STRONG 遠藤 創造と破壊 銀幕の隙間でひとこと。

映画 TV CM 映像の現場で、いい効果やビジュアルを作り出しながら
ここで喋ったりぼやいています。

Oh ! My God !

2011-07-31 22:24:29 | よもやま話し

クランクインまで、残すところあと1日となった本日。

かなり、ショッキングな出来事があった。

それは、太秦警察署のまえで、違反で捕まってしまった。
罪状は、「助手席搭乗者のシートベルト未装着」
原点は、1点で罰金なし。

その手続きたるや 3分ですべてが終了するほどのあっさりとした違反。

しかし、次の書き換えまであと3年、ゴールド免許の資格発生まであと2年だった。

確かに助手席の人間にシートベルトをさせるのは、運転者の義務である。

小生の責任であることは、法律的に間違いは無いのだから罰則を受けるのは当然。

でもなんだか、得心が行かない。

仕事上の立場や関係で、言いづらい事もある。

今回の敗因は、その人が普段は圧倒的な時間を運転席で過ごしているため、シートベルトをする癖や習慣が身に付いているものだと勝手に解釈していたことだ。

これからしばらくは、もっと同乗者に対しての信用度を下げる事になるだろう。
なんか気まずい空気になってしまった。

早く忘れたいが........ゴールド免許が..........欲しかった..........あとちょっとだったのに。

さぁ、いよいよクランクイン。集中集中!

本日の講釈は、ココまで。








ええ加減、自立せえよ。

2011-07-25 21:15:18 | よもやま話し
先日、といっても先月の末の話だが。

ある講習を受け、その証明書を貰う事になっていた。

一度失効してしまったために「新規」として扱われ、一般の更新者と違い講習当日渡しではなく、後日郵送となった。

まぁ、ここまでなら?よくある話と言うか?普通な話。

月が変わり、その7月もあとわずかという 22日。

一緒に仕事をしている先輩が「証明書、来た?今度は使うからね。」と言われ「そう言えば??」となった。

慌てて、先方に問い合わせてみると「7月4日に書留にて郵送しました。」と言われた。

小生は、中東や離れ小島に住んでいる訳ではない。

神奈川県民だ!   郵便物が届くのが20日もかかる訳が無い。

早速、郵便局に問い合わせてみると「わかりませんねぇ」と来たもんだ。

「調べて、後ほどこちらから連絡します。」と言われ、電話を待つがその当日はかかって来なかった。

「カチン!」と来たが、翌日こちらから電話してみると..........。

「担当者が本日休日ですので、連絡をとってみます。」

『ブチッ!』これには、さすがに切れてしまった。

行方不明になったお客の荷物をほったらかして休んでいるどころか?ちゃんと引き継ぎもしていない。

何を言ったか良く覚えていないが、かなり厳しい事を言ったと思う。

すると「何か、大切なものでしょうか?」だって。

「コラァ! 書留ってのは、お前等が位置づけした優先順位だろぉ? 書留だよ!その重要性は、知ってるだろ?」


民営化されて、日本最大の株式会社になったにも関わらず、いっこうに国の擁護から離れた意識が無い。


ヘルメットもちゃんと冠らず、歩道にバイクで乗り上げてくる配達員。

まるで番長のごとく、歩道の真ん中にバイクを停めて配達投函。

ズボンの裾をまくり配達する職員。

目に余る光景の数々。


一般企業になったなら、社員の素行は会社の責任であることを認識せよ。

君たちは、自立しなければならないんだ。

ダダをこねても、もう国営にはならないのだから。



麻生郵便局長、まず詫びを聞きたいんだが。

本日の講釈は、ココまで。


せまる長期地方ロケ。

2011-07-21 11:22:39 | 職業としての映像
台風6号が過ぎ去って、涼しい日になった本日 7月21日。

現在進行中の作品のカメラテストが行なわれる。

いよいよ、クランクイン間近になってきたわけだが。

今回の作品は、殆どが 古都 京都 で撮影が行われ、今度東京に帰って来るのは最悪で 10月下旬となる。

そうなると「ある事」が頭を過る。

それは..........「しばらく、食べられないものは?」ということ。

小生が愛して止まない「東京の味」は、何か?ということだ。

とりあえず、近所のラーメン屋「沙羅沙」は行った。

あとは.......?  「三ツ矢堂製麺のつけ麵」もとりあえず行った。

調布の「たけにぼラーメン」は、絶対に行っておかないとな。

「バブルオーバー」のパイも食べておきたいところ。

とまぁ、こんな感じで「食べる」ことばかりを考えてしまう。

その反面、京都での食生活が楽しみでもあるんだが、そこはやはり懐具合にもよるわけで、
行っている間中そんな事をしていたら破綻してしまう。

こうして、いざ行くとなるとあまり思いつかないものだ。

きっと、向こうに行ってから、「あぁ、アレを食べておけば良かったぁ。」となるんでしょうな。

本日の講釈は、ココまで。








えぇっと、宣伝でぇ~す。

2011-07-20 22:27:39 | 映画の話とかいろいろ
本年最初の作品が DVD になりました。

7月22日 発売です。
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「日本で一番怖い話 江戸怪談」でぇす。

小生とは古い付き合いの「日光江戸村」さん製作。


監督 山田 雅史

出演 岩佐 真悠子 太田 千晶 他

美術は、小生がやっております。

夏の蒸し暑い夜には、お楽しみ頂ける作品だと思います。

是非、ご覧下さい。

本日の講釈は、ココまで。







ちょっと心苦しいかな?

2011-07-11 10:51:55 | 職業としての映像

梅雨も明けて、長い長い夏が始まりました。

現在 小生は?というと、次回作の準備中です。

今回は、美術として受けたオファーではなく、「特効 操演」として仕事を受けました。

小生には珍しく、かなりの大作です。

マンガ原作の時代劇(カンのいい人は、もう解るでしょう?)です。

美術としては、インデペンデンスな作品が多い小生ですが、もう一つの顔である「特効 操演」では、
意外とちゃんとした作品や大作に関わる事が多かったりします。

まぁ、美術で就く時のように作品まるまる一本、べったりといる訳じゃないですけど。

しかし、今回の作品はほんとに規模が大きく、向こう 3ヶ月間 もベッタリと拘束されそうな感じです。

最近は、かなり「特効 操演」の方の仕事が増えて来て、年間の半分くらいしか 美術をやってないかもしれません。

そうなると、このブログのタイトルや 美術のアレコレを知りたくて来て頂いている方々に
罪悪感を感じてしまいます。

仕事を探して来られる方も多いのに「ナンダよ、お前 美術じゃねぇ~のかよ!」と思われますね?

しかし、そんな 小生のもと、今回の作品でも「新人さん」に入ってもらう事にしました。
(有り難い事に応募者があとを絶ちません。ただし、女子ばかりですが。男子!しっかりしなさい!)

まだ学生さんですが、当ブログを通じて 進路相談 をして、美術志望ではありますが今回の作品で小生のアシスタントしながら、一歩引いた視線で美術部の仕事を見てもらう事にしました。

まぁ、美術として働いてもらえないのは「心苦しい」ところですが、とりあえず現場は解ってもらえるでしょう。

せっかく アクション をお越したんですから、なにかの結果として学んで欲しいものです。

しかし、これから先どんどん「特効 操演」比率が高くなったら?

ブログのタイトル、考え直した方が良いかもな?でも4年もやってるしなぁ。

いろいろと迷いつつ。

本日の講釈は、ココまで。








一応、順番にやってます。

2011-07-02 01:37:47 | 職業としての映像
この ブログ を始めたのが  2008年 3月 14日。

本日は、2011年 7月 1日。

もう 3年と 4ヶ月ほど になる。


ブログ をやり始めて、最初に コメント してくれた mai さんこと 小坂 舞 さんは、その後もコメントを入れ続けてくれ、結果このブログから 業界に入った第1号生となってっくれた。

そして、いまは 名字も変わり 素晴らしい事にお腹に赤ちゃんを宿している。

彼女を皮切りに 次々と 当ブログをキッカケに 2人 3人 と映像美術の道に踏み出して行きました。

小生は、業界に入って本年で 30年を迎えます。

その間の正式な お弟子さんは、5人ほどしかおりません。

もしかしたら、師匠やら恩師と考えてくれている方もいるかも知れませんが、とにかく認知しているのは 5人だけ。

その内の一人は、演出部で助監督をやっています。
正式なお弟子さん達は、みんな現役で活躍されています。


そして、気付けばこのブログから 業界に入るお手伝いをさせて頂いた方は、6人となりました。

現在も元気に映像美術の仕事をしているのは、残念ながらその内 2人だけです。

逃げたものもいるし、やりたくても家庭の事情で出来なくなったものもいます。


いつからか、ブログの検索数も増え、いまだに進路の相談や質問が多く寄せられます。

現在の業界の状況から、皆さんのお手伝いをする事が出来ませんが、小生としてはアクションをお越せるものを評価しております。

届いた 質問や相談には、僭越ではありますが解る範囲で全てお答えしております。

皆さんが描いているような?夢の場所が ココにあるとは正直言えませんが、
小生が四半世紀以上を過ごした世界を見せたい気持ちがあるのも確かです。


どうか、諦めずに トライ して欲しいです。

こんな事を書いて、また多くの相談者が来ると 正直困ってしまいますが。

そして、小生のようなモノより、優れた方が業界には多くおります。
よくリサーチして、自分が目指すべき所にいる人間を見つけてから、アクションを起こしましょう。

古いもの新しいもの、出来るだけ多くの映画を鑑賞して、感動したり笑ったり怒ったりして下さい。

それが一番の勉強ですから。

本日の講釈は、ココまで。