道東太平洋のサンマ棒受け網は、10月下旬に入り1000㌧前後の水揚げが続き、8月の出漁から10月末の累計で全国2万㌧、道内1万5千㌧と前年同期の2割〜3割の水準まで回復した。
漁業情報サービスセンターによると、全国のサンマ水揚げは、10月30日に1,800㌧、31日に1,500㌧、11月1日に2千㌧とまとまり、価格も㎏当たり300円台後半から200円台前半に軟化しつつある。
日本一のサンマ水揚げを誇る花咲港は、10月末で1万2千㌧を水揚げし、㎏平均単価は413円。前年同期に比べ数量で37%、価格で195%となっている。そのほか厚岸も2,300㌧、釧路700㌧を水揚げし、道内の合計は1万5千㌧で前年同期の32%。過去5ヵ年の平均に比べ28%といぜん不漁から脱していないが、漁獲が上向いており、11月の操業が期待される。
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