道漁連は12月22日午後からALPS処理水海洋放出に伴う東京電力HD(株)に対する団体損害賠償請求の説明会をZoomによるリモートで開催した。全道の漁協、道漁連、系統団体、東電ら200名を超える関係者が参加した。
主催者を代表し、瀧波憲二常務が「すでに日本海の8月前のナマコについては、賠償が実施されたが、今後、このスキームをもとに全道的なナマコ、ホタテについて取り進めていきたい」と述べ、東電から団体損害賠償の考え方、道漁連漁政部から申請手続きの概要を説明した。
道漁連は8月24日のALPS処理水海洋放出の以前から価格が下落した日本海のナマコ(6〜8月)の漁業者による団体賠償請求を取りまとめ、北海道独自のルールを東電と合意した。今後は、日本海以外のナマコ、全道のホタテの被害に対する東電の評価、賠償責任が注目される。
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