絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

世間も他人も気にしない

2012-09-29 | 読書
昨日、ひろさちやさんの「世間も他人も気にしない」を図書館で読んでいて、気になったので、借りて来ました。



仏様に手を合せて拝む時、「お願い事をしてはいけない、感謝をするのだ」と教えられたとありました。

自分が今度のテストで100点が取れますようにと願ったそうです。そのときに言われた言葉だそうです。

私は、今日も一日無事に過ごせませますようにと祈ります。
旅行に出かける前などは、「仏様に手を合せてから出掛けなよ」と言われたものです。

「何事もなく無事に帰って来られますように」と祈りました。

これが、いけないのでしょうか?

もっと、気になることは、人間はみんな悪人なんだと言っています。阿弥陀仏から見たら全ての人間は、不完全で間違いばかり犯す存在なのだそうです。それを悪人というそうです。
自分は善人なんだと言っている人は偽善者だそうです。

悪人とは、不完全で間違いばかり犯す存在と考えれば、人間はみんなそうかもしれないと思います。神様じゃないですから不完全です。しかし、完全にはなれないけれど、なるべく間違いを犯さないようにしようとは考えているはずです。それがいけないのでしょうか。そうすることを善人(偽善者)と言っているらしいです。


親鸞の「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」は、偽善者でさえ往生をとげるのだから、悪人が往生をとげるのはあたりまえだという意味だそうです。

へええ、と思いました。

品格のある人間になりなさい。立派な人間になるように努力しなさい。世の中の役に立つ人になりなさい。ということは、偽善者の宗教だそうです。

そうでしょうか?
これが、気になってもう少し読んでみようと思います。

この考えで行くと、教育ってなんでしょうね?



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