STRONG 遠藤 創造と破壊 銀幕の隙間でひとこと。

映画 TV CM 映像の現場で、いい効果やビジュアルを作り出しながら
ここで喋ったりぼやいています。

最初で最後の「撮休」です。

2010-12-12 22:47:09 | 映画
12月10日にクランクイン致しました。

早朝の 5時45分 に 稲城の山崎美術に集合して、一路 奥 日光 に出発して 撮影初日がどんなものになるのか?

この作品が どういう雰囲気で進んで行くのか?なんてことを考えながら 第一現場に到着。

すると......。
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あらあら、予期せぬ そして 歓迎出来ない「すばらしい絶景」がそこには展開されていました。

最初のシーンが「夏の設定」だったために後日に廻され、少々波乱を含んでのクランインとなった。






当 ブログで、今回のために ボランティア の方を募集したが、あまりいい結果とならなった。

しかし、我々には強力な「新しい仲間」が登場した。

彼(推定)は、どんな締め付けにも耐え、逆に小生を締め付けるほどの強者だ。

紹介しよう! 「ノゾムくん」です。↓




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いままでにいろいろな生物を触れて来たが、これはなかなかの感触です。

小生の手が温かいので、なかなか離れてくれなくなりました。

とりたてて、彼が小生の仕事を減らしてくれる訳ではありませんが、癒してくれます。

皆さんが思っておられるほど?気持ちの悪いものじゃありませんよ。

大人しいですから。

さて、本日は「撮休」でしたが、明日から一週間は インターバル無しでクランクアップまで、ブッ通しで撮影となります。

身体が持つか?心配ですが、とにかく いろいろとやらかして参ります。

では。

本日の講釈は、ココまで。





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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご無沙汰しております。 (高山猛久)
2010-12-13 22:26:08
ご無沙汰しております。
お元気そうですね。
只今、来年一月から始まる『銀河英雄伝説』青山劇場の稽古中です。
また、ご一緒できる事、楽しみにしております。

返信する
お忙しい中、失礼いたします。 (石垣潤一)
2010-12-17 02:01:44
お忙しい中、失礼いたします。

始めまして。◯◯ ◯◯と申します。歳は中途半端な28歳になる者です‥。

遠藤様のホームページ、いつも楽しみに読ませて頂いています。なぜ遠藤様宛に書き込みをしたのかは複雑な事情がありまして‥。かなりの長文になります。申し訳ありません。


自己紹介するにあたり、全てを打ち明けるのが筋だと思いますので、マイナスになるであろう部分も全て書きます。



自分は2006年に都内にありますバンタン映画学校在学中、映画『フラガール』美術助手見習いとして4ヶ月弱、現場体験させて頂いたのです。デザイナーの種田さん率いる厳しい先輩達のもと、ヘコたれながらも美術の楽しさ、大変さ、奥深さ、現場の恐ろしさを学びながら走り抜きました。
そして美術の仕事と連携して、人と人とのコミュニケーションの取り方と難しさ、元来内に籠もりがちな自分にとっては美術見習いスタッフの1人として現場で働く上での1つの課題として、苦戦しながらも自分の中では一歩前進出来た気がしました。





そして、ここからなのですが‥。ここからが情けないのです。
フラガールがアップし、映画学校卒業から2ヶ月後、種田さんが手掛ける『怪談』という作品から正式にお給料を頂いて働くという形にまでこぎつけたのではありますが‥。
先述したフラガールの撮影時に体感した撮影現場の混乱や怖さ、小心者であった自分はそれが頭から離れず、東宝スタジオ『怪談』デザインルームに入って1週間足らずで逃げてしまったのです‥‥‥。
築き上げた信頼関係からも逃げてしまったのです‥。無責任な子供になってしまったのです‥。


すぐに戻り謝罪をすれば再び受け入れてもらえた可能性もあったかもしれません。
ですがその一歩が僕には出ませんでした‥‥‥。


それから3年‥。自分が住んでいる所沢でモヤモヤと無目的な日常を送りながらコンビニでアルバイトを続けました。炭酸の抜けたコーラのような方向性の曖昧な毎日であります。
信頼関係からも逃げてしまい、美術という仕事からも逃げてしまった自分は、1つのケジメとして、美術の世界は諦め別の分野の仕事を視野に入れて前に進んでゆくしかないと考えるようになっていきました。

ですが‥。やはり3年間、モヤモヤと美術の仕事の楽しさや、映像制作におけるチームの一員として働くことの大変さと充実感。そして逃げてしまった事の罪悪感‥。 当時を思い出してはテンションが上がったり、駄目な自分を思い出してはテンションが下がったり、のアップダウンが続きます。踏ん切りがつかない自分であります。

2009年の初夏、ふと悩むことはやめ、思い切って当時お世話になった種田さんに、思いを込めた3年越しの謝罪メールを送ってみたのです。

が‥‥、しかしやはり反応はありませんでした。時既にあまりに遅し、一時が万事であります。
今後の為に本来ならメールではなく、直接謝罪をしておくのが筋だと思った自分ですが、それすらも出来ない結果となりました‥。

トホホな自分を再認識し、ズルズルと美術に対する未練を引きずりながらの日々が再び続きます‥。

その後、コンビニのアルバイトを続けていたのですが、漠然とした無目的な惰性の日々に疲れてしまい、今年の1月でアルバイトを辞めてしまいました。

それ以降は、やや引きこもりがちな2010年を送っている自分であります。
そして今日に至ります‥。
去年から美術関連会社のサイト、そして遠藤様のサイトの求人告知はチェックしていたのですが、過去の失敗が足枷となり、なかなか一歩前に出る勇気とその応募資格が自分には無いのではないかとモガいている状態であります。

ではなぜ遠藤様のブログに書き込みをしてみようと思ったのか、それには理由があります。ブログ上におけるリアルな製作の空気、人と人との難しさ楽しさの文章、それが自分にとっては他の美術サイトには無い何かを感じたからです。
意識的にスッと入ってくる感じと言いますか‥。


ノーギャラでも何でも構いません。先輩の鉄拳も覚悟します。自分を使ってはもらえないでしょうか?
一度、自分と会っては頂けないでしょうか?
すぐにどこへでも飛んで行きます。

お手数おかけしてしまい申し訳無いのですが、何かしらのご返事を頂けないでしょうか?


長い書き込みを最後まで読んで下さってありがとうございました。

では失礼致します。
                       


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高山さん。 (strong Endoh)
2010-12-18 14:47:30
高山さん。
本当に久しぶりです。
小生も何とかやっております。
お誘いしてくれて、ありがとう。
何とか調整して、伺うようにします。
これからも頑張ってください。
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◯◯さん。 (strong Endoh)
2010-12-18 14:52:26
◯◯さん。
力強い意思を感じます。
現在小生は、地方ロケに出ておりまして
満足な通信手段が整っておりません。
地方から帰りましたら、また改めてご連絡いたします。
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