
みなさんご存知のサモトラケのニケです。
この彫刻は、パリのルーブル美術館にあります。
発見されたのは、エーゲ海のサモトラケ島なので、そう呼ばれます。
ニケとは、勝利の女神ですね。
(因みに、スポーツメーカーのナイキはこのニケを英語読みしたものらしいです。
この靴を履けば、勝利の女神が微笑むよということなのでしょう。)
首が発見されていません。ラボルトがその首ではないかという噂があったとお話しましたね。違って良かったです。どうみても合いそうもありません。
発見されたときは、胴体だけで120個くらいにバラバラに壊れていたそうです。
それを、ジグゾウパズルのようにくっつけていったら、このような像になったというわけです。
このニケは、戦いが終わって、勝利の証のように船の先端に舞い降りたところと言われています。着ているものは、海の水しぶきを浴びて濡れているかのように肌にぴったりとくっついています。風にも靡いているので、船の先端にいるのは、恰好がいいですね。ルーブル美術館に行くと、階段の踊り場に恰好よく立っていて、美術館の目玉の一つです。このニケを見上げながら階段を登って行くのです。
時代は、ギリシャのヘレニズムという時代で、同じ時代の彫刻では、ミロのビーナスとラオコーンを覚えておくとよいでしょう。作者は分かっていません。
首を発見したら、すごいことになります。誰か挑戦してみませんか。
この話は、私のDVDシリーズ、美術史のギリシャで語った内容です。
ギリシャの神話、プラトンのイデア論なども含めて、お話しています。
この彫刻は、パリのルーブル美術館にあります。
発見されたのは、エーゲ海のサモトラケ島なので、そう呼ばれます。
ニケとは、勝利の女神ですね。
(因みに、スポーツメーカーのナイキはこのニケを英語読みしたものらしいです。
この靴を履けば、勝利の女神が微笑むよということなのでしょう。)
首が発見されていません。ラボルトがその首ではないかという噂があったとお話しましたね。違って良かったです。どうみても合いそうもありません。
発見されたときは、胴体だけで120個くらいにバラバラに壊れていたそうです。
それを、ジグゾウパズルのようにくっつけていったら、このような像になったというわけです。
このニケは、戦いが終わって、勝利の証のように船の先端に舞い降りたところと言われています。着ているものは、海の水しぶきを浴びて濡れているかのように肌にぴったりとくっついています。風にも靡いているので、船の先端にいるのは、恰好がいいですね。ルーブル美術館に行くと、階段の踊り場に恰好よく立っていて、美術館の目玉の一つです。このニケを見上げながら階段を登って行くのです。
時代は、ギリシャのヘレニズムという時代で、同じ時代の彫刻では、ミロのビーナスとラオコーンを覚えておくとよいでしょう。作者は分かっていません。
首を発見したら、すごいことになります。誰か挑戦してみませんか。
この話は、私のDVDシリーズ、美術史のギリシャで語った内容です。
ギリシャの神話、プラトンのイデア論なども含めて、お話しています。
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