STRONG 遠藤 創造と破壊 銀幕の隙間でひとこと。

映画 TV CM 映像の現場で、いい効果やビジュアルを作り出しながら
ここで喋ったりぼやいています。

あれから もう一年が経過。

2014-11-24 13:56:58 | 映画の話とかいろいろ
本年も残すところ あと一ヶ月とちょっとになってしまった。

昨年の今頃は、東宝のセットで 毎日「鋼鉄艦 煉獄」関係の撮影で
へとへとになっていた。

あれから もう一年になるのかぁ?
つい 昨日の事のように思い出される。

あれからも そこそこの数の作品に参加しているが
やはり あそこまで全力を投入出来る作品は無いだろう。

おかげさまで、興行もこの上ないほどにヒットして、
あの時の苦労が酬われる思いだ。

写真は、メインロケハン(メインスタッフが移動に会し、撮影現場の下見を行い、それぞれのプランをその現場で話し合ったり
その案件を持ち帰り、さらに練り直したりする事)の時のモノ。
撮影は、VFX 監督 の 小坂氏がしている。
写っているのは?
大友監督 谷垣アクション監督 美術監督 撮影監督 照明技師 録音技師 装飾部 制作部
演出部 そして 小生(操演部 スペシャルエフェクツ)ほか
この男たちが 映画『るろうに剣心 京都大火編 伝説の最期編』を作った男達です。

(そこにロケハンには参加しない 衣装部 メイク部 ヘヤー部 特殊メイク部 特殊造形部 が加わり
それぞれの元に アシスタント が集い、総勢 150名ほど)

そろそろ DVD も発売になり、伝説の最期編の上映もそろそろ終わりを迎えようとしています。
みなさん、まだご覧になっていない方は、是非 DVD 劇場 にてご覧頂きたいです。

いよいよ 明日となりました。

2014-03-20 00:45:43 | 映画の話とかいろいろ
明日 3月21日
いよいよ 『銀幕の裏側を覗いて』をやらせてもらいます。
まだ 若干 お席に余裕があるようですので、お近くで お時間のある方は
是非 お越し頂き 楽しい映画のお話をしましよう。

場所は、 千葉県 野田市 興風図書館 です。
http://www.city.noda.chiba.jp/syoukai/kankou/kofutosyokan.html

時間は、午後13時半から。

るろうに剣心 新作のポスター 焼けこげレアポスター も持って行きますよ。










** お知らせ **

2014-03-07 11:16:37 | 映画の話とかいろいろ
来る 3月21日 に行います。
『銀幕の裏側を覗いて』と題した STRONG ENDOH こと小生 遠藤 剛 の講演。

まだまだ、お席に余裕があるようです。

これから、映画を目指す方。

撮影って、どういう仕事なんだ?と思ている方。

役者さんって?画面の外ではどんななんだ?って興味がある方。

STRONG 遠藤 って、どんな輩なんだ?と知りたい方。

その他 映画 映像に関する興味を少しでも満たしたいと言う方。

お問い合わせを 首をブロントザウルス にしてお待ち申し上げます。

電話番号:04-7123-7611
住所:〒278-0035 千葉県野田市中野台168-1 欅のホール1&2階










お知らせ

2014-02-28 00:05:31 | 映画の話とかいろいろ
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上記にありますように 来月3月21日 に 大変 僭越ではありますが
講演をやらせてもらう事になりました。

『銀幕の裏側を覗いて』と題しまして、小生が今日まで携わって来た作品や
現場のお話を交えまして、みなさんと 映画 映像についてお話ししたいと思っています。

なるべく多くの これから 映像美術 や 映画の仕事 を目指していらっしゃる方と
お話しが出来れば? と考えています。
もちろん 「私は オレは 映画が死ぬほど好きなんだなぁ!」なんて方も大歓迎です。

また 昨年参加した「るろうに剣心」他 の話しも交えまして、みなさんからの質疑に
許される限りの応答をいたしたいとも考えております。
ワーナーさんには、ご理解いただき ご好意により ポスターの貼り出しの許可も得まして、
会場にて チラシ の配布も考えております。

お時間があり お近くにお住まいの方は、よろしければ遊びに来て下さい。

尚 会場には、定員がございます。
定員を超えた場合、ご入場できない場合がございますので、あらかじめご了承くださいますよう
お願い申し上げます。
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お問い合わせ番号
千葉県野田市興風図書館
04-7123-7611
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Photo





えぇっと、宣伝でぇ~す。

2011-07-20 22:27:39 | 映画の話とかいろいろ
本年最初の作品が DVD になりました。

7月22日 発売です。
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「日本で一番怖い話 江戸怪談」でぇす。

小生とは古い付き合いの「日光江戸村」さん製作。


監督 山田 雅史

出演 岩佐 真悠子 太田 千晶 他

美術は、小生がやっております。

夏の蒸し暑い夜には、お楽しみ頂ける作品だと思います。

是非、ご覧下さい。

本日の講釈は、ココまで。







第4種接近遭遇。

2010-04-30 12:39:29 | 映画の話とかいろいろ

かなり遅ればせながら、「フォースカインド」を DVD で鑑賞しました。

本来、我々のような業種の人間こそが、劇場に足を運び作者の意図通り、スクリーンでそのメッセージや仕事ぶりを受け止めるべきだが、この業種だからこそ?その時間を割く事が出来ないのは実に皮肉な事だ。

さて 映画の内容だが、これはもう皆さんの方が早くに見ているから言うまでもないだろう。

実を言うと小生は、何度か?ナゾの歩行物体を目撃した事がある。

小さい物は、およそ20cm(スカイフィッシュか?)で、大きな物は 山よりも大きく 雲の向こうにタテになって浮かんでいた俗にいう「葉巻型」とか言うヤツ。

幼少期から見ている「スタートレック」や「宇宙家族ロビンソン」「禁断の惑星」とかで、すっかり映画やSFの虜になり、20数年前に「未知との遭遇」を見て リアルに地球外知的生命体を意識した。

その未知との遭遇の原題が「CLOS ENCOUNTERS of the Third Kind」

つまり、第3種接近遭遇だ。

今回の「フォースカインド」は、それの上を行くカテゴリー 4。

なんて、恐ろしいんでしょう。

接触のの上を行く、「拉致」なんです。

しかも 実話。

残念ながら、久しくそういった番組を見かけなくなりましたが。

ものすごく、興味を引かれることは確かです。

映画の中で、主人公(実在の人物)は、懐疑的な社会から迫害されていきます。

科学で説明や証明のしようがない事は、フタをすることで先延ばしにするのが世の中の仕組み。

しかし、それはあくまでも「現在の科学力」では、説明がつかないだけであって我々が遠く及ばないテクノロジーを
持っていれば?いとも簡単に「あぁソレ?それは、こぉヤッたんだよ。」になるかもしれない。

実は、小生も二十代の頃に アダプション されたことがある。

そのころ、目白の友人宅に居候をしていた。

始発まで新宿で飲み明かし、電車に乗り目白を目指す。

急に激しい頭痛と眠気に襲われフラッとなり、気が付くと高田馬場駅を通過中。

目白に到着したが、電車に乗った時から4時間が経過していた。

えっ?アレは、うたた寝ですか? 科学で説明......できるんですね?

WE ARE NOT ALONE !

本日の講釈は、ココまで。






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先ほど東京に戻りました! 特大号です!

2009-09-23 22:26:33 | 映画の話とかいろいろ
今回の地方ロケ先は、↓ ココです。

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先週も福島にいた訳ですが、21日から先ほど(23日の午後)まで 福島県相馬市に行って参りました。

大変申し訳ないのですが、小生は東北が苦手な地方となっております。

プライベートでの旅行となると、全く触手が伸びないのが東北地方です。理由は自分でもよく理解出来ません。

しか~し、行ったからには、たとえそれが仕事であっても「オモシロイ」ものを見つけたくなるモノです。

例えば........。




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コレは、あこがれから来るのか?




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これほど「自信満々」な書き込みをしながら「しばらくの間、休業いたします。」と言う札がかかっていた。



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この菓子パン! すばらしい!デザインです。
内容は、4っつに割りやすく切れ目が入っていて、中身はクリームとアンコ。



そして、お待たせ致しました!
「本日のべっぴんさん 東北福島相馬編」


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ホテルから現場までの行きと帰りを歩く事にしていた小生が出会った、最初のベッピンさんである。

この娘は、かなり 胸焼け していたらしく、小生が近づくのもお構い無しで、一心に雑草を貪っていた。

お写真を撮らせていただき、しばらく歩くと 小生を呼び止める 高い声が。

「ニャ~ズラ~」「ニャ~ガンス」(ほんとうは、そう聞こえませんでした)



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真っ黒な「ブサカワ くん」
一見怖い顔をしているが、とて優しい声で哭き 目を細めてご挨拶してくれた。
仕事で疲れた 小生 を気遣ってくたのかい?


てな訳で、その仕事についてもレポート。

今回、何故この地に訪れたかと言うと



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コレは、昭和初期に実在した「築地小劇場」をモチーフにして再現した 「築地劇場」。

かの地に赴いた理由は、それを作るべくベースとなる古い建物を求めての事でした。

つまり、福島で撮影をしていても「設定は、あくまでも昭和の東京 築地」なのです。




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現地エキストラのみなさんや役者さんも、みんな昭和してるでしょ?

建物内の舞台にも 当時を彷彿とさせる 書き割り を建て込み。

二階の小部屋には、主人公が舞台脚本を練り上げる部屋「演出部部屋」↓




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とまぁ、こんな感じでどぉでしょうか?

今回は、小生が業界に入った頃の 撮影所内のスタッフルーム 演技事務部屋を思い出しながら飾らせてもらいました。
小生が入った頃は、こんな環境の中で「泊まったり」「酒を酌み交わしたり」「将棋を打ったり」「殴り合いのケンカをしたり」したものでした。

撮影本隊は、本日より撮影を開始して明日の夕方まで、コノ現場で撮影を行っておりますが、小生は一足早く

東京に戻り、その次に控えている撮影の準備いたします。

現地に残ったメンバー、オイちゃん Hさん Kさん セイワくん 大道具 Tさん バラシは任せましたよ。

小生は、次の現場を仕上げて待っています。

苦手なはずの東北福島に、やや後ろ髪を引かれる思いの中......。

本日の講釈は、ココまで。