秋サケ漁がスタートする9月。台風、地震と北海道は自然災害に見舞われ、一年で最も生産があがる秋漁が不安な幕開けとなり、主要魚種で異変が続いています。
特に秋サケは最低だった昨年を大きく上回る豊漁が期待されましたが、魚体の小型化、価格ダウンと予想外の展開となりました。
台風、地震の直接的な被害が少なかったものの、停電および節電で流通が混乱、イベント中止、観光のキャンセルなど「食と観光」を地域振興の柱に掲げる北海道経済は沈滞ムードに。そんな中でも「さっぽろオータムフェスト」などたくさんの食の催しが各地で行われ、おいしい水産物が盛り上げに一役買いました。
10月号はそうした北海道漁業の動向や今後の見通し、大きな変革の嵐に直面している資源管理や漁業制度なども取り上げています。
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