STRONG 遠藤 創造と破壊 銀幕の隙間でひとこと。

映画 TV CM 映像の現場で、いい効果やビジュアルを作り出しながら
ここで喋ったりぼやいています。

第4種接近遭遇。

2010-04-30 12:39:29 | 映画の話とかいろいろ

かなり遅ればせながら、「フォースカインド」を DVD で鑑賞しました。

本来、我々のような業種の人間こそが、劇場に足を運び作者の意図通り、スクリーンでそのメッセージや仕事ぶりを受け止めるべきだが、この業種だからこそ?その時間を割く事が出来ないのは実に皮肉な事だ。

さて 映画の内容だが、これはもう皆さんの方が早くに見ているから言うまでもないだろう。

実を言うと小生は、何度か?ナゾの歩行物体を目撃した事がある。

小さい物は、およそ20cm(スカイフィッシュか?)で、大きな物は 山よりも大きく 雲の向こうにタテになって浮かんでいた俗にいう「葉巻型」とか言うヤツ。

幼少期から見ている「スタートレック」や「宇宙家族ロビンソン」「禁断の惑星」とかで、すっかり映画やSFの虜になり、20数年前に「未知との遭遇」を見て リアルに地球外知的生命体を意識した。

その未知との遭遇の原題が「CLOS ENCOUNTERS of the Third Kind」

つまり、第3種接近遭遇だ。

今回の「フォースカインド」は、それの上を行くカテゴリー 4。

なんて、恐ろしいんでしょう。

接触のの上を行く、「拉致」なんです。

しかも 実話。

残念ながら、久しくそういった番組を見かけなくなりましたが。

ものすごく、興味を引かれることは確かです。

映画の中で、主人公(実在の人物)は、懐疑的な社会から迫害されていきます。

科学で説明や証明のしようがない事は、フタをすることで先延ばしにするのが世の中の仕組み。

しかし、それはあくまでも「現在の科学力」では、説明がつかないだけであって我々が遠く及ばないテクノロジーを
持っていれば?いとも簡単に「あぁソレ?それは、こぉヤッたんだよ。」になるかもしれない。

実は、小生も二十代の頃に アダプション されたことがある。

そのころ、目白の友人宅に居候をしていた。

始発まで新宿で飲み明かし、電車に乗り目白を目指す。

急に激しい頭痛と眠気に襲われフラッとなり、気が付くと高田馬場駅を通過中。

目白に到着したが、電車に乗った時から4時間が経過していた。

えっ?アレは、うたた寝ですか? 科学で説明......できるんですね?

WE ARE NOT ALONE !

本日の講釈は、ココまで。






Close_encounter_of_third_kind


いよいよ、先が見えて来たか?

2010-04-26 16:43:03 | 昼ドラ
本年1月にクランクインした「娼婦と淑女」も、ようやく先が見えて来た感じだ。

現在の状態は?というと、いままでの経験では まァまァな感じだと思う。

昨年 の 「非婚同盟」に比べると、かなり人間的な生活をさせてもらっている感じ。

そういえば、先日の「新しい仲間 追記」で、かわいいヒナ達の写真を載せ忘れたので。
Img_5363
どうです? かわいいでしょ?

ほんとにエライもんで、誰も教えていないのに ちゃんと子育てしてます。

しかも グリ(♂)とグラ(♀)で、代わる代わる面倒をみていて、見ているコチラも癒されます。

できれば、我が家に連れ帰りたいところですが........ ミルコ のおもちゃになるだけ。残念。

この子達の里親には、「東華飯店」のおばちゃんが立候補してくれています。

ヒナ達が安定したら引き取ってもらおうと考えております。

番組が終了すると、現在の美術ルームを退去しなければなりませんから。

「インディゴの夜」から現在の部屋にいるので、延べ8ヶ月もいた事になります。

そろそろ、引っ越し準備といったところ。

片付けが大変そうです。

本日の講釈は、ココまで。






「娼婦と淑女」最後のロケハン。

2010-04-24 01:30:53 | 昼ドラ
昨日というか?今朝の4時まで撮影が行われ、本日は 朝9時半集合でロケハンとなった。

空き時間は、5時間ほどです。

長い間続いた「娼婦と淑女」の撮影もようやくゴールが見えて来た。

ロケハンも本日が最後となり、最終話のロケ地を下見。

生憎の天気となったが、撮影当日に悪天候になるよりは遥かにいい。

本日は、都内 → 朝霧高原 → 横浜 を見て回る。

朝までの撮影のため、ロケハン車内は 濃縮された睡眠ガスが充満しており、発車してから 3分ほどで「寝息」が聞こえて来る状態。

とりわけ、現場でズゥ~ッと働いている 照明さんや AD や撮影部さんにとって、都内から朝霧高原への道のりは何よりの御馳走だろう。

さて、その朝霧高原に到着してみると。
Img_5342
その名に恥じる事無く、見事なまでの「濃霧」です。

せっかく遠路はるばるやって来たのに? ここまで隠されるとロケハンになりません。

しかし、出迎えてくれる連中に免じて良しとしましょう。


Img_5341
カナダガンの方々です。3羽ほどおりました。

なんでも 日本をいたく気に入ってくださったようで?2年もカナダに帰らずに居座っていらっしゃるそうです。

嬉しいような?自然の危機を感じるような?

さぁ、この作品も残すところ僅かとなってきました。ラストスパートをかけますか!

軽く気合いを入れ直す思いで。

本日の講釈は、ココまで。





思わぬ再会。

2010-04-21 00:41:28 | よもやま話し
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昨日、と言っても19日だが、現場を抜けて とある 東京ローカルの深夜ドラマの現場にお邪魔した。

まぁ仕事と言えば仕事だったのだが、朝から午後までいることになった。

丁度、お昼ご飯(久々のロケ弁当)を作業の合間に 5分で胃袋に放り込み、出番を待ちながら外でタバコをくゆらせていると、「!!」昔懐かしい顔がコッチに向かって来るじゃありませんか!

「テラ~!」

「オォ、久しぶりぃっす!」

「おぉ、元気だったかぁ? 最近 忙しそうだなぁ? CM 観たぞぉ!」

「今日は、どうしたんですか?」

「うん、ちょっと頼まれて、断れなくてね。コレ(手でジェスチャー)で来たんだよ。」

「あぁ、そうなんですか? よろしくお願いします。」

「いやいや、こちらこそ。ベテランで助かったよ。」

「お互いにもういい歳ですからね?」

「そうだなぁ。ところで、先日 オノちゃんの店(自由が丘 良久 )に行ったって?」

「あぁ、アキラさんの店っすね? 行きましたよぉ。」

「アノ日は、誰が来たんだ? オノちゃんのブログ、伏せ字で解んなかったんだよ。」

「アノ日は、Kさん と Yさん が来てたんですよ。」

「えぇ!? Kちゃん Y が来てたのぉ? ワシも会いたかったなぁ。元気にしてた?」

「はい、みんな相変わらず しぶとい ですよ。」

「あぁ、三船出身は、役者もスタッフもしぶといな?」

「若い頃から、みんな順風満帆に来た訳じゃないですからね。それぞれが何度もドン底を見てるし。」

「ホント、そうだなぁ。(ムム、コヤツいい事を言うようになったな)」

と、こんな感じで会話が弾む。

やはり苦労を共にした時期が同じ連中は、何年振りに会おうとも 心を許せる。

お互いに歳をとり、頭にも白いモノが多くなったが 時間が止まっているようだ。

小生の出番も終わり、テラとは 自由が丘にある 良久(俳優 小野 明良 氏 のジネンジョに拘った店)での再会を約束して、お先に現場を離れる。


インディゴの夜 で一緒だった 森口 とか? テラ とか? 今年は、なんだか 懐かしい顔にまだ会う気がする。

おっと、「テラ」が誰か?って?

じゃぁ、ヒント。

「ファブリーズ」  「海物語」

フフフ、解る人には解るだろう?

次なる再会が誰か?胸をふくらせつつ。

本日の講釈は、ココまで。









やっぱ、マックイーンは カッケェ~!

2010-04-17 00:37:26 | 映画
昨日まで、スタジオ撮影だったが 本日は「撮休」。

深夜まで行なわれたセットを午前中にバラシ、そそくさと帰宅した。

帰ってからしばらくは、無我の境地に陥り何も考えずに過ごした。

夜になってから、テレビ(スカパー!)で映画は何をやっているかなぁ?

ってな具合で番組表を出すと「!!!! オォ!」

もうすぐ「ゲッタウェイ」が始まるところだ!

「見るべぇ、観るべぇ!」

公開当時は、バイオレンス映画といわれていた。

いまとなっては普通の銃撃戦だが、カメラワークや芝居にカタルシスがあるんですよ。

ハイスピードカメラで撮られた「銃撃戦」は、その後流行して世界中で真似されていた。

監督 サム? ペキンパー  脚本 ウォルター? ヒル  そして主演が スティーブ? マックイーン。

アリ? マッグローも超セクシー!カラードなところが、逆に知性を感じさせる。

しっかし、なぁ~んて カッケェ~おじさんだろうか。 若い頃は、小生もそうなろうと思っていたが...........。

随分とかけ離れた 感じになってしまった。無惨としか言いようがない仕上がり。

どっちかと言うと、ウォルター?マッソー みたいなとぼけた感じか?

やはり、ウラ方は ウラ方。 自分の見た目を気にしていたら、仕事に何かなりゃしない。

正直、いい訳です。まぁいまさら両親に文句を言うつもりも無いが。

いやぁ、モテたかったなぁ。もうすぐ 50歳 、もう可能性もないんだろうなぁ。

今度生まれるときは、ウマでもネコでもウジムシでも 「男前」にしてもらおう。

最後は、ツイッターのようになりながらも。

本日の講釈は、ココまで。


新しい仲間 part 3

2010-04-15 23:35:22 | ペット
先日、当ブログにてお伝えした 十姉妹の「グリとグラ」のタマゴが無事に孵りました。

ずぅ~っと、4つとばかり思っていたいた タマゴが、孵ってみれば 5匹の ヒナ になっていました。

小生は、いままでに 鳥類を タマゴ から孵した事が無く、今回ばかりは かなり感動しました。

小学校の頃に 怪我をした カケス を育てた事があります。

非情に賢く、人間の言葉を憶え真似していました。

よく「宿題、ヤレ~!」と言われたモノです。おそらく、小生の両親がスリ込んだでしょう。

カケス は、カラスよりやや小さいですが、小学生にとってはかなり大型の部類でした。

今回の十姉妹は、二匹並べても 手の平に納まってしまうほど、小さく可憐な大きさ。

それが、小さな小さな タマゴ を 5つも生んで、さらに小さな小さな ヒナが、一丁前に ピ~ピ~。

たまりません。

このまま順調に育つと、合計で7匹になってしまいます。

住宅事情を考えると、かなり忍びないので なんとかしてあげようと考えています。

あとは、里子に出すか?

いっそ、金のタマゴでも生んでくれんだろうか?

最後は、欲深き大人の感性で。

本日の講釈は、ココまで。


本日、納車です。そんで、早速。

2010-04-13 23:44:28 | よもやま話し
本日 我が 指揮艦 となる、クリンゴン艦 バード オブ プレイ を受け取った。

やはり、国産の1300cc となると さすがに非力感は否めないが、当座の冒険には何不自由なく操舵できそうそうだ。

妥協に妥協を重ねたと言え、これからしばらく 相棒 として使っていくので、少しでも愛着が芽生えるようにと

いつものように 早速オリジナルステッカー を 艦(車両)の前後に貼付けてみた。
100413_173002
これまたいつも通りに リアウインドーの左下。

これを何も資料を見ずに 解読 出来る方は、かなり重い症状のトレッキーズと言えるだろう。

愛着が湧くようにと定例行事として、自作のステッカーを貼ったが、やはりエンタープライズ号として認める訳にはいかない。

このブログで、再三言い続けて来ている エンタープライズ号と呼べる 車種とは?

それは、去年まで乗っていた チェロキー とか、グランドワゴニア であるとかの類いを言う。

小生が次に乗ろうと考えている エンタープライズ号は?



B74c10b
こんな感じで行こうと思っている。

しかし、これを実現するには、まず絶滅寸前のクジラを未来で繁殖させること。
その後、宇宙連邦に戻り 査問委員会を受けたのちに 提督の地位を追われ、艦長に降格してからの話し。

映画ならこれで、エンタープライズ号の艦長として、再び冒険に出れるが 小生の場合はもう一つ難関がある。

それは、バルカン星人の strong ワイフを納得させねばならないという事だ。

何せ 論理的 にモノを考える種族なので、燃費 ローン 車検 保険 等の具体的かつ正確な数字で攻めて来る。

小生が再び エンタープライズ号 の指揮を司るには、まだまだ時間&お金がいるようだ。

スタートレックに全く興味のない方、解りませんよね?

しかし、小生は断じて トレッキーズ ではない。

本日の講釈は、ココまで。


水と砂

2010-04-12 21:37:10 | よもやま話し
本日は、かなり マニアック? な話題。

番組の収録も大詰めとなり、新規セットも出そろった感じでやや落ち着いて来た。

久しぶりに自宅で、TV鑑賞。

小生がどんな 番組 を観るか?というと。

ずばり、ドキュメンタリーです。「ディスカバリーチャンネル」「ナショナルジオグラフィック」「アニマルプラネット」そして「ヒストリーチャンネル」

無論、各 映画チャンネルと会わせて、観る時はほぼ 15~6時間は平気でテレビの前にいる。

普段の生活が「フィクション」を作ると言う仕事のせいか? 各局で放映されている ドラマ というヤツを一切観ていない。

アナログだろうとデジタルだろうと地上波というヤツをほとんど観ないのだ。

今回は、暇な時に良く観ているディスカバリーチャンネルの「フィーチャーウェポン」を観た。

そう、ここからが マニアック な話題。

今日は、その 近代兵器について書きます。

小生は、副業として「特効」の仕事もしているので、よく「兵器」についても人から聞かれる事が多い。

兵器といってもいろいろなカテゴリーがあるが、きょうは アサルトライフルについて。

皆さんも映画やテレビ等で、見かけていると思う。

SWAT や 特殊部隊 などが好んで使用している銃器だ。

取り回しが良く、あらゆる状況下で機能が安定しているゆえだ。

近年は、コルト社のM4だったり、H&K(ヘッケラー&コック)社の MP5がスクリーンを賑やかしている。


128204692_1
コルト M4




Hk20mp51
H&K MP5


どちらも性能が良く、信頼できる 銃だ。

小生の経験では、MP5の方が扱いが良かったと記憶している。

殺傷能力で言うと M4の方が上になるだろう。

映画の中では、水中から這い上がったり、砂の上で転げ回ってから即座に発砲したりしているが、実際の状況になるとそうは行かない。

映画は、カットを割ってメンテナンスをしてから発砲シーンとなったり、水中や砂漠では 作動しないダミーを
使用して、いざ発砲のときに撃てるものに代えている。

現実に使用している 兵士や警官 たちが、一番 気にかけているのが「水と砂」なのです。

我々の映像の中では、もっと他に描かなければならない「心情」があるので、その辺は省いているのです。

実戦では、そりゃぁ気を使うもんなんです。

敵とであった時やいざと言う時に弾が出なかったり、暴発して怪我をするのは嫌ですから。


しかし、映画やドラマの無茶なスチェーション(カッコ良く見せる?)にも耐え得る「銃」も開発されています。

いまだ映画やテレビであまり見かけた事はありませんが。

HK416
Hk416d10rs_400r_1


小生もモデルガンすら、手にした事はありません。(かなり高価です)

「フィーチャーウェポン」や You Tube で、その性能を観ましたが「信じられない」の一言。

砂に埋めてもちょっと払っただけで、フルマガジン(30発)発射。

しかもボルトが熱を持たない。つまり機関部の故障原因がない。

ナントカという、新しいガスシステムらしいが、驚きの一言です。

水に沈めるどころか、銃口だけ水面から出して発射。その後も水から出して連射。

カタチは良く似ているが、 M4なら分解するどころか暴発して、 射手 が大けがをするような状況でも撃てる。

あぁ、この銃があの頃にあればなぁ。

いずれ撃てる機会があればいいですが。

とまぁ、仕事柄ではありますが、こんな知識も必要になるのでした。

小生は、断じて マニア ではありません。

本日の講釈は、ココまで。


納車 間近となりました。My Vehicle !

2010-04-10 18:56:45 | よもやま話し
なんだかんだと言いつつ、遂に 次なる My Vehicle を決めました。

予定通りに 確定申告の還付金内に収まる「ハナクソ」車 です。

いままでに 小生が購入した 車 で、もっとも妥協した車種。

歴代の小生のクルマには、すべて「エンタープライズ号」と名付けていたが、

今度ばかりはそれは許されない。

しかし、なんらかの 愛着を持たなければ、乗っていられないので.......。

A2501_i1

「バード オブ プレイ(B O P)」と名付ける事にした。

かの ジェームス・T・カーク船長も 仕方なしに指揮をした、クリンゴン艦の名前だ。

次なる「エンタープライズ号」になるまで、ニッサン キューブ ライダー 略して バード オブ プレイ(ナンノコッチャ)に乗る事に決定。

ナント、二十数年振りのニッサン車だ。

その昔に レパード TRX2000ターボ を新車で買ったのだが、R246 を80km で走行していて、

「突然 エンジンが停止した後に、ハンドルロックがかかる」という恐ろしい体験を数回して、

購入より3ヶ月でディーラーに突き返した事がある。

原因は、トラックの強力な無線による電波干渉とのことだが、対策をしてくれなかった。

以来 ニッサン車 を買う事はしなかった。

その後、電波法も厳しくなり、メーカー側にも臨床例が増えた昨今、もう一度チャンスを与えるつもりで

購入を決意した。

さぁ、はたして 小生の相棒となりうる事が出来るのだろうか?

テールに「クリンゴン語」で、バード プレイ(of は、クリンゴン語に F が無いので割愛)と書いてある

シルバーのキューブが小生の My Vehicle です。

断じて、小生は「トレッキー」ではありません。

本日の講釈は、ココまで。


世界で一番有名な日本の俳優。

2010-04-06 14:43:54 | 映画
小生は、かの有名な 三船敏郎 主宰の三船プロダクションの出身である。

三船氏も アメリカではかなり著名だが、それを凌駕する知名度を誇るのが........。

「ゴジラ 氏」である。


先日、Yahoo! ニュース によると 3D で、再びリメイクされるらしい。

詳しい事は、良く知らないが ハリウッド が大きく絡んでいるようだ。


以前にも ローランド・エメリッヒ監督 により、リメイクされた事があった。

小生 個人としては、かなりお気に入りの作品である。

その理由としては、ゴジラ氏 が 生き物 として描かれていたからだ。

本家 日本のそれは、諸処の都合により 大きくかけ離れた存在になってしまっている。



「次回作では、都庁を破壊しよう!」

「ミニチュア 爆破したら、迫力あるでしょうねぇ?」

「よぉ~し、セット組むぞぉ。」

「こんな高層建造物を作るのは初めてだなぁ。」

「いままでの縮尺じゃぁ入りませんね?」

「バカヤロ~!ゴジラを巨大化すればいいじゃぁねぇかぁ!」




結果として、ゴジラ氏は身長 およそ150メートル にもなってしまいました。

セットの大きさ、都庁の大きさ、着ぐるみに入る方の身長 等。

これらを譲歩した結果、有名俳優は巨大化してしまいました。


地球史上で最も大きな 生き物 ブロントサウルス やプレシオザウルスのおよそ5倍。

それを現存しない 最新兵器 や ビーム で、撃退しようとして結果出来ない結末。

余計なお助けファンタジーキャラクターの登場。

最初は、凶暴だったゴジラ氏が地球を守る。

これほどまでになってしまっては、リアリティーのかけらも無く、現代教育を受けている

子供たちを、そして大人たちを楽しませる事が出来るとは到底思えないのでした。

次回作の「ゴジラ氏」が 、より凶暴かつ人類に対しての復讐「生き物」として復活することを

愛しているからこそ、強く望むものでした。

さよならジュピターにならなければいいなぁ、と思いつつ。

本日の講釈は、ココまで。