水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

8月21日からわが国全域で遊漁によるクロマグロ採捕禁止

2021-08-22 11:28:47 | ニュース

 水産庁によると、各広域漁業調整委員会会長が20日に太平洋クロマグロ(大型魚)の遊漁による採捕禁止に関わる公示を発出し、すでに6月1日からの小型魚採捕禁止と合わせ、わが国全域でクロマグロの遊漁による採捕が禁止される。期間は8月21日から来年5月31日まで。

 指導に従わない等の悪質な違反者に対しては、農林水産大臣が指示に従うよう命令(裏付け命令)をし、その命令に従わなかった場合、罰則(1年以下の懲役、50万円以下の罰金等)が適用される(漁業法第191条)。

 水産庁では、遊漁によるクロマグロ漁獲が調整枠を超え、TACの適切な管理に支障を来すと判断した。


サンマ大型船が解禁 棒受け網漁本格シーズンへ

2021-08-22 09:56:56 | ニュース

 道東沖のサンマ漁は、12日に小型船が出漁し、漁業情報サービスセンターによると、20日までに花咲、厚岸に5隻が5.5㌧を水揚げした。公海まで遠征した小型船は厚岸が1.2㌧、花咲が4.2㌧を水揚げし、平均㎏単価は厚岸で2万円を上回るなど超高値で取引された。全体の平均単価は6,300円となった。

 20日から100㌧以上の棒受け網漁船が解禁され、サンマシーズンは本格化する。予報では来遊は前年を上回るが、漁場は遠く、魚群も拡散する厳しい見込みとなっている。


9月1日(水)から第62回全道漁協みな貯金運動 コロナに負けず「マリンちゃん定期」全道目標100億円

2021-08-22 09:55:15 | ニュース

 9月1日(水)から始まる第62回全道漁協みな貯金運動の内容がこのほど発表され、深山和彦信漁連会長は「コロナ禍でお互いの距離を保ちつつも、参加される皆さんの思いや心はひとつにする運動にしたい」と語った。また、常勤役員を代表し、三河康則専務が「厳しい状況にはあるが、お互い助け合う協同組合の原点に立った運動を継続したい」と述べた。

 重点推進項目の「社会貢献型海の子応援スーパーマリンちゃん定期」は全道目標100億円に設定し、懸賞を1万2千本用意した。10万円ごとに抽選で「海・山の幸セット」が当たる。特賞(1万円相当)が400本、1等(7千円相当)が500本、2等(3,000円相当)1,100本。また、その場で当たる窓口スピードくじは、「マリンちゃんグッズ」が当たる。「マリンちゃん賞」として「お掃除セット」5,000本、ラッキー賞「ふんわりニットスマホグローブ」3,000本を用意し、巣ごもりが続く中、「おうちもスッキリ、心もスッキリ」「ふれあえる日まで温めて待っていてね」の意図を込めた。


道連合海区漁業調整委員会 2年度トド捕獲数486頭、3年度の委員会指示553頭 昨年漁業被害は5億5千万円、宗谷2億、根室1億超

2021-08-22 09:52:49 | ニュース

 道連合海区漁業調整委員会(工藤幸博会長)が、19日午後2時からホテルポールスター札幌で開かれ、今年度のトド採捕の委員会指示を承認数の最高限度111件(前年度実績96件)とし、採捕数の最高限度は前年未消化分37頭を含め553頭、うち日本海538頭、根室海区15頭とする内容で決めた。昨年の採捕実績は上限523頭に対し486頭だった。発令は9月1日付けで、採捕期間は来年6月30日まで。

 道水産林務部水産振興課によると、本道のトドによる漁業被害、採捕数などの報告を受けた。それによると2020年(令和2年度)の被害額は5億5,080万円で、前年に比べ4億184万円減少した。振興局別では、宗谷が2億957万円と最も多かったが、次いで根室が1億3,119万円。漁具などの直接被害額は1億7,200万円、漁獲物など間接被害は3億7,800万円でいずれも減少。トドの採捕数は486頭で前年に比べ98頭減少した。


2021年8月20日(金)発行/北海道漁協系統通信第6577号

2021-08-22 09:50:56 | 系統通信

「まん延等防止重点措置」の対象に石狩地方、小樽市追加
さらに旭川を加え、9月12日まで延長、大型商業施設の制限も

2021年上半期の農林水産物・食品輸出が過去最高に
水産物は1,371億円と前年同期比33%増、ホタテ230億円

JF共済チョコー「介護共済」新設、10月スタート
あしすと(一時払介護共済)、あしすとぷらす(三大疾病特約)

道東沖マイワシ試験操業の漁獲状況(8月3日現在)
サケマス代替操業終漁 マイワシ前年比3割増の6,818㌧

北見管内毛ガニかに篭漁が終漁 3漁協が許容量未達
西部・東部海域の資源量上向きも中部海域の減少が深刻に

道総研網走水試がオホーツク管内毛ガニ密度調査結果を発表
甲長7cm以下の個体が激減 再来年以降の資源量悪化に懸念

2020年度外国人技能実習受入状況調査
漁業326人で前年度比82%増、漁協の受入数3倍に

「今日はお魚!」おさかなポスター展を開催

全国漁業協同組合学校が学生募集 第1回願書受付20日から