落部漁業協同組合の新卸売市場がこのほど完成し2月24日、同市場内荷捌室にて竣工式が挙行されました。
漁協関係者や建設関係者、渡島管内の組合長ら約110名の参席のもと神事が営まれ、施設の末永い堅牢と安全を一同祈念しました。竣工式終了後、場所を八雲町内のホテルに移して落成記念式典が行われ、同漁協組合員ら約220名が施設の完成を祝いました。
落部地方卸売市場は高度衛生管理と高鮮度保持による魚価向上を目的に建設された施設で、荷捌室から独立して設置された活魚水槽・海水冷却シャワー室、施設内で精製された角氷を砕いたものを直接荷捌室内に供給できる製氷貯氷システムなどが備えられた先進的な市場になっています。
また情報開示機能として、荷捌やセリの様子を一般消費者が見学できる展望デッキ、上場状況がリアルタイムで表示される道内初の表示システムが導入されました。この新市場は3月1日のアカガレイ刺し網漁とエビ篭漁業の解禁と同時に供用が開始されます。
高レベルの鮮度保持と衛生管理体制の強化を柱に、落部漁協は地場産水産物のブランド化を図り邁進します。
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