道水産林務部漁業管理課の集計によると、令和元年度(平成31年4月〜令和2年3月)の刺し網、はえ縄、定置、底立て網などによる沿岸スケソウ漁獲量は、5海域を合わせ3万6,621㌧で、前年度に比べ漁獲量は約6%増加した。TAC(9万2,600㌧)の消化率は40%にとどまっている。
海域別では道南太平洋が2万8,207㌧で前年度に比べ9%増。TAC(6万4,200㌧)の消化率は44%。道東太平洋は1,097㌧で前年度に比べ42%の大幅な減。TAC(5,600㌧)の消化率は20%だった。日本海は2,431㌧で前年度に比べ4%減。TAC(2,800㌧)の消化率は87%と高かった。根室海峡は3,823㌧で前年度に比べ9 %減。TAC(2万㌧)の消化率は19%と低かった。オホーツク海は1,063㌧で前年度に比べ465%増。TACは若干量。
なお、水産庁のまとめた3月末の報告数量によると、スケソウの大臣管理(沖底)は、TAC16万3千㌧に対し、漁獲量は11万8,733㌧で、消化率は73%。海域別では、日本海がTAC3,200㌧に対し2,805㌧で消化率88%。オホーツク海がTAC5万7,900㌧に対し5万4,722㌧で消化率95%。太平洋がTAC10万1,900㌧に対し6万1,206㌧で消化率60%となっている。
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