道東における10トン未満の小型サンマ漁船によるイワシの試験操業が始まり、23日には36トン、24日には70トンを水揚げした。
道東沖のサンマ漁は漁場形成の北偏・沖合化が強まり、7月からの流し網、5トン未満の棒受け網は不漁が続いていた。今年から道が47隻にマイワシ試験操業を許可した。
漁獲状況は、23日に9漁協・31隻が出漁し、約36トンを水揚げした。平均単価はキロ311円で、水揚げ金額は1,113万円となった。24日には36隻が出漁し、約70トンを水揚げしており、道水産林務部漁業管理課では操業自体は順調と見ている。しかし、問題は魚価で、バラツキが大きく、高値で430円、安値でキロ50円という価格も出ており、水揚げ数量がまとまれば、さらに下落することも心配される。
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