シメ！

本年も残すところ、あと数日となりました。

年頭の １月から 日光江戸村 に入り、時代劇 Vシネマ「江戸怪談」でスタートした 2011 年 。
（美術として参加）


２月は、山形で映画「Monsters Club」に（ガンエフェクトにて）参加。


３月 ４月 は、茨城ワープステーション 他 で、愛川欽也 監督作品 映画「勤王やくざ瓦版」（装飾）。


５月 は、金曜プレステージ「破婚の条件」（装飾）


６月は、操演 の単発の仕事を数本こなし。


７月下旬 から 11月末までは、大友組 映画「るろうに剣心」に操演として参加。


今月 12月は、映画とTV の連ドラ を 操 演 で、数本スポット参戦。


明日の 29日で、本年の仕事納めとなる。




振り返ってみれば？「美 術」と「操 演」がほぼ半々の一年となった。

別にどちらかに重点を置いている訳ではない。

どちらも 小生にとっては、大事な仕事であり 追求していきたいカテゴリーなのだ。

他にも 脚本や企画なんかにも首を突っ込んでいる。

これとて、馬鹿にしてやっている訳じゃなく、一生懸命にやっている。

こんな年齢で言うのも何だが？　これからも 映像や映画に対しては、貪欲に絡んで行こうと考えている。




そんな小生を頼って、本年も多くの若者？達に相談を受け、何人かには道を示してあげられる事が出来た。

彼らや彼女等が成功するか？しないか？　やっていけるか？やっていけないか？は、正直 もう小生の知るところではない。


なゼなら？ 開けるドアを教える事は出来るが、中に入って何を成すか？は 当人の問題。


今頃は、来年の卒業に向けて「どぉしよう？」と考えてらっしゃる方もいるだろう？


小生は、当 ブログ において再三言っているが「アクション」を起こさなければ何も起こらない。

勿論、勇気は必要です。

しかも「入る 勇気」じゃなくて、「入ってから続けていく 勇気」を現場は求めているんです。



手前味噌になってしまうかもしれませんが、この歳の 小生が 新しい挑戦をし続けているんですから。

若い人達は、もっとアクションを起こさないとね？

多分、半世紀 も生きている 小生よりは、失うものが少ないでしょう？




さて、来年は ２月クランクイン の２時間ドラマを装飾として参加。（まぁ、すぐに終わってしまうけど）
一月は、その準備とロケハン。

そのあとも、なんとなく 大きな仕事が見え隠れ中。


来年は、おもしろい ニュース をこの場で、発表できる？かも？

そして、また新しい仲間やパートナーを加えて、本年よりも良い年にしたいと思ってます。



本年も皆様には、大変お世話になりました。
来年もさらなる御理解の元、末長いお付き合いが出来ますよう願うものです。

それでは皆様、お風邪などを召さずに 素晴らしい 新年 がお迎え出来ますようお祈り申し上げます。

本年の講釈は、ココまで。

じゃぁね、オバちゃん。

今朝早く、一本の電話で起こされた。

お袋からの電話だった。

「モシモシ、さっき逝ったわ。」

この世で、これほど不快な目覚ましがあるだろうか？一番と言っても過言ではない。



亡くなったのは、小生の 伯母 である。



父方の長女、つまり小生の親父の姉さんだ。



彼女は、幼い父を背負い手を引いて「満州」から、日本に引き上げて来た。

日本に戻ってからは、祖父祖母と一緒に多くの幼い兄弟達の面倒をみてきた。

満州では、ドイツ風の大理石で出来た邸宅で何不自由ない裕福な暮らしをしていた。

終戦を迎え、日本に引き上げてからの生活は、相当苦しかったと聞く。

しかし、亡くなった伯母は、気丈にもいつも笑っていたと言う。

裁縫や仕立てが得意で、それを仕事にしていた。

彼女の家には、いつも最新のミシンがあり、その音がいつもBGMだった。

とてもモダンで、ツィードのロングコートにマフラー、つばの着いた帽子を冠り颯爽と歩いていた。

子供の頃には、よく遊びに行った。

産まれて初めて食べた、プディングを作ってくれたのも彼女だった。

甘くてほろ苦い カラメルソース がやけに大人の味を感じや西洋をさせてくれた。

町に多く住むドイツ人とも交流があり、なんら見劣りしない出立ちで彼らと話していた。

周りの酸素がなくなるんじゃないか？と思わせるようなマシンガントークだった。

いまはもう、その酸素の心配をする必要はなくなってしまった。

彼女の閉じた口は、もう開く事は無いのだから。

どうか、安らかに眠ってほしい。

あなたは、間違いなく ステキな女性でした。

明日、直接お別れを言いに行くからね。

本日は、打ち上げ！

京都から戻り、２週間が経過。

そろそろ、来年の仕事の声も聞こえて来ました。

そして、今夜は「るろ剣」の打ち上げである。

４ヶ月と言う長い期間を共に過ごした戦友達が、一堂に会して呑む訳だ。

京都にいる時は、宿舎の関係で 他部署のスタッフと呑む機会がほとんど無かったので、
今夜は楽しみだ。

しかし、明日は撮影が入っている。
中東辺りの戦場を日本で撮影するため、煙　爆破　火　を使って誤摩化そうという魂胆。

今夜は、朝まで行こうぜ！　と主演に約束させておいて何だが、あまり遅くまでは呑めないだろう。

といまは、思っているが「ノリ」次第では.............やっぱり朝まで行くかも？


何にせよ、前回の作品を断ち切るために 今夜は ヤルぞ。
（ナンノコッチャ）

本日の講釈は、ココまで。