水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

道南太平洋スケソウ(12月末) 渡島、胆振で18,705㌧と前年同期に比べ34%増

2020-01-08 09:41:21 | ニュース

 道南太平洋のスケソウ刺し網漁は、漁獲量が不漁だった前年同期に比べ34%増となっており、例年の水揚げに近い水準に追いついてきた。

 道水産林務部によると、12月末の累計漁獲量は、渡島が1万1,567㌧(前年同期8,116㌧)、胆振が7,138㌧(同5,867㌧)となり、合計で18,705㌧。前年同期(13,982㌧)に比べ134%。12月中の漁獲量は9,804㌧で、上限採捕量1万6,800㌧に対し58%の消化率となった。

 累計では、平成21年の2万4,201㌧や22年の2万479㌧に比べ低位にあるが、不漁だった30年、26年を上回っている。水温の低下など沿岸域で産卵に適した条件が整い、12月の水揚げが上向いた。


サンマ2019年獲量(最終・全さんま調べ) 全国4万㌧・前年比34%、128億円・57%

2020-01-08 09:39:08 | ニュース

 全国さんま棒受け網漁業協同組合(全さんま・八木田和浩会長)は1月7日、昨年8月〜12月末の水揚げ状況(最終)を発表した。

 それによると、全国の水揚げは4万517㌧で前年同期の34%、金額が128億523万円と同57%。単価(10㎏当たり)は3,160円と前年同期の1.68倍となっている。水揚げ量は一昨年を下回り、過去最低を記録した。

 北海道は2万1,364㌧で同37%、金額は72億9,906万円で同62%と健闘した。単価は同じく3,416円で1.68倍。このうち、日本一のサンマ水揚げを誇る花咲は1万6,106㌧(同39%)、59億4,191万円(同69%)。


新年号の発送が遅れて申し分けありません。

2020-01-08 09:27:36 | お知らせ

月刊水産北海道の新年号の地方発送は、年明けの1月6日(月)になってしまい、ご迷惑をおかけしております。

皆様ののご健勝と豊漁をお祈り致します。札幌市の水産ビルと道庁の鏡餅・昆布飾りをアップしました。