「モンテ・クリスト伯(中)」A・デュマ著(竹村猛編訳)岩波書店を読みました。
パリの社交界にデビューし、たちまち人気の的となるモンテ・クリスト伯。自分に陰謀をはたらいた知人たちの欲望と秘密を掌握しながら、巨万の富と強靭な意志を頼りに、着々と復讐の準備を進めていきます。
かつて自分を陥れた人たちに対面するダンテス。すべて計画的にじわじわと追い詰める様子がたまらない。
「どのような人物にも秘密や弱みというものはあります。私はそれを掴み利用するだけです」
そんな冷酷なモンテクリスト伯と情に厚いダンテスの二面性。
中巻では彼こそダンテスだと正体を見抜いたものがひとり。
そしてもうひとりは感づいている・・・程度?これは下巻に期待。
中風で手足や口の自由がきかない老人ノワルチェが物語の中で大きな役割を担っているのも面白い。
どのような結末が訪れるのか楽しみです。
パリの社交界にデビューし、たちまち人気の的となるモンテ・クリスト伯。自分に陰謀をはたらいた知人たちの欲望と秘密を掌握しながら、巨万の富と強靭な意志を頼りに、着々と復讐の準備を進めていきます。
かつて自分を陥れた人たちに対面するダンテス。すべて計画的にじわじわと追い詰める様子がたまらない。
「どのような人物にも秘密や弱みというものはあります。私はそれを掴み利用するだけです」
そんな冷酷なモンテクリスト伯と情に厚いダンテスの二面性。
中巻では彼こそダンテスだと正体を見抜いたものがひとり。
そしてもうひとりは感づいている・・・程度?これは下巻に期待。
中風で手足や口の自由がきかない老人ノワルチェが物語の中で大きな役割を担っているのも面白い。
どのような結末が訪れるのか楽しみです。