絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

麓原会の今後を考える4

2018-12-12 | いろいろ
麓原会の今後を考えると題して書いてきましたが、出品者が減っているということは、
麓原会だけの問題ではありません。

県展でも、最近では出品が1300くらいになりました。
以前は、1500を超えて、毎年史上最高の出品数と言われ続けました。
県北展も同様です。
私の記憶では、300を超えて400に迫ろうかという時があったと思います。
しかし、今は、200ちょっとです。

私は、この県展、県北展、麓原展には、部員全員で取り組みました。
この三つは全員出品する。できないものは美術部員ではないというくらいのつもりで取り組みました。
だから、これらの展覧会は、本庄第一だけで、必ず60点以上の出品を得ていたわけです。

しかし、それが少なくなったからと言って、それだけではありません。それ以上の減り方をしています。

時代でしょうか。絵を描く人口が減少しているのでしょうか。


学校教育でも、美術の授業は減少していて、私が教師をしていた10年前でさえ、高校の授業として
やっと残っているような状況でした。
今は、それに代わって、情報の授業が入り、芸術科目は単位が減らされています。

ーーー
麓原会の今後を考える場合、会の世の中に果たす役割として、もっと絵を描いて楽しむ人たちを
増やすという活動、これも重要だと思います。
自分が絵を描くだけでなく、その喜びをみんなに伝えていくことを考えるべきだと思います。

絵を描くなんて、心にゆとりがなければできません。
身に危険が迫っていたり、衣食住で困っていたりしたら絵を描くどころではありません。
平和で安全で心配のない状況でなければできません。

だから、絵が描けるのは、幸せな証拠です。

会員会友は、かなりのレベルを持っているのですから、みんな絵の先生ができる人たちです。
どこかのサークル活動で、絵を教えることをどんどんやるべきです。
教えることは、自分が学ぶことでもあるのですから。








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 麓原会の今後を考える3 | トップ | 今日のデッサン会 私のコン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

いろいろ」カテゴリの最新記事