![](/.shared-blogzine/decokiji/deco1006_nightsky/header.gif)
一昨日の大雨の中、久しぶりに怖い思いをしたので、この機会に話してみる気になった。
一昨日、仕事を終えて一人で車に乗り、帰る途中の出来事だ。
天気は最悪で、温帯低気圧に変わったとは言え、元々が台風だった空模様。
節電の影響もあり、街灯が5つ立っていれば その内の3つは消えている。
道は、以前よりずぅっと暗い。
そこに来ての豪雨が、全力で首を振るワイパーをものともせずにフロントグラスを遮っていた。
速度を出来るだけ落とし、視界を確保しながら走行する。
とは言っても 40km は出している。
なぜか?そんなコンディションにも関わらず、遠回りをして帰ろうと考えた。
最近 精神的に安定していなかったことも一つの原因だが、この破滅的な雨をもう少し味わっていたい。
そんな気持ちだったのだと思う。
それから、車を走らせる事30分ほど。
鶴川街道をまっすぐに町田方面に向けて、町田街道に出てから R 246 で我が家に帰るプランにした。
その時の時刻は、午後23時半頃だと記憶している。
身を前に乗り出し、目を凝らして鶴川街道を走っていると..........。
ズブ濡れの 女性が70mほど先に立っている。
灯りも少なく、いまだにかなりの雨量だったが、なぜか?それが女性だと解る。
車が近づくに連れ、その女性はだんだんとうつむいていた顔を上げて来た。
10m ほど手前になった時、はっきりと顔がわかった!
色白で濡れそぼったその顔には、両方の目が無かった。
眼球が入ってる場所には、浅いくぼみ程度しかない。
「!!!! ヤバイ!」そう感じたが既に遅く。
5m 手前になったときには、無いはずの目がコチラを見ている事が肌に伝わってきた。
その女性は、いきなりコチラに向かって走り出し、
車と小生の身体を貫通して、後方に走り抜けて行った。
ミラーを見ると、やはり目の無い顔がコチラを振り返り見ていた。
車の中と小生の身体や服に僅かに香水の匂いを残して。
ハンドルを握る手は、汗でビッショリになっていた。
実は、小生はこうした経験を幾度と無く子供の頃から体験している。
割と日常的に 彼らや彼女達を感じたり見たりしている。
自らコントロールできないし、見えない時期は全く見る事も感じる事もない。
なにか、バイオリズムが影響しているのか?どうか?解らないが、子供の頃からそのお陰で「変な子」だった。
いつか、こうした体験を 映像化 ?しようと思うが.........多分 良心が許さないかも?
初めて、公にしてみた。
本日の講釈は、ココまで。