STRONG 遠藤 創造と破壊 銀幕の隙間でひとこと。

映画 TV CM 映像の現場で、いい効果やビジュアルを作り出しながら
ここで喋ったりぼやいています。

舟木くん、お帰り!

2008-09-23 23:37:48 | 格闘技 観戦
先ほど、「DREAM」のオンエアを観た。小生が密かに一番気になっていた試合は「舟木誠勝 vs ミノワマン」である。
なぜなら、舟木選手にどうしても勝って欲しかったからだ。
彼はこんな小生を「先輩」と呼んでくれた。理由は別の機会におはなしするが、彼と朝まで飲み明かした夜に「君はどんなカタチでもリングに戻るべきだ!」と偉そうな事を言ってしまった。酒のチカラを借りていたかも知れないが、それは小生の正直な気持ちだった。幾度か映像を通して接して来たが、その姿はまるで「檻に閉じ込められた、サーカスのライオン」を思わせる悲しさを小生は感じていた。
現場の人間で、そう思っていたのは恐らく小生だけだろう。小生には、上がるリングはないし、ちゃんと上がる事は出来なかった。しかし、彼はリングに上がってこそ輝く星となれる。もちろん、彼は映像界においても真剣に取り組んでいた。芝居に対する姿勢も実直で素直で真面目そのものだ。しかし、「ココは、君がいるべき場所じゃない」。
そして、彼はリングに立った。
別に小生に言われて戻った訳ではなかろうが、一緒にやった作品を最後に彼はリングに戻って行った。そして今回の「DREAM」で、復帰後の初勝利を修めた。「思い出したか?アノ味を。アノ歓声を。」あとは、胸に燻った燃え残りを全て焼き尽くして欲しい。おめでとう、舟木くん!ほんとうにおめでとう!もう檻になんか入るなよ、ライオン!
えっ?小生ですか?小生だって、機会があれば行きますよ。とか言って本日は、「オネェちゃんの部屋」を飾って来ました。設定も把握しないで....。カッコワルゥ~、ダメな先輩で申し訳ない、舟木くん。
本日の講釈はココまで。080923_144601