水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

2019年4月9日(火)発行/北海道漁協系統6396号

2019-04-09 15:22:09 | 系統通信

日ロ地先沖合漁業交渉が妥結
漁獲枠7万7,500㌧、ロシア側サバ・イワシを増枠

第19回統一地方選挙(前半)の結果
道知事に鈴木氏が初当選、道議会は自民が過半数

水産庁が人事異動(4月1日・3月31日)
新漁港漁場整備部長に吉塚計画課長、岡部長退任

全国漁港漁場大会第1回実行委員会
2020年10月函館アリーナに向けて準備スタート

平成31年釧路東部海域毛ガニかに篭漁(3月末)
許容漁獲量消化率40% 小の割合増で資源に懸念

オホーツク海域毛ガニかに篭漁(3月末)
宗谷管内順調に推移 許容量の6割消化
北見管内は同期比16%資源減少顕著に

北水協会が平成31年度の助成事業を決定
サロマ湖の動物プランクトン量の把握などが助成対象に

= 単協役員改選 =
◆[稚内漁協]安藤善則代表理事組合長を再選(3月25日)
◆[根室漁協]大坂鉄夫代表理事組合長を再選(3月25日)

4月10・11の両日、日高の「春ウニ」大即売会&日高特産市


日ロ地先沖合漁業交渉が妥結 漁獲枠7万7,500㌧、ロシア側サバ・イワシを増枠

2019-04-08 21:54:04 | ニュース

 日ロ双方の200海里内の操業条件を決める地先沖合漁業交渉が5日、漁獲割当量を7万7,500㌧と前年より1万2,500㌧増加させる内容で妥結した。ロシア側がサバ、イワシの大幅な増枠を求め、交渉は難航し、昨年12月の東京に続いて4月5日から開かれたモスクワでの交渉でようやく合意に達した。

 相互入漁の主な魚種別の割当量は、日本側がサンマ5万9千㌧(前年5万3,020㌧)、スルメイカ5,617.9㌧(同6,188.25㌧)、マダラ1,275.5㌧(同1,108.8㌧)と、サンマが約6千㌧増えた。これに対し、ロシア側は前年4万5千㌧だったイワシ・サバを、サバ5万1,500㌧、イワシ1万1千㌧に増やしたほか、イトヒキダラ1万5千㌧(同1万8千㌧)が主なもの。

 日本側がロシア側に支払う協力費は7億871.5万円と前年(7億4,980.1万円)より約4千万円減額された。日本側の総隻数は592隻(前年546隻)、ロシア側が89隻(同89隻)。

 また、有償入漁は漁獲割当量1,062.2㌧、総隻数22隻、見返り金4,112.2万円と前年と同じ。


月刊水産北海道4月号が出ます!

2019-04-08 11:26:42 | 月刊水産北海道

4月は春スタートの季節。ちょうど統一地方選挙に当たり、選挙が終わってからが本格的な新年度が始まる感じです。

果たしてどんな風に北海道が変わり、進んで行くのか、地方政府の政治に目が離せない1年となりそうです。

漁業法は70年ぶりに大改正されたましたが、水協法に基づく漁業協同組合も同じ時期に発足しており、70周年を迎えます。

オホーツク海に面する網走漁協は、70周年記念式典を行ってこの間の歩みを振り返りました。

連合会も含め、漁協系統の歴史は貴重なものであり、激動期であるからこそ、振り返っておくことがこれからの歩みに糧となるでしょう。