降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★北國新聞vs北陸中日!=冬の金沢編①

2014年02月26日 | 新聞


浅野川近く東の廓(くるわ)の愛人から
「会いとうございますえ」
とメールが来たので( ←大ウソ。一度言ってみたかっただけ、笑 )金沢を訪れた。

金沢には、小松空港経由。
羽田空港から約1時間ほどだけど、小松空港で
「自衛隊機との離着陸調整のため、5分ほど遅延いたします」
さらに、小松空港からスーパー特急バスで45分ほどで、ようやく金沢市内………かなり遠い。
来春開業予定の、東京ー金沢間約2時間半という「北陸新幹線」を待ちましょう。


「東京を離れたら、地元紙・県紙を買え!」
という先輩整理記者の教えを守り、北國新聞&北陸中日新聞を駅で買った=写真

▽北國新聞=1段12字組み全12段編成( 朝夕刊セット月ぎめ3,925円、朝刊のみ3,007円、朝刊一部130円、夕刊同50円 )
と、と、とにかく、カラーページが凄いのだ。めくってもめくってもカラー!
この日は38ページ建てで、うち32個面がカラー(広告含む)。
早い話、40ページ以上がオフセットカラー印刷できるのだ。
僕が買ったのは金沢市内版で12版。
地域面は石川北、石川南版、かなざわ・金沢版( ←見開きなんだけど、なぜか漢字とひらがな )地方社会版と充実の紙面展開。
ちなみに、1面トップ記事は
「外資系ホテル誘致」
「金沢市/駅西口の市有地に」
「東京五輪までに開業目指す」

▽北陸中日新聞=1段12字組み全12段&10字組み15段編成( 朝夕刊セット月ぎめ3,870円、朝刊一部130円 )
と、と、とにかく中日資金力(かな?)を見せつける、リーズナブルな購読料!
この日は34ページ建てで、カラーは21個面(広告含む)。
地方紙は、カラー印刷ページ数で勝負なのかしらん。
社説・内政・運動面記事などは名古屋本社・東京本社と共通。東京新聞「こちら特報部」はファイル電送かな、紙面レイアウトはまったく同じ。
大沢在昌さん、五木寛之さんの連載小説は、他本社と同じ形ではなく独自に組み替えて掲載している。
1面トップ記事は、
「多選 県民意識に変化/県知事選、本紙世論調査」
「4年前比『是非、一概に言えぬ』10ポイント減」


金沢市内にまったく雪はない。
東京の方が残雪があり、日本は広いのだった( ←おおっ、なんだか椎名誠さん的締め方じゃん、笑)。


(=゜ω゜)ノ