”岩国空港開港目標日”が国から示されました。 テレビや県からの報告の中で気になった国からの回答文言は、”開港の目標日を12月13日とし、調整を着実に進めてまいりたい” という言い回しです。 開港日を*月*日に決定します、というのが普通です。 この中途半端な言葉の裏には、まだ隠された交渉があるということなのだと考えてしまいました。 その交渉を岩国が飲んでくれれば、開港は12月13日です、とはっきり言えるのでしょう。
その開港との取引条件は、オスプレイを沖縄に配備する前に、岩国に先行移駐し訓練をするということだったようです。 何でも受け入れてきた山口県や岩国市も、さすがにそれをすんなり受け入れることには素直に”オーケー”といえないのでしょう。 だから、目標日という言い方になっているのだと思います。
3月22日に愛宕山を守る会の方々と県庁に行き、知事との面談を申し入れた時、知事には会えませんでしたが愛宕山担当理事とのやり取りの中で、59機の艦載機の移駐は基地機能の強化ではないが、これ以上の負担増(1機でも移駐が増えること、海兵隊の移転、オスプレイが来ること)には、断固として県としても反対していく、とはっきり回答を得ています。 まさか、オスプレイの移駐を空港開港との取引にすることはないと信じますが、しっかりと見守っていかなければなりません。
東京のスカイツリーからの眺望の写真を送ってくださいました