10月4日に投稿した「お知らせ」の『2019年版水産関係人名監』のお申し込みFAX番号が間違っておりましたので、訂正しお詫び致します。

「011ー241ー4605」は間違いで、正しくは「011ー271ー4605」です。

なお現在、出版物のお申し込みは、「カラーミーショップ」に出店し、そのホームページから注文できるようにすべく作業中です。

近日中にお知らせできると思いますでの、よろしくお願いします。


国が新資源管理の基づく管理目標を公表 日本海スケソウ、ホッケは目標管理、限界管理基準値下回る 機構の提案をベースに「資源管理方針検討会」開き意見交換

2019-06-13 14:17:31 | ニュース

 国が進める新たな資源管理システムを優先的に実施するスケソウ、ホッケ、サバ類の4魚種7系統群について水産研究・教育機構がまとめた資源管理目標案、漁獲シナリオが12日公表された。本道周辺海域の主要魚種となるスケソウ日本海北部系群、ホッケ道北系群は現状の親魚量が目標管理基準値、限界管理基準値をいずれも下回っているが、禁漁水準は上回ると評価している。

 国はこれに基づき7月から対象魚種ごとに「資源管理方針に関する検討会」を開き、関係者(ステークホルダー)と意見交換を進めるとしている。水産研究・教育機構の提案は、ステークホルダー会合のベースとなるもので、目標管理基準値はMSY(最大持続生産量)を達成する資源水準の値で、限界管理基準値はMSYの60%に設定、これを下回った場合にMSY水準まで回復させる計画を定めることとする値。禁漁水準はMSYの10%に設定、漁獲をゼロとすべき資源水準の値を指す。MSYは長期的に持続可能な平均漁獲量を示すもので、5年ごとに見直し更新する。

 スケソウ日本海北部系群は、親魚量が目標管理基準値38万2千㌧、限界管理基準値17万1千㌧、禁漁水準2万5千㌧。2020年漁期の漁獲量は、10年後の2030年に限界管理基準値を上回る確率が50%を超える水準で5,600㌧とされる。2017年漁期のTACは6,300㌧で、漁獲量は5,300㌧だった。

 スケソウ太平洋系群は、親魚量の目標管理基準値22万㌧、限界管理基準値15万1千㌧、禁漁水準7万㌧。2020年の漁獲量が、10年後の2030年に目標管理基準を中長期的に50%以上の確率で維持する水準は、16万2千㌧とされる。2017年漁期のTACは17万3千㌧で、漁獲量は9万3千㌧だった。

 ホッケ道北系群の親魚量の目標管理基準値は11万2千㌧、限界管理基準値は3万4千㌧、禁漁水準5千㌧。2020年の漁獲量が、10年後の2030年に親魚量が目標管理基準値を上回る確率が50%を超える水準は1万800㌧とされる。ホッケは従来、北海道の沿岸沖合において漁獲努力量の3割削減を継続実施しており、2017年漁獲量は1万7千㌧だった。なお、17以降は資源回復の兆しが見られ、18年は2万7千㌧に増加している。