井原すがこの想い

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参議院予算委員会TV中継 ・ 水仙

2012年04月02日 | 政治

夕方、参議院の予算委員会のテレビ中継を父の病室で見ました。 本会議と違い一問一答のやり取りは、とても迫力があり、つい引き込まれてしまいました。 大飯原発再稼動について地元福井県は原発交付金の恩恵を受けてきたのですが、京都府や滋賀県は原発から30キロ以内に位置しているにもかかわらず全く蚊帳の外だったのです。 ”京都・滋賀は原発の地元と言えるのか?” との問いに ”原発の範囲を限定はできません” という趣旨の答弁で、無責任で逃げている言い方に見ている私までむかむかしてきました。

地元の意見を尊重とか、地元の一定の理解・・・とか決まり文句のように言います。 一定の理解とは、とても便利な言い回しで、施策に対してどうにでも都合のいいように進めることができる言葉です。 一定の理解を示す人は、住民なのか首長なのか、議会なのか・・・地元住民が反対しても首長をお金で説き伏せればいいと思っているのかもしれません。

岩国への艦載機移駐についても、山口県知事は ”容認はしていないが、一定理解をし協力している” と言います。 また今日のテレビでも、一番たくさん聞いた単語は、”検討してまいります” でした。 検討するは、やらないことなのです。 

紫陽花の新芽と水仙をいただきました、とてもいい香りが部屋中に漂っています。