STRONG 遠藤 創造と破壊 銀幕の隙間でひとこと。

映画 TV CM 映像の現場で、いい効果やビジュアルを作り出しながら
ここで喋ったりぼやいています。

2008-04-08 14:54:36

2008-04-08 14:54:36 | 映画
おはようございます! こんな時間になってしまったが、業界はいつでも挨拶は「おはようございます」なのです。
まぁ水商売ですから。  本日は午前11時に起きると言う失態。イカンイカン、せっかくの休暇をこのような自堕落な生活では(反省)。そこで今日からまた「脚本」を書き始める事にする。以前書き上げた物の直しもまだ残っていし、書こうと思っていた新作(まぁ短編だが)もある。 そう言えば、昨年末に「台本にして欲しいから、原作を読んでください。」と依頼されて原作(小説)を読んだが、いまでは依頼主からの連絡が途絶えてしまった。どうなったんだろう?  まぁ、あやふやなプロジェクトは放っておいて、自分の作品とプロジェクトを優先してやっていこうと思う。 おそらく皆さんは「アレッ?STORONG E さんって、美術装飾でしょ?」と考えると思いますが、私は若い頃から「脚本」を書いています。別に映像化しようとか(なれば嬉しい限りだが)じゃなく、面白いと思ったストーリーを自分なりに残しておいて、後に何かの役に立てばいいと思って書いてきたのです。昨今はコメディアンが監督をしたり、役者さんが面白い脚本を書いたりしている。もうボーダーレスで、おもしろいものは認められる時代。逆に言うと、おもしろい本を書けるプロがいなくなったとも言えるか? コレはチャンスなんじゃない? みんなで書けばいいんですよ。私も500本以上の台本を読んでますから「門前の小坊主、習わぬ経を読む」ってヤツ。すでに何本かの企画書やプロットを知り合いや某監督に読んでもらったりしているが、続けた方がいいと皆さんがおっしゃるので、調子に乗っかって書いてます。あと数年で50歳になるが、まだまだ攻めて行こうと言う訳。私のような年代が「攻めて」いると言う事は、若い人やこれから業界に入ろうと思う人の「励み」になれば、それだけでも価値があると信じている。美術の仕事には以外と自由が無くて、予算や時間や現場の条件等でかなりの制約を受ける。しかし脚本は、それに比べるとかなり自由に書ける(少なくとも初稿はね)。あとで直しは入るだろうが、最初は自由な世界なんだからヤライデカ!



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何もせずにこんな姿になるのは、イヤじゃありませんか(いずれはなるだろうけど)? この写真は、本物じゃありませんよ。ほとんどプラスティックで出来ているのだ。ちなみに汚れは、インスタントコーヒーに少量の水と血糊だから
かなり香ばしい香りの白骨死体です。こうして、アイディアがいろいろと浮かぶ間は、ストーリーも浮かんでくるんです。みなさんも「夢」出見た事や「思いつき」を何かに記しておくと「ストーリー」が浮かぶゾ! 美術出身の脚本家がいないわけじゃないし(友人は装飾部から脚本家になり、りっぱにやってますよ)、美術出身の監督がいてもいいんじゃない? おそらく私が監督になったら、美術に相当嫌われる監督になるだろうが。人間はいくつになっても、本人の気持ち次第で「可能性」が残されていると信じているのです。いいかな?いいでしょ?常にフレッシュヤングマインドを忘れずに、みんなで映像文化を高めようゼ! さぁて、ゴロゴロしようかな?(ヤル気、ありますよ)


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