STRONG 遠藤 創造と破壊 銀幕の隙間でひとこと。

映画 TV CM 映像の現場で、いい効果やビジュアルを作り出しながら
ここで喋ったりぼやいています。

昨日、イン しました!

2009-10-28 12:38:16 | 映像美術のお仕事
2009年10月27日、横浜市の簡素な住宅街で、クランクインいたしました。

前日は、台風20号のために一日雨に降られる中を「飾り込んだ」アパートの一室で、

昨日とは打って変わっての晴天の中のスタート。

午前6時半に先行して入った我々が、前日の飾りで足りなかった道具を入れ、完全に仕上げて撮影本隊を待ちます。

その間も我々は、時間を無駄にすることなく。

Breakfast!

091027_083501
これを食べると、一日の始まりです。

業界では、知らない人はいないと言うほど ポピュラーな ○ ○ のおにぎり。

ゆで卵バージョンと唐揚げバージョンの2種類。

小生は、つねに唐揚げバージョンで、午前中のエネルギー補充。

食べたところで、本隊合流!

今回、ご一緒させていただく監督は「女性の監督」です。

いままでにも何度か、女性監督とお仕事をさせていただいてますが、気風の良さはナンバー1です。

サクサクとややせっかちな感じで、撮影が進んでいきます。

初日とは思えない撮影分量をこなすために、スタッフ一丸?となり アパート を撮り切ったところで.......。


091027_132901

ナント、本隊は「移動メシ(本来は休憩を入れて食事をとるが、時間を節約するために移動中の車中にての食事。
つまり、運転している人は当然食べられない)」

初日からの移動メシは、先が思いやられる。

小生はと言うと、現場バラシの都合を考えて、撮影中にお先にいただきました。

本隊は現場を渋谷に移して、街中を撮影。

バラシを終えた 小生は、夕方の6時に再び本日最後の現場へ合流して、飾り込みです。




Img_4932

初日から一日に2カ所の飾り込みとは、これまた先が思いやられるが。

現場は、渋谷の路地裏にある 商店の裏の倉庫。

さぁ、これを2時間かけてイジリます。


091027_195801
前作品に引き続き、相棒は山美最強の女史「オイちゃん」。

長年の付き合いで、息のあったコンビネーションでサクサクと作業を進めます。


091027_185001

シャッターをあげた状態で、空いた間口に壁やドアを取り付け。



091027_212801

なんでもない倉庫の間口が、ご覧のように「お店」に変身。

ここは、番組のレギュラーセットになるため、今後何度も足を運び ご覧のセッティングをするために

なるべく毎度の手間を省くために丁寧に仕上げます。

この現場は間口だけを使い、中に入ると「セット」につながる仕組み。

連ドラの初日とは、考えられないようなハードな一日目を終えて、帰宅してみれば 午前3時になっていました。

再々ながら、これまた先が思いやられるスタートにやや恐怖を感じつつ。

本日の講釈は、ココまで。


明日より、クランクインです!

2009-10-26 20:10:17 | 映像美術のお仕事
先日より、仕事場である「TMC」内のとある一室にPCおよびネット環境を整えました。

本日は、その職場よりの更新でございます。

いよいよ明日から、長い長い戦いが始まります。

この作品がクランクアップするのは、それこそ「鬼も笑う」来年の2月末。

まだロケハンも満足に終わっていない状況での クランクイン。

まぁ入ってしまうものは仕方がないので、ひとまずは。



「本日のベッピンさん」

Img_4914
オイオイ、逃げるなよ。コワクないよ。
???神通力が落ちたかな?



Img_4941
ナンダカ?警戒されている感じ?



Img_4915
ソウソウ、そうでなきゃ。

この作品の主要な舞台となる「渋谷」のロケハン中に出会った「ベッピンさんたち」です。

今回の作品は、ロケが主体となるため「ベッピンさんたち」に会える機会が多いと思われます。

現場の様子を含めて、これからもレポートしていきますので、ヨロシクお願いします。

などと、やや媚びを売りつつ。

本日の講釈は、ココまで。(以上、職場より)





そうだったのかぁ。

2009-10-25 01:16:57 | 映像美術のお仕事
クランクインまで、残す所 あと3日となってしまった。

だが、いまだこの先の見通しが見えて来ない。

いずれは解ってしまう事なので言ってしまうが、実は今回の作品は「昼帯」です。

来年の1月からオンエア予定。

しかし、今回は今までにやって来た 同枠のドラマ とは違い、実験的な試みが行なわれている。

いままでにやっていない「システム」と「パターン」を今までのスケジュールで撮ろうというのだ。

試みというよりは、「挑戦」と言った方がいいだろう。

現在出ているスケジュールを、タテに読んだりヨコに読んだり炙り出してみたりしたが.........。

「休みが無い」ということしか読み取る事ができない。

先週の日曜日に休みをとったが、どうやらアレが今年の最後の休みだったらしい。

というか、来年の2月いっぱいまで「無休」の可能性もありうる。

ヤレるのか? イケるのか? strong W は怒らないか? ミルコに忘れられるか? 身体はモツのか? 

クリスマスは?  大晦日の格闘技は見れるのか? 正月も撮影か? 歯医者には行けるのか? 等々

まったく見当がつかない生活に突入です。

おそらく、メンバーを増やさないと 現在のメンバーが全員潰れるような気がします。

さてこれからどうなって行くか? 河の向こうでお楽しみください。

早速 休みたいという強い衝動をおさえつつ。

本日の講釈は、ココまで。
200907182310000





本日より、ようやく ロケハン!

2009-10-22 20:22:17 | 映像美術のお仕事
小生が 今回の番組に合流したのが、10月15日より。

本日より、やっと本格的にロケハンが始まった。

しかし。

クランクインは、来る 27日 なのである。

来年の2月まで「この番組」をヤル予定だが、先が思いやられること頻り。

本日は。
Img_4773

こんな トコ やら。



Img_4820

お家賃が、60万円のマンションやら。



Img_4877

女性の方が遊ばれるクラブ。

その他にも「盛り沢山」な場所を朝から見て回りました。

明日も朝からいろんな物件を見て回る予定。

24日から26日の3日間で、どれほどの準備が出来るか?が「勝負」となりそうだ。

フ◯ドシの緒を締めて行かないとね。

と 我が身にムチを入れつつ。

本日の講釈は、ココまで。


本日より本業、そのの前に。

2009-10-17 23:30:02 | 撮影現場って言うのはね
本日より、本業である(いまのところ)美術装飾として、新番組に合流した。

その前に昨日の副業(コチラもいまのところ)について、話しておこう。

当ブログ によくおこしの方はご存知でしょうが「特効」の仕事です。

昨日の現場は、タイトルは明かせませんが「本編(劇場用映画のこと)」です。

出演者も明かせませんが、かなり豪華なお顔ぶれ。

小生が要請されたのは「エレベーターシャフトでのアクション」他 です。

そのためにセットを建て、小生たちやアクションチームも呼ばれ、CG合成 等も後ほどするので、かなりお金が

かかったシーンと言えるでしょう。

エレベーターシャフトのセットは、コチラ。091016_153801

後のために「グリーン」に塗られています。なられた部分は、違ったモノとして映像に仕上がります。

つまり、塗ってない部分を撮影しているという事。
091016_163501

今回の小生の仕事は「吊り」と呼ばれるカテゴリーで、役者さんや吹替え(アクションチームの場合が殆ど)の

方をワイヤーやピアノ線によって吊りあげます。もしくは、固定する事や飛んでるように見せる事もあります。

簡単そうに思えるでしょうが、吊っている素材は映像として写ってはいけないので、技術やテクニックが必要にな

り、第一に安全の確保をするために知識や経験がモノを言うのです。


091016_163502

身体にワイヤーをつけられ、腰からはピアノ線を張られて、照明さんのセッティングを待つ「アクションチーム童夢

の赤池 さん」。

この待っている時間が、以外と辛いのです。

写真では解りませんが(あたりまえ。映ってはいけないのです。)、身体中に色々なモノがついているからです。


091016_163601

小生も同じく待機しております。

ピアノ線は、張ってから反射等で見えないように「つや消し黒」で塗られているため、肉眼でも見えずに

ケガ人が出る事がありますが、小生の現場では出した事がありません。

当たり前です。 ナンテッタッテ、小生がガッチリと見張っていますからね。



091016_174901

いよいよ吊り上げて、「本番」を待ちます。

小生も「赤池さん」の動きに合わせて、機械をオペレート。息を合わせて..........ヨ~イ、スタ~ト!

このようなカットを合計で、8カットほど撮影して 我々「特効チーム」は、本作品オールアップ(と言っても

2日間しか行ってません)です!

お疲れ様でした!








一夜明けて、本日は 美術装飾として TMC へ行きました。

またしばらくは、ココでの生活という事になります。

今回の番組は、コメディータッチなので、少し楽しみです。

新たな 小生の 仕事場。



091017_114701_2

あとは、PCを設置するだけです。




091017_165302



091017_165201
エンタープライズ号を降りた 小生 は、しばらく電車通勤。

帰り道をウルトラマンやバルタン星人が照らしてくれます。

下積み時代もこの道を通っていましたが、当時の面影を残している建物は、今では殆どありません。

変わってしまった町並みに寂しさを感じつつ。

本日の講釈は、ここまで。


とても眠い。

2009-10-15 21:12:52 | お仕事
先日、TMC での仕事が決定する前に オファー を受けていた「副業」的な仕事を昨日 本日 やってまいりました。

実は、明日も入っています。

昨日本日の現場は、富士山の麓の「本栖湖畔」にて。

昨日は、現場に9時入りだったので、自宅を6時に出て現場に入ったのが9時5分前(ヤバかった)。

東名高速から行ったのだが「集中工事」とやら言う、迷惑千万な作業により所々が渋滞。

集中せんでもいいだろぉ?分散した方がえぇのんとちゃう?

間に合うか間に合わないかのストレスを癒してくれたのが......。

お待たせしました!

「本日のベッピンさん」
091014_090601
他にもスタッフがいたが、小生だけは何の警戒もされずにご覧の有様。

自分で言うのもなんですが「コレは、特技」です。

嫌われた、試しがありません。(エッヘン!)

さて到着時の本栖湖はと言うと。



091014_085801
こんな感じ。

現場は、近くの松林。



091014_122901

他のシーンを先に撮影していたので、結局 小生の出番は10時過ぎから。

そうそう、作品は「レスキュー なんとか?」とか言う、土曜日の朝からやってる「ジャリ番(お子様向けの番組のことで、ライダーや戦隊ものとか?)」でした。

なにを隠そう、小生はこの ジャリ番 というカテゴリーは、初体験です。

いやぁ~新鮮!

大の大人が大勢集まって、真剣に子供たちのために仕事をする姿、感動です。

オファーがあったら、受けてみたいと思ってしまいました。




091014_134201

これは、昨日のロケ弁。

27年もやっていると、どんな内容でも「弁当」と名がついているだけで喜べません。

皆さんも、30年近く毎日のように召し上がれば、わかってもらえるでしょう?






さて、撮影は「デイシーン(日中のシーン)」のみという事だったので、「まぁ17時には、終わるべぇ。」と

タカを括っていたのですが.......暗くなっても全然ヤメずに、終わってみれば18時半で真っ暗。

あのぉ~、これじゃぁ繋がらないんじゃ?ない?.......「これ最終回なんです。」

あぁそお!? 最終回? じゃぁ、撮り切らないとねぇ?

「ところで、ワシ等の出番は?」

「ハイ、本日は撮りこぼしました!(キッパリ!)」

という訳で、本日2日目の撮影が決定しました。

小生のアシスタント(相棒)として来た「ダイスケ(彼も ENDOH だが縁はない)」が、

「明日の分のネタが足りません。」

本隊は、宿泊してこの後「温泉」やら「バーベキュー」をやっていたが、我々は帰京するはめに。

しかも 開始時間は、朝6時からの撮影(オイオイ)だって。

我々は、一路 東京に戻り(途中で大きなシカが交通事故で死んでいたが写真はない)、ネタの補給をして

一度解散した後に午前3時半調布駅前集合とした。



寝たか?寝てないか?よく解らない感じで、調布に到着。

約束の時間を越え、15分待つが 相棒 は現れず電話にも出ない。

現場に穴をあける訳にも行かず、小生一人で本栖湖へ向かう(今度は中央高速 東名は問題外)。

5時に現場に着いて、まだ暗い中を「来なかった 相棒」の分も頑張っていると.....。

Img_4734

まずは、こぉ来て!




091015_061401

んで、こんな感じになりました。

頑張った、ご褒美ですね?

キレイかったぁ。




結局、来なかった 相棒 も 調布から タクシー(4万円の自腹)で、遅れる事1時間で到着。

終わりよければ、全て良しという事で、午前中にて 我々 の出番は終了。

本隊が現場を移動し、取り残された 我々はもくもくとバラシをやり、ひっそりと東京へと向かうのでした。

しかし、身体は充分にヘトヘトなので、早いですが休ませてもらいます。

本日の講釈は、ココまで。





本日は、引っ越し。

2009-10-12 22:51:08 | 映像美術のお仕事
引っ越しと言っても、我が家のではない。

次の作品に向け、作業場所が変わるため「仕事道具や etc」を 稲城の美術会社から

世田谷の TMC(元 国際放映)に移したのでした。

明日から、立て続けに 副業である「特効」の仕事が入っているために 本日しか決行日がなかったのだ。

しかしなんでしょう?この地(世田谷区大蔵)の磁場は 小生に合っているのだろうか?

妙に落ち着く。

まだまだ見習いだった頃、「大江戸捜査網」と一緒に三船プロダクションから 国際放映 に引っ越して来て、

番組終了後も続けてこの地で「太陽に吠えろ!」をやったために 小生の基礎はこの場所で培われた。

何かと言うと、この場所に引き戻される感じがする。

その度に初心を思い起こす事も出来る。

今度は、いつまでお世話になるのか?定かではないが、宜しくお願いします。

ひとつ、不安に感じるのは、せっかく絞りに絞った「肉体」が 東華飯店 やら マクド やら コンビニ弁当 の食生活で、

またフクヨカになってしまうんじゃないか?という事。

元来、睡眠時間が減ると「食べて」体力を保とうとしてしまう悪い癖がある。

もっともっと自分に厳しく行かないとね。

と、我が身を戒めつつ。

本日の講釈は、ココまで。


体重計。

2009-10-12 00:18:34 | よもやま話し
実は、久々に体重計に乗ってみた。

7月くらいから、誰にも言わずに「減量」を密かに意識し始めて、10月の現在まで 体重計 には乗っていなかった。

入浴の際に鏡に写る 我が身 を見て、最近明らかに細くなっている事と、ズボンのサイズやベルトの穴で 確信を得た

ので、先ほどの風呂上がりに計測してみた。

最後に計測した時は、75.5kg だった 体重が「67.5kg」に減っていた。

つまり、この3ヶ月間で 「7kg」の減量に成功した訳だ。

これと言った特殊な方法を用いた訳ではないが、強いて言うなら「歩く事」が増えたからだと思う。

マイカー通勤をヤメ、電車で通勤することと「日課のようになった散歩」。

それに加えて、昭和時代ものの作品をやったのも大きく影響している。

現代のドラマより、昭和や時代物の仕事は遥かに現場での作業が多いからだ。

正直、どちらでもこの仕事をしっかりとやっていれば、太るのは難しい(小生にとってです)。

激務から激務の連続ですから。

現に 75kg になるまでには、3年ほどを要している。

さて、小生の次なる「その激務」が決まりつつあります。

まだこのさきどうなるのか?は、解らないですが「TMC」方面の仕事となりそうです。

すでに台本も頂いておりますが、動きとしては急務を要されていないので、本日も strong W とお散歩に行って来ました。

091011_145801
コレ、すごいでしょ? こんな ススキの穂 ってあるんですね?

明日は、稲城の某美術会社さんに預けてある「商売道具」を T M C のとある部屋に引っ越す予定です。
(それって、決定みたいなもんでしょ?)

と自らにツッコミを入れつつ。

本日の講釈は、ココまで。





映像 美術 装飾 小道具を目指す方へ

2009-10-09 00:20:54 | 映像美術のお仕事
えぇ~、始めまして strong ENDOH と申します。

いつも観て下さっている方は、「ナニ言ってんだ?コイツ!」と仰るでしょう?

実は、最近  当ブログ の検索が「就職を意識した」感じの ワード でヒットされている方が多いので、

ご挨拶から、入らせてもらいました。



良い機会なので、どうしたら?「映像 美術」の職場に入れるか?を本日は紹介しましょう。

その前にひとまず、一服。

200909202127000

さぁ、姿勢を正して読みなさい(ってな事も無く、まずは気楽にどうぞ。)

小生の場合、どうだったか?をまずは紹介します。

小生は、以前にもここで述べたように最初は他方向にベクトルが向いていました。

それは、プロスポーツです。といっても格闘系ですが。

高校時代に膝を壊してしまい、地元で雇ってくれる所も無く(ヤンチャだったものですから)

自分についてを誰も知らない、東京のある企業に就職します。

一年半ほどで、自分が小さく纏まって行くような?恐怖感を覚え、その目を海外へと向けます。

帰国後、小さい頃から好きだった「映画」というモノに興味を持ち、横浜の映画塾に願書を提出。

たまたま、業界にいた 親戚 に「学校なんて行く暇があったら、現場で仕事を覚えろ!」と言われ、

三船プロダクション内の美術工房で、働くようになり 現在に至ります。


つまり、小生の場合は「コネクション」を通じて、業界に入って来ました。


このように「コネクション」を使うのは、決して恥ずかしい事ではありません。

利用出来るラインは、フルに活用すべきです。

しかしこの場合、他の手段より簡単に入った分、仕事に置けるハードルは高くなります。

その理由は、自分の恥や失敗が「その紹介者」にとっても同じ事になるからです。

紹介者が業界内で、有名であればあるほど そのハードルは高いものとなります。

仕事で、その人を「いずれ越える」という気構えが必要とされます。

中には、不義理にも「恥ばかりかかせる」輩もいますが、小生の場合は「田舎に帰りな!」なんて事も

言っちゃいます。


次には、ネットや作品等で名前を調べて、尊敬出来るであろう 人物 とコンタクトをとり、紹介してもらうか?

弟子入りする方法もあります。 これは、コネクションとは違った ハードル を越えなければなりません。

それは、大抵の場合お弟子さんには手加減をしないものです。毎日 厳しい言葉を浴びせられ、時には外科処置的

な事も覚悟しなければなりません。

小生は、コネクションを通じて入り、師匠を見つけ弟子入りしました。(そりゃぁ~厳しかった)


専門学校に入り、卒業後に履歴書を送り面接を受ける。 現在の主流がこれですが、小生としては 弟子入りを

お薦めします。 現場でどんなことにも対応出来る スキル を得るには、一番の方法だと思います。

何人もの人に「寄ってたかって?」いろんな事を吹き込まれるより、一人について基本を学ぶ事が大事だと考えます。

そうして行くうちにいろんな人の教えも頭に入って来るもんです。


昨今の専門学校には、美術ゼミが無くなりつつあります(人気がないから = 商売にならないのが理由)。

もし、これから「映像 美術」について学びたかったり、職業として考えていらっしゃる方は、まず覚悟を決めて

勇気を持って飛び込む事が早い道でしょう。

小生で、答えられる事は 当ブログ でお答えしますので、コメントを入れて下さい。

当 ブログ を通じて、現在 元気に業界で働いている 人もいますよ。

簡単な仕事でもないし、辛い事の方が多い仕事だと思いますが、一度入ったら 他の仕事がつまらなくなる

不思議な仕事です。 大学に行くつもりで、4年もやればだいたいは解るし、やり直しも利きます。

でも辞める人間は、3ヶ月くらいで辞めます。

とにかく、いろんな意味で オモシロイ と言えるでしょう。




200907182251000

誠に残念ではありますが、小生は「まだまだ学ぶべき事」があることに気付き、近年 弟子 はとっておりません。

小生もまだまだ 修行中 ということです。

終わりなき苦行を意識しつつ。

本日の講釈は、ココまで。





初号!

2009-10-07 23:57:30 | 映画
本日は、8月に撮影した Vシネマ の「初号」が行なわれ、お招きを頂いたので行って来ました。

「初号」とは、劇場で上映出来る状態までに編集された作品の試写で、効果音や BGM もすでに挿入されている。

その前の段階での試写は、「オールラッシュ」。

コレは、全ての撮影が終わり全てのフィルムを繋ぎ、ある程度削ぎ落とした状態で、一応セリフ等は入れた状態。

まだまだイジル予定なので、見るととても長い時間を要する。

その前が「ラッシュ」と言って、これは撮影期間中にも行なわれ、現像後のチェックが主な目的で、フィルムのキズ

やフォーカスの状態、照明や繋がり(芝居や持ち物)を結構ドキドキしながら試写室で観る。

がしかし、無音のために暗い試写室内で睡魔にも襲われる。

以上は、全て フィルム で撮影された場合ですけどね。(ちなみにこの作品は、ビデオです)

最近、TVや自主制作が多かったために 久しく「初号」というモノに呼ばれていなかったが、やはりいいですなぁ。

しかも 国領の東映ラボ と来たもんだ。

何年振りかで行きましたが、周りの変わり様に比べて「??」となるくらい変わっていない。

今回の試写室は、地下にある キャパ30席くらいの小さい場所(泣かすねぇ)。

Img_4694

以前は、あたりまえのように来て、見ていたもんですが.....。





さて、作品について 少しだけ言わせてもらう事にする。

この作品は、以前 このブログで「超低予算」と記した作品で、作品名も一度は掲載しました。

解禁前とお叱りを受けたので、直ちに削除いたしましたが。

当ブログを毎日のように来てらっしゃる方は、「あぁアレかぁ?」となるでしょう。

同じ、鐵は踏まないという事で、今回も控えさせて頂きますが、観た感想は言わせてもらいます。

まぁ、自分の作品でもありますから、その辺はお見逃し下さい。

まず感じたのが、104分と言う上映時間でしたが、以外とストレス無く観れました。

現場にいたので、どれほど カット されたか?は解っていますが、充分なドラマに仕上がっています。

努力が報われているなぁ...と思えた事が プチ嬉しかった。

次に役者さんについて。

これは、ワキ役さん達の「勝ち!」

えぇコレについては、いろいろと大人の事情もあるので、これでもギリギリ発言です。




結論。

また同じスタッフ&監督で、撮影をしたい! 出来ればもっと予算をかけて(声を大にします。)!

ちなみにこの作品の 監督は、「仰木 豊 監督」です。

この監督とは、これからも一緒に遊んで(現場で、映像で)行けそう。

ユーモアと根性と気骨あり、恥骨は知りませんが、色々と持っている監督です。

監督!また一緒に遊んで下さいね。面白い事があったら、呼んで下さい。

とか、かるく営業を盛り込みつつ。

本日の講釈は、ココまで。



Img_4732